MAX30001
製造中生体電位（ECG、R-to-R、ペース検出）と生体インピーダンス（BioZ）の測定機能を統合した超低消費電力の単一チャンネルAFE
生体電位（ECG）と生体インピーダンス（BioZ）の測定機能を統合した超低消費電力の単一チャンネルAFE + 心拍数検出アルゴリズム
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格：$7.64
製品の詳細
- IEC 60601-2-47:2012準拠のシステムで使用可能
- 高分解能のデータ・コンバータを備えた医療グレードのECG AFE
- ECGの有効ビット数：15.9ビット、ノイズ：3.1µVPP（代表値）
- BioZの有効ビット数：17ビット、ノイズ：1.1µVPP
- 実環境でのCMRRの大幅な改善と高い入力インピーダンスによりドライ・スタートが向上
- CMRRが100dB以上の完全差動入力構造
- 入力インピーダンスが高いため、コモンモードから差動モードへの変換が向上
- 入力インピーダンスが1GΩ以上と高いため、コモン・モードから差動モードへの変換が極めて少ない
- 高い電極インピーダンスにより、ドライ・スタート時における入力の信号減衰を最小化
- DCオフセット範囲が±650mV（1.8V、代表値）と高いため、様々な電極で使用可能
- 高いACダイナミック・レンジ（ECGでは65mVP-P、BioZでは90mVP-P）により、体動や電極への直接的な衝撃が生じた場合の飽和を防止
- 競合ソリューションと比べて長いバッテリ寿命を実現
- （ECGの場合）1.1Vの電源電圧時：85µW
- （BioZの場合）1.1Vの電源電圧時：158µW
- リード・オン割込み機能により、有効なリード状態が検出されるまで、マイクロコントローラをディープ・スリープ・モードに維持可能
- リードオン検出電流：0.7µA（代表値）
- 割込み機能のある心拍数検出機能を内蔵しているため、マイクロコントローラでの心拍数アルゴリズムの実行が不要
- 動きの激しい環境下での安定したR-R検出を、極めて低い消費電力で実行可能
- 割込みの設定を通じて、拍動でのみマイクロコントローラを起動することにより、システム全体の消費電力を抑えることが可能
- 高い精度により、より多くの生理学的データを抽出可能
- 32ワードECG FIFOと8ワードBioZ FIFOにより、MCUを256msパワー・ダウンして全データを取得可能
- 高速SPIインターフェース
- シャットダウン電流：0.6µA（代表値）
MAX30001は、ウェアラブル・アプリケーション向けの全機能内蔵型の生体電位／生体インピーダンス（BioZ）アナログ・フロントエンド（AFE）ソリューションです。臨床やフィットネス・アプリケーションで高いパフォーマンスを発揮すると共に、超低消費電力により長いバッテリ寿命を実現しています。MAX30001は、心電図（ECG）波形、心拍数、ペースメーカー・エッジ検出機能を備えた単一の生体電位チャンネルと、呼吸測定機能を備えた単一の生体インピーダンス・チャンネルから構成されます。
生体電位チャンネルと生体インピーダンス・チャンネルは、ESD保護、EMIフィルタリング、内部リード・バイアス、DCリード・オフ検出、超低消費電力、スタンバイ・モード時のリード・オン検出、内蔵セルフ・テストのための豊富なキャリブレーション電圧を備えています。電極に生じる大きなトランジェントは、ソフト・パワーアップ・シーケンシングによって防止されます。どちらのチャンネルも、高入力インピーダンス、低ノイズ、高いCMRR、プログラマブル・ゲイン、様々なローパス・フィルタとハイパス・フィルタ・オプション、高分解能A/Dコンバータを備えています。生体電位チャンネルはDC結合されており、電極間の大きな電圧差にも対応でき、また、高速回復モードを備えているため、除細動や電気外科手術といったオーバードライブ状態からも速やかに回復することができます。生体インピーダンス・チャンネルには、内蔵されたプログラマブルな電流駆動機能があり、一般的な電極を使用できるほか、2本または4本の電極計測に対応できる柔軟性があります。生体インピーダンス・チャンネルには、ACリード・オフ検出機能もあります。
MAX30001は30バンプのウェーハレベル・パッケージ（WLP）を採用しており、0°C～+70°Cの商用温度範囲で動作します。
アプリケーション
- 生体認証およびECGオンデマンド・アプリケーション
- 胸部バンド型心拍数モニタ（フィットネス・アプリケーション）
- インピーダンス・ベースの心拍数検出
- 呼吸および体内水分量モニタ
- 単一電極イベント・モニタによる不整脈検出
- 単一電極ワイヤレス・パッチによる入院患者／外来患者モニタリング
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
ユーザ・ガイド 1
アプリケーション・ノート 1
デザイン・ノート 4
技術記事 5
評価用設計ファイル 1
Analog Dialogue 1
| 製品モデル | ピン／パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
|---|---|---|---|
| MAX30001CWV+ | 30-WLCSP-N/A | ||
| MAX30001CWV+T | 30-WLCSP-N/A |
| 製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
|---|---|---|
| 該当なし | ||
|
8 17, 2020 - 2075A TEST |
||
| MAX30001CWV+ | 製造中 | |
| MAX30001CWV+T | 製造中 | |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
ツールおよびシミュレーション
IBISモデル 1
評価用キット
MAX30001の評価キット
機能と利点
- MAX30001を評価するための便利なプラットフォーム
- 多数のアクセスしやすいテストポイント
- 個別の消費電流を測定
- タッチプルーフケーブルコネクタ
- Windows® 7/8/10対応GUIソフトウェア
- 完全実装および試験済み
- IEC 60601-2-47準拠のテストを容易化
- 超低電力設計
製品詳細
MAX30001の評価システム(EVシステム)は、生体電位(ECG、R-R、およびペース検出)および生体インピーダンス(BioZ)測定機能を備えたMAX30001の機能と特長を評価するための単一のプラットフォームを提供します。このEVシステムは、MAX30001の評価キット(EVキット)およびウェアラブル用Cortex-M4FマイクロコントローラのMAX32630FTHRを搭載しています。MAX32630FTHRはMAX30001のEVキットに給電し、EVキットのGUIプログラムを使用するために必要なファームウェアを備えています。このEVキットには出荷時にジャンパが実装され、電源電圧は標準動作値に設定されています。オプションの接続が存在し、それらをシャントすることによって異なる機能を使用することができます。
このEVシステムは医療装置ではありません。
MAX30001EVSYSによる生体インピーダンス(Bio-Z)の測定方法
デザインソリューション：Take the Stress Out of Wearable Heart Monitoring ›アプリケーション
- 生体認証およびECGオンデマンドアプリケーション
- フィットネスアプリケーション用チェストバンド心拍数モニタ
- インピーダンスベースの心拍数検出
- 呼吸および水分量モニタ
- 不整脈検出用シングルリードイベントモニタ
- 入院患者/外来患者監視用シングルリードワイヤレスパッチ
資料
リファレンス・デザイン
ヘルスセンサープラットフォーム2.0