MAX1710
高速、ノートブックCPU用、デジタル調整ステップダウンコントローラ
すべて表示デジタル調整可能なステップダウンコントローラ、わずか4つの出力コンデンサで12Aモバイルプロセッサを駆動
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特長
- 超高効率
- 電流検出抵抗無し(損失のないILIMIT)
- 負荷ステップ応答が100nsのQuick-PWM
- 全ラインおよび負荷範囲においてVOUT精度が±1%
- 4ビット内蔵DAC (MAX1710)
- 5ビット内蔵DAC (MAX1711/MAX1712)
- 出力調整範囲:0.925V~2V (MAX1711/MAX1712)
- バッテリ入力範囲:2V~28V
- スイッチング周波数:200/300/400/550kHz
- リモートGNDおよびVOUT検出
- 過電圧/低電圧保護
- 1.7msディジタルャtトスタート
- 大きな同期整流器FETを駆動
- リファレンス出力:2V ±1%
- パワーグッドインジケータ
- パッケージ:小型24ピンQSOP
MAX1710/MAX1711は、ノートブックコンピュータのコアCPU DC-DCコンバータ用のステップダウンコントローラです。最新のCPUのコア電源に必要な超高速過渡応答、高DC精度および高効率の組合せを特長とします。マキシム独自のQuick-PWM™クイック応答、一定オンタイムPWM制御方式は、広い入力/出力電圧比を容易に処理し、比較的一定のスイッチング周波数を維持しながら、負荷トランジェントに対して100ns「インスタント・オン」応答を提供します。
高いDC精度は、グランドバスおよび電源ラインの電圧降下を補償する2線式リモート検出方式によって保証しています。内蔵のD/Aコンバータ(DAC)は、Mobile Pentium II® CPU仕様に従って出力電圧を設定します。
MAX1710は、従来の電流モードPWMから電流検出抵抗を除去することにより、低コストで高い効率を達成しています。また、非常に大きな同期整流器MOSFETを駆動する能力があるため、効率はさらに向上しています。
1段バック変換を使用することにより高圧バッテリを直接ステップダウンし、最高の効率を達成できます。これに対し、高いスイッチング周波数で2段変換(バッテリの代わりに+5Vシステム電源をステップダウン)を使用すると、デバイスのサイズを最小にすることができます。
MAX1710/MAX1711は、MAX1711で4ビットDACの代わりに5ビットDACを使用していることを除けば同じ製品です。また、MAX1711では、過電圧保護スレッショルドと低電圧保護スレッショルドがそれぞれVOUT = 2.25VおよびVOUT = 0.8Vで固定になっていますが、MAX1710ではこれらのスレッショルドがVOUTに追随して可変になっています。MAX1711は、DACコードが動的に変化するアプリケーション用です。
アプリケーション
- CPUコア用DC-DCコンバータ
- ドッキングステーション
- ノートブックコンピュータ
- シングルステージ(BATTからVCOREの)コンバータ
- 2段(+5VからVCORE)コンバータ
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ドキュメント
データシート 2
技術記事 2
ソフトウェアおよび製品のエコシステム
評価用キット 1
MAX1711EVKIT
MAX1711の電圧ポジショニング評価キット
製品の詳細
MAX1711の評価キット(EVキット)は、電圧ポジショニング式の大電力、動的可変ノートブックCPUアプリケーション回路を実証します。電圧ポジショニングはCPUの消費電力を低減し、出力容量の条件を緩和します。このDC-DCコンバータは高電圧バッテリやACアダプタをステップダウンして、高精度、低電圧CPUコアVCC電源電圧を生成します。
MAX1711のEVキットは7V~24Vのバッテリ入力範囲からディジタル可変0.925V~2V出力電圧を提供します。連続出力電流12A、ピーク14.1Aを供給し(スイッチング周波数550kHz)、優れたラインおよび負荷過渡応答特性を備えています。MAX1711のEVキットは、制御された時間内に、入力サージ電流を制限しつつ出力電圧遷移を達成するように設計されています。
このEVキットは完全実装および試験済みの回路基板です。
アプリケーション
- CPUコア用DC-DCコンバータ
- ドッキングステーション
- ノートブックコンピュータ
- シングルステージ(BATTからVCOREの)コンバータ
- 2段(+5VからVCORE)コンバータ