製品概要
機能と利点
- 4レイヤ、Rogers 4350BおよびIsola 370HR評価用ボード
- エンド・ランチ、2.92mm RFコネクタ
- スルー・キャリブレーション・パス(未実装)
製品概要
ADL8113-EVALZは、厚さ0.254mm(10mil)のRogers 4350BおよびIsola 370HR、銅被覆を使用した4層プリント回路基板(PCB)で構成され、公称の厚さは1.60mm(63mil)です。ADL8113-EVALZ上のRFINポートとRFOUTポートには、2.92mmのメス同軸コネクタが装着されています。ADL8113-EVALZには、 ADL8113の動作温度範囲(−40°C~+85°C)全体にわたって使用するのに適した部品が搭載されています。ボード・パターン損失を補正するため、2つのスルー・キャリブレーション・パスが設けられています。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、J5、J6、J11、J12の位置にRFコネクタを差し込みます。スルー・キャリブレーションRFパスの性能については、ユーザ・ガイドの表1を参照してください。
ADL8113-EVALZの電源ピンとデジタル制御ピンには、表面実装技術(SMT)テスト・ポイント・コネクタ、VDD PA、VBIAS、GND、VDD_SW、VSS、VA、およびVBを介してアクセスします。
ADL8113-EVALZのRFパターンは、50Ωで接地されたコプレーナ導波路です。パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グラウンド・プレーンに直接接続します。ADL8113-EVALZへの適切な電気伝導および熱伝導を確保するため、グラウンド・パドル直下の領域に特に集中させる形で、上面と底面のグラウンド・プレーンを複数のビアで接続しています。
ユーザ・ガイドの図5は、ADL8113-EVALZの回路図と、デバイス特性の評価や検証に使用した構成を示しています。
ADL8113の詳細については、ADL8113のデータシートを参照してください。ADL8113-EVALZを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADL8113のデータシートも参照してください。
はじめに
必要な装置
- RF信号発生器
- RFスペクトラム・アナライザ
- RFネットワーク・アナライザ
- 5V、300mA電源
- +3.3Vおよび-3.3V、100mA電源
関連資料
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EVAL-ADL8113 Gerber Files2025/03/25ZIP1 M