製品概要

機能と利点

  • 4層、Rogers 4003CおよびIsola Group 370HR評価用ボード
  • エンド起動、2.92mm RFコネクタ
  • スルー・キャリブレーション・パス(コネクタなし)

製品概要

ADL8142-EVALZは、厚さ8milのRogers 4003CおよびIsola 370HR銅被覆を使用した4層のプリント回路基板(PCB)で構成され、公称の厚さは62milです。ADL8142-EVALZのRFINおよびRFOUTポートは、2.92mmメス同軸コネクタが装着されており、それぞれのRFパターンの特性インピーダンスは50Ωです。ADL8142-EVALZには、−40°C~+85°CのADL8142の動作温度全範囲での使用に適したコンポーネントが搭載されています。ボード・パターン損失を補正するため、J1コネクタとJ2コネクタの間にスルー・キャリブレーション・パスが用意されています。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、J1およびJ2にRFコネクタを差し込む必要があります。スルー・キャリブレーション・パスの性能については、ユーザ・ガイドの表1と図3を参照してください。

ADL8142-EVALZのグラウンド・パスとVDDピンには、表面実装技術(SMT)テスト・ポイント・コネクタ、GND、およびVDDを介してアクセスします。RBIASピンに簡単にアクセスできるよう、VBIASにテスト・ポイントが追加されています(テスト・ポイント・アセンブリについてはユーザ・ガイドの図5を参照)。

ADL8142-EVALZのRF用パターンは、50Ωで接地されたコプレーナ導波路です。パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グランド・プレーンに直接接続します。ヒート・シンクへの適切な電気伝導および熱伝導を確保するため、グラウンド・パドル直下の領域に特に集中させる形で、上面と底面のグランド・プレーンを複数のビアで接続しています。

ADL8142-EVALZの電源デカップリング・コンデンサは、デバイスの特性評価に使用される構成となっています。

ADL8142の詳細については、ADL8142のデータシートを参照してください。ADL8142-EVALZを使用する際は、データシートと併せてユーザ・ガイドを参照してください。

対象となる製品

パッケージの内容

  • ADL8142-EVALZ評価用ボード
  • はじめに

    必要な装置

  • RF信号発生器
  • RFスペクトラム・アナライザ
  • RFネットワーク・アナライザ
  • 電源:4V、100mA