製品概要
機能と利点
- ボードはADPD4200の配置をサポート
- ADPD4200(SPI)はデフォルトでボードに配置
- すべての入出力にユーザがアクセス可能
- 3つの個別駆動される緑色LEDが内蔵
- 1個の赤色LEDと1個のIR LEDを内蔵
- 金属バッフルにより光学的なクロストークをブロック
- Wavetool評価用ソフトウェアとの連動により以下が可能
- 時間領域のグラフ化とロギング
- 周波数領域のグラフ化
- 統計分析
- 他のアプリケーションへのデータ・ストリーミング
製品概要
EVAL-ADPD4200Z-PPG評価用ボードは、ADPD4200測光用フロントエンドを評価する簡単な手段をユーザに提供します。EVAL-ADPD4200Z-PPG評価用ボードは、バイタル・サイン監視アプリケーション、特に手首ベースのフォトプレチスモグラフィー(PPG)用の、別個の部分からなるシンプルな光学設計を実装しています。
EVAL-ADPD4200Z-PPGには、3つの緑色発光ダイオード(LED)、1つの赤外線(IR)LED、および1つの赤色LEDがあり、これらはすべて別々に駆動されます。また、7mm2フォトダイオード1個がボードに実装されています。フォトダイオードには光学フィルタ・コーティングはありません。ただし、IRブロック・フィルタを備えたピン代替デバイス用のピンを使用できます。
このフル機能評価用システムには、Wavetool評価用ソフトウェアのグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)があり、ロー・レベルのレジスタ・アクセスとハイ・レベルのシステム構成オプションをユーザに提供しています。このツールにストリーミングされる未加工データは、遅延がほとんどなくリアルタイムに表示できます。周波数領域と時間領域の両方で表示できます。
Wavetool評価用ソフトウェア(EVAL-ADPD4200Z-PPG製品ページからダウンロード可能)のユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)転送機能により、LabVIEW®やMATLAB®などの外部解析プログラムへのデータ・ストリーム接続とレジスタ設定がリアルタイムで可能になります。
EVAL-ADPD4200Z-PPGボードは、EVAL-ADPDUCZマイクロコントローラ・ボード(EVAL-ADPD4200Z-PPG製品ページから入手)から電力を供給されます。電力条件の他、シリアル・ポート・インターフェイス(SPI)(デフォルト)データ・ストリームがマイクロコントローラによってADPD4200から受信されます。
これら2つのボードはリボン・ケーブルで接続されます。マイクロコントローラはデータを再パッケージ化し、USB経由でPCの仮想シリアル・ポートに送信します。このでーたは、Wavetool評価用ソフトウェアで表示されます。
EVAL-ADPD4200Z-PPGは、ADPD4200用のSPIを使用して、ユーザのマイクロコントローラ開発システムに直接接続することもできます。
ADPD4200の詳細については、ADPD4200データシートを参照してください。EVAL-ADPD4200Z-PPG評価ボードを使用する場合は、ユーザ・ガイドと併せて参照してください。
マーケット&テクノロジー
対象となる製品
パッケージの内容
- EVAL-ADPD4200Z-PPG 評価用ボード
- リボン・ケーブル
- 面ファスナー付きリストストラップ
推奨システム動作環境
その他の必要な機器
Windows7またはWindows10オペレーティング・システムを実行しているPC
EVAL-ADPDUCZ、Cortex-M4マイクロコントローラ・マザーボード
オプション:EVAL-ADPDM4、代替のCortex-M3マイクロコントローラ・マザーボード(EVAL-ADPD4200製品ページから入手可能)
関連資料
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UG-2028: Evaluating the ADPD4200 Multimodal Sensor Front End (Rev. 0)2022/04/11PDF1 M