製品概要
機能と利点
- 3 A TEC ドライバを内蔵した完全な TEC コントローラ
- 動作電圧範囲: VIN = 2.7 V ~ 5.5 V
- TEC 電圧および電流動作モニタリング
- 独立した TEC の加熱および冷却電流制限設定
- プログラマブルな最大 TEC 電圧
- 1.85 MHz ~ 3.25 MHz の外部同期
- 2.5 V リファレンス出力
- NTC サーミスタ接続の入力
- TEC モジュール・ワイヤの出力
- ディスエーブル・ジャンパ
- 45 mm × 25 mm の評価用ボード・サイズ
製品概要
ADN8835CP-EVALZ は、各種の TEC モジュールおよびサーミスタと組み合わせて動作するように設計された設定可能な評価用ボードです。ADN8835(評価用ボードに内蔵)は、H ブリッジ構成で 2 対の相補内蔵 MOSFET を使用し、TEC コントローラを通して双方向電流を供給および制御します。
TEC 冷却および加熱電流制限は 3 A に設定され、最大 TEC 電圧は 2 つのオンボード抵抗分圧器を使用して 3.5 V にプログラムされています。温度設定点回路は、10 kΩ の負温度係数(NTC)サーミスタで機能するように最適化されています。オンボード線形積分微分型(PID)補償ネットワーク部品は、必要な応答時間と温度の安定性を実現するために温度制御ループ特性と熱負荷を一致させる異なる値の部品をハンダ処理することで置き換えることができます。冷却および加熱の TEC 電流制限と最大 TEC 電圧設定も、対応する部品の値を変えることで変更できます。
また、調整可能アナログ・サーマル PID ネットワーク、温度設定点、最大 TEC 電流および TEC 電圧制限用の調整可能部品を持つ ADN8835 ベース・ボードにこのボードを接続することもできます。
ADN8835 の詳細な仕様は、ADN8835 のデータシートに記載されています。評価用ボードを使用する際は、このユーザー・ガイドと併せて参照してください。