製品概要

機能と利点

  • 入力電圧範囲:3.8V~20V
  • 抵抗設定:3.3Vの出力電圧
  • 最大出力電流:200mA
  • ジャンパを使用してレギュレータをオンに設定、またはENピンをコネクタに接続して、レギュレータのオン/オフを外部から設定
  • SENSE/ADJピンを出力に直接接続するか、抵抗分圧器を介して接続するかをジャンパで設定
  • VIN、VOUT、GNDのテスト・ポイントで、レギュレーションおよびドロップアウト電圧を監視
  • RCネットワークのコンポーネント・プレースホルダにより、抵抗分圧器を介してSENSE/ADJピンを出力に接続する際のノイズを低減
  • ソフトスタート・コンデンサのコンポーネント・プレースホルダ
  • ソフトスタート電圧監視用のSSテスト・ポイント - LFCSPパッケージ評価用ボードのみ
  • 6ピン(2mm x 2mm)LFCSPパッケージ、または8ピンSOICパッケージ

製品概要

ADPL42002評価用ボードは、ADPL42002(20V、200mA、低ノイズ、CMOS、低ドロップアウト(LDO)リニア・レギュレータ)の性能を評価します。

ADPL42002の評価で使用できる2種類の評価用ボードについては、「Ordering Information」(注文情報)セクションを参照してください。一方のボードは6ピン、2mm x 2mm LFCSPパッケージを搭載しており、もう一方のボードは8ピン、SOICパッケージを搭載しています。

これらの評価用ボードは3.8V~20Vの入力範囲で動作し、3.3Vの出力を供給します。最大出力電流は200mAですが、出力電流はADPL42002の放熱性によっても限定されます。これらの評価用ボードでは、ADPL42002の調整可能なバージョンを使用します。抵抗分圧器によって、調整可能なADPL42002の出力を3.3Vに設定します。この評価用ボードのプリント回路基盤(PCB)に設けられたプレースホルダに、オプションのRCネットワーク・コンポーネントを取り付けることで、調整可能なADPL42002のノイズ性能が固定出力のADPL42002と同等になります。通常、SENSE/ADJピンが出力に直接接続されている固定出力バージョンのADPL42002では、ジャンパを使用して評価用ボードを簡単に構成できます。

これらの評価用ボードには、入力電圧、出力電圧、EN制御信号、グラウンド用のコネクタに加えて、入力、出力、SSピン(LFCSPパッケージの場合)の電圧用のテスト・ピントが用意されています。通常、ジャンパによってENピンをVIN入力に接続しますが、ジャンパの位置を変更して、コネクタ上でENを外部駆動することもできます。ENピンにはプルダウン抵抗も接続されており、このデバイスをオフにする必要があるときにENピンをローに駆動します。

詳細については、ADPL42002のデータシートを参照してください。ADPL42002評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADPL42002 のデータシートも参照してください。