アナログ・デバイセズのIMUが採用されている
アプリケーション・フィールド

6自由度(6DoF)が利用されるIMUアプリケーション・フィールド

IMU_0086DoFのIMUは、
3軸の加速度センサーと
3軸のジャイロセンサー(角回転加速度センサー)

を統合しています。

これにより、6DoFのIMUは、x,y,z軸に対する加速度と、x,y,z軸周りの回転角加速度を、シリアル通信(SPI通信)のみで精密に計測することができます。このような特徴から、6DoFのIMUは、汎用的なドローンの姿勢制御や、超高精度カメラなど特殊なカメラに求められる高性能な振動・振れの補正などに利用することができます。

主な6DoFのIMU


7自由度(7DoF)が利用されるIMUアプリケーション・フィールド

DJI7DoFのIMUは、
6DoFのIMUのセンサー(加速度・ジャイロ)と
気圧センサー

を統合しています。

気圧センサーの統合により、6DoFのIMUの計測内容に加えて、センサーが置かれた場所の高さ情報を計測することができます。そのため、山岳地帯など標高差・高低差のある環境に順応できる高精度で特殊用途のドローンなどのシステムへ高い親和性を発揮することができます。

主な7DoFのIMU


9自由度(9DoF)が利用されるIMUアプリケーション・フィールド

IMU_0109DoFのIMUは、
6DoFのIMUのセンサー(加速度・ジャイロ)と
3軸の磁気センサー

を統合しています。

磁気センサーを使って、地球の地磁気を計測することにより、6DoFのIMUの計測内容に加えて、方角を正確に取得できます。これにより、不安定な足場で長距離を走行・航行する環境においても、システムの進行方向を地球の地場から判断できますので、スマート・トラクターや、海上の船舶など、環境への適用力が求められるアプリケーション設計に採用できます。

主な9DoFのIMU


10自由度(10DoF)が利用されるIMUアプリケーション・フィールド

Rocketdyne10DoFのIMUは、
9DoFのIMUのセンサー(加速度・ジャイロ・磁気)と
気圧センサー

を統合しています。

10DoFのIMUは、最も多くのセンサーが統合されたIMUであり、9DoFに高度情報が追加されることで、高速移動する航空アプリケーション、つまりは航空防衛領域をはじめとした最先端のアプリケーションの実現に高い効果を発揮できます。

主な10DoFのIMU