製品概要
機能と利点
- SPI互換ポート
- ピン選択可能な低負荷動作モード
- 降圧:FCM、DCM、Burst Mode動作
- 昇圧:FCMとDCM
- スペクトラム拡散変調を有効にするためのジャンパ(オプション)
- オプションのPG-HSOF-8-1 MOSFETおよび結合インダクタのフットプリント
- VHIGHおよびVLOW用のオプションのUVLO回路
- SYNC、CLKOUT、RUN、FAULT、PGOOD、PWMENの各ピン
- DC2026C LinduinoボードとQuikEvalソフトウェアで実行できる機能:
- SW1スイッチがBUCK/BOOST位置にある場合、VLOW/VHIGHレギュレーション電圧を増加または減少
- SETCURピンを使用してDC電流制限を変更
- スペクトラム拡散が有効のとき、スペクトラム拡散回路の周波数拡散と変調率を調整
- LTC7872の動作状態と障害を監視
製品概要
評価用ボードEVAL-LTC7872-AZは、LTC7872とLTC7060を搭載した、高出力で高効率の4相双方向コンバータです。VHIGHおよびVLOWというラベルが付いた端子は、電力の方向に応じて入力または出力になります。スイッチSW1がBUCK位置に設定されている場合、VLOWは14V出力を提供します。VHIGH は30V~75Vの範囲の入力で、最大負荷電流は120Aです。スイッチSW1がBOOST位置にある場合、VHIGHは48V出力を提供します。VLOWは10V~14Vの範囲の入力で、最大負荷電流は14V入力電圧で34Aです。最大ILOW電流は両方向とも120Aです。入力電圧範囲内で降圧動作する場合、最大出力電力は1.7kWです。昇圧として動作している場合、入力電圧14Vのときの最大出力電力は1.6kWです。電力フローのどちらの方向についても、最大電力で動作する場合は外部からの空気流が必要です。各位相のMOSFETは、LTC7060ハーフ・ブリッジ・ドライバにより駆動します。
各位相のインダクタ電流は、1mΩの低検出抵抗により、消費電力の少ない高精度のAC/DC電流検出構造を使用して検出されます。LTC7872の定電流ループは、BUCKピンの状態に応じて、VLOW端子を出入りする電流に対してDC電流制限を提供します。この電流は、SETCURピンを使用して設定し、IMONピンを使用して監視することができます。
関連資料
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EVAL-LTC7872-AZ - Schematic2025/02/26PDF140 K
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EVAL-LTC7872-AZ - Design Files2025/02/26ZIP3 M


