製品概要

機能と利点

  • mIDAS-Linkエミュレータ経由で接続
  • 電源オプション:9V電源アダプタ、5V外部電源端子ブロック、USB電源
  • ADuCM420開発システムは、最小限の外付け部品でADuCM420の性能評価を容易にします

製品概要

ADuCM420は、高性能のアナログ周辺機器とデジタル周辺機器を備えた、完全集積型のシングル・パッケージ・デバイスです。ADuCM420は、12ビット、2MSPSデータ・アクイジション機能を備え、最大16個の入力ピン、ARM® Cortex®-M33プロセッサ、電圧D/Aコンバータ(DAC)12個および256kBフラッシュ/EEメモリ2個を内蔵しており、64ボールのウェーハ・レベル・チップ・スケール・パッケージ(WLCSP)を採用しています。

ADuCM420開発システム(EVAL-ADUCM420QSP1Z)には、高精度アナログ・マイクロコントローラADuCM420の全機能を評価するために必要な、あらゆる機能がパッケージングされています。ADuCM420には、外部AINxチャンネル12個、電圧出力DAC(VDAC)のほか、レジスタを介して構成可能な、汎用入出力(GPIO)との様々な共有機能が塔載されています。VDACチャンネルは、フル・スケールで最大2.5Vまたは3.3Vの出力範囲を生成します。

EVAL-ADUCM420QSP1Zボードは、デバイスへの電力供給に、低ノイズ、低ドロップアウト(LDO)リニア電圧レギュレータを使用します。ADuCM420への電力供給方法には、次の3通りのオプションがあります。9V電源アダプタ、5V外部電源端子ブロック、USB電源。

ユーザ・ガイドには、EVAL-ADUCM420QSP1Zの評価用ボード接続について、ステップ・バイ・ステップの設定方法が記載されています。このユーザ・ガイドには、ダウンロードが必要なサードパーティ・ソフトウェア・ツールの評価バージョンに関する情報も記載されています。このほか、このユーザ・ガイドには、提供されたサンプル・コードのロード方法も記載されています。EVAL-ADUCM420QSP1Zボードの写真を、図1に示します。

このユーザ・ガイドを参考にして、個々のエンド・システム条件において独自のユーザ・コードの生成/ダウンロードを実行できます。

ADucM420の完全な仕様については、ADuCM420のデータシートに記載されていますので、EVAL-ADUCM420QSP1Zボードを使用する際は、ユーザ・ガイドと併せて参照してください。

はじめに

必要なソフトウェア

  • ADuCM420インストーラ
  • MDIOWSD
  • Keil® μVision®5
  • IARインストーラ
  • IAR IDEソフトウェア