製品概要

機能と利点

  • 4つのアナログ入力と8つのアナログ出力を備えたオンボードAD1938コーデック
  • ステレオS/PDIF入出力
  • セルフブートEEPROMメモリ

製品概要

このユーザ・ガイドでは、EVAL-ADAU1452REVBZ評価用ボードの設計、セットアップ、動作について説明します。このボードは、ADAU1452およびADAU1462 SigmaDSP®プロセッサ用のソフトウェアを評価および開発します。ADAU1452とADAU1462は機能的に同一ですが、ADAU1462はより多くのプログラムとデータ・メモリを備えています。ソフトウェアでこのコンポーネントを選択すると、コンパイラに指示してADAU1462にマッチするようにメモリ割り当て量を制限します。

このユーザー・ガイドに記載のこれ以外の手順と説明は、ADAU1462とADAU1452の両方に適用できます。

EVAL-ADAU1452REVBZ評価用ボードは、ADAU1452のデジタル・シリアル・オーディオ・ポート、および一部の汎用入出力(GPIO)にアクセスできます。アナログ入出力は、評価用キットに含まれているAD1938コーデックで提供します。

ADAU1452コアは、アナログ・デバイセズのSigmaStudio®ソフトウェアを使用してプログラムされ、ユニバーサル・シリアル・バス・インターフェース(USBi)を介して評価用ボードに接続します。オンボードEEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)はセルフブート・モードに設定できます。

評価用ボードは6V DC電源で稼働し、ボードの必要電圧に調節されます。プリント基板(PCB)は4層設計で、内層にグラウンド・プレーンと電源プレーンを配置しています。評価用ボードには、外部アナログ入出力用のコネクタと、Sony/Philips Digital Interface(S/PDIF)光学インターフェースを備えています。内蔵の発振器回路とオンボードの12.288MHzパッシブ水晶発振器(Y1)が、マスタ・クロックを提供します。

詳細については、ADAU1452およびAD1938のデータシートを参照してください。EVAL-ADAU1452REVBZ評価用ボードを使用する際は、データシートと併せてこのユーザ・ガイドを参照してください。