製品概要

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デモ回路2815Aは、動作範囲が広く、出力電流制限が設定可能なモノリシック同期昇降圧コンバータLT3120を採用しています。

DC2815Aデモ用ボードには、下記4種類の、ユーザが選択可能な動作モードがあります:

  • コンバータ(JP1)を有効にする際に使用する、正確なプログラマブルEN/UVLOピン。
  • 入力調整設定点(JP2)用のプログラマブルMPPC(最大電力点制御)。
  • Burst Mode®動作および外部CLK/固定周波数PWM(JP3)。
  • プログラマブル出力平均電流制限設定点(JP4)。

LT3120は平均電流モード制御を使用して、電圧ループ補償を簡素化し、良好なラインおよび負荷過渡応答を提供します。

DC2815Aは2.5V~26Vの入力電圧範囲で動作します。デモ用ボードの出力は、5Vに設計されています。LT3120には、入力電圧が出力電圧を上回っている、下回っている、同等である場合の効率を最適化し、動作モード間のシームレスな遷移を可能にする低ノイズ・スイッチング・アルゴリズムが組み込まれています。

PWMモードでは、RT抵抗R5を設定することでスイッチング周波数を400kHz~2MHzの範囲で操作できます。RTが同期周波数より25%~50%低く設定されている場合、LT3120を外部CLKと同期することができます。

LT3120にはオプションのプログラマブルな電流制限があり、出力電流の制御に使用できます。電流制限回路にはISPとISNの間に接続した外部検出抵抗が必要で、電流制限値はPROGピンに接続されたR6とC26を調整することで設定できます。

LT3120には入力調整電圧を設定できるプログラマブルなMPPC機能もあり、またR13、R14およびC28を変更することで調整できます。

LT3120のデータシートには、動作、仕様、および用途の詳細が記載されています。このデータシートは、DC2815Aクイック・スタート・ガイドと併せて参照してください。

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