製品概要
機能と利点
- ADAR2004 4 × LO4チャンネルRxミキサーに基づく。
- SPIによって制御可能
- 複数のデジタル・インターフェース形式(3.3Vおよび1.8Vロジック)
- オンボードのロジック・レベル変換器、電源用に1.8V低ドロップアウト・レギュレータ
- USBを介してWindowsベースのPCからソフトウェアを制御
製品概要
ADAR2004は、ミリ波ボディー・スキャンなどの用途に最適化された4チャンネル・レシーバーICです。ADAR2004は、10GHz~40GHzの差動入力信号を受信し、最大800MHzの低中間周波数(IF)出力を提供します。各受信チャンネルは個別にゲイン制御されます。
デバイスの全機能および構成オプションで、3線または4線式のアナログ・デバイセズのシリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)からアクセス可能です。
ミキサー局部発振器(LO)パスには、適用LO周波数2.4GHz~10.1GHzの4 × 乗算器が組み込まれています。4 × 乗算器ブロックは、プログラマブル・フィルタを搭載し、ミキサーに到達するまで高調波を抑制します。
2つのプログラマブル・ステート・マシンを搭載し、設定および制御が簡単で、乗算器/フィルタおよびレシーバー・セクションの高速スイッチングを容易に処理できます。これらのシーケンサはSPI経由でプログラムされ、パルス入力(リセットおよび進行)により操作されます。
ADAR2004に必要な電源は2.5V単電源のみで、全チャンネルがオンの場合の消費電力は910mWです。
ADAR1000は、7mm × 7mm、48端子、LGAパッケージに収納され、-40°C~85°Cで仕様規定されています。
アプリケーション
- 工業用スキャナ
- 試験および計測器
- セルラ・インフラストラクチャ:5G mmW
- 防衛用無線、レーダー、電子対抗手段(ECM)
- マイクロ波無線および超小型地球局(VSAT)
関連資料
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EVAL-ADAR2004 User Guide2020/07/29WIKI