アナログ・デバイセズのMEMS加速度センサーが採用されている
アプリケーション・フィールド
加速度センサーが活躍するアプリケーション・フィールド
アナログ・デバイセズの振動計測用加速度センサーは、これまで高価なピエゾ抵抗効果型加速度センサーでしか計測できなかったハイエンドな計測を、半導体センサーによって実現する画期的なデバイスです。 これにより、半導体のメリットであるローコスト、小型化、扱いやすさを、ハイエンドなアプリケーションに取り入れることができます。すでに大量に設置された産業機器や、風力タービンのモニタリングを、より簡単に、より堅牢に、実現いただけます。 |
3軸加速度センサーは、ウェアラブル・デバイス、衝撃トラッカーなど、さまざまな方向の加速度が発生するアプリケーションに適しています。 また、超低ノイズ・超広帯域といった特長と、半導体の堅牢性を併せ持つため、橋をはじめとする高振動かつ多軸方向の加速度が発生する、構造物のモニタリングにおいて大きな期待が寄せられています。 |
加速度センサーと他のセンサーの協調により拓かれる
アプリケーション・フィールド
加速度センサーと他のセンサーを協調動作させることにより、さらにハイエンドなアプリケーションを実現することができます。 IMUは、パッケージ内に加速度センサーを中心に、ジャイロセンサー、磁界センサー、気圧センサー、温度センサーを統合した、先端的なセンシング・デバイスです。精密さが強く求められる産業機器や航空防衛領域に採用されています。 また、ADAS(先進運転支援システム:Advanced Driver Assistance Systems)では、加速度センサーとジャイロセンサーの連携により、周囲の環境の影響を受けずに、車両速度や進行方向を算出することができます。GPSの電波が届かないトンネルや高層ビル街でも安心かつ安全な走行支援を実現します。 |
おすすめ製品
ADXL354

アナログ出力ADXL354とデジタル出力ADXL355は、低ノイズ密度、低0gオフセット・ドリフト、低消費電力の性能を備え、測定範囲を選択できる3軸加速度センサーです。ADXL354Bは±2gと±4gのレンジ、ADXL354Cは±2gと±8gのレンジ、ADXL355は±2g、±4g、±8gのレンジに対応します。ADXL354/ADXL355は業界最先端のノイズ性能、温度に対して最小限のオフセット・ドリフト、長期的な安定性を備え、最低限のキャリブレーションで高精度のアプリケーションを実現します。
小型フォーム・ファクタで低消費電力の高集積ADXL355は、モノのインターネット(IoT)センサー・ノードなどのワイヤレス製品設計に最適です。
ADXL355の多機能ピンの名称は、シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)またはI2Cインターフェースの該当する機能のみで表される場合があります。
アプリケーション
- 慣性計測ユニット(IMU)/姿勢方位基準装置(AHRS)
- プラットホーム安定化装置
- 構造健全性モニタリング
- 地震画像処理
- 傾斜検知
- ロボット
- 状態監視
Applications
産業用オートメーション技術(IAT)
ヘルスケア
- バイタル・サインの計測
- ウェアラブル健康モニタ
ADXL355

ADXL355は新しいファミリの低ノイズ密度、低0 gオフセット・ドリフト、低消費電力の3軸MEMS加速度計の一部で、測定範囲は選択可能です。ADXL355は範囲±2.048 g 、範囲±4.096 gと±8.192 gをサポートし、業界最先端のノイズ、温度のオフセット・ドリフト、長時間安定性を提供し、最小のキャリブレーションと超低消費電力で高精度なアプリケーションを可能にします。
ADXL355 と ADXL354(アナログ出力。ADXL354を参照)は振動を高分解能かつ超低ノイズで計測するので、ワイヤレス・センサー・ネットワーク経由で構造上の欠陥を早期に検知することができます。新しい加速度計のADXL354とADXL355は 低消費電力のため、バッテリー寿命を延ばし交換頻度も減らすことで、最終製品の稼働耐用期間を延長できます。ADXL354 と ADXL355は低ノイズでしかも低消費電力なので構造健全性監視装置(SHM)のようなコスト効率の高い微小振動測定製品の開発が可能となります。さらに、この2つの加速度センサーの傾斜安定性により、温度と時間に対する繰り返し精度が優れており、慣性計測ユニット(IMU)や傾斜計を使用した無人航空機(UAV)の方位および航行システムにも最適です。本製品では、あらゆる状況下で再現性のある傾斜の計測が可能となるので、過酷な環境下でもキャリブレーションを頻繁に行う必要なく、誤差を最小限に抑える事ができます。
ADXL354 および ADXL355の加速度計の温度安定性の保証値は0gオフセット係数0.15mg/℃(最大)です。この安定性は、機器メーカーがキャリブレーションやテスト作業に伴うリソースや経費を最小限に抑えながら、より高いスループットを実現するのに貢献します。さらに、ハーメチック・パッケージを採用しているので、最終製品は出荷後も長期にわたり、仕様に適合した繰り返し精度及び安定性を確実に保ちます。
他にも、フルスケールレンジ(FSR)±2g ~±8gの出力、1 Hz~1 kHzの間で選択可能な周波数デジタル・フィルタリング、200µA以下の消費電流で25µg/√Hzの低ノイズ密度等の特長を備えた加速度センサーADXL355は、これまでの遥かに高額なデバイスと同等の性能を、より少ない消費電力、BOMコスト(部材費)で実現します。
アプリケーション
- 慣性計測ユニット(IMU)/姿勢方位基準装置(AHRS)
- プラットホーム安定化装置
- 構造の健全性モニタリング
- 地震画像処理
- 傾斜検知
- ロボット
- 状態監視
Applications
産業用オートメーション技術(IAT)
ヘルスケア
- バイタル・サインの計測
- ウェアラブル健康モニタ
ADXL1001

ADXL1001/ADXL1002は2種類のフルスケール・レンジ・オプションを提供し、幅広い周波数範囲にわたり超低ノイズ密度を実現し、産業用状態監視製品に適しています。ADXL1001 (±100 g) と ADXL1002 (±50 g)の代表的なノイズ密度はそれぞれ30 μg/√Hz と 25 μg/√Hzです。 2つの加速度センサー・デバイスの感度は安定しており、再現性があり、10,000 gまでの外部ショックに耐えられます。
ADXL1001/ADXL1002 は完全な静電気セルフテスト(ST) やオーバーレンジ(OR)インジケータを備えており、組み込みアプリケーションに役立つ高度なシステム・レベルの機能を可能にします。ADXL1001/ADXL1002は、又低消費電力で3.3 V ~ 5.25 Vの単電源で動作するので、ワイヤレス・センシング製品の設計を可能にします。これらの製品は5 mm×5 mm× 1.80 mm、LFCSPパッケージを採用し、-40~+125°Cの温度範囲にわたって動作が規定されています。
アプリケーション
- 状態監視
- 予知保全
- 資産の健全性
- テストおよび計測機器
- HUMS(Health usage monitoring systems )
Applications
高精度シグナル・チェーン(中程度の帯域幅)
ADXL1002

ADXL1001/ADXL1002は2種類のフルスケール・レンジ・オプションを提供し、幅広い周波数範囲にわたり超低ノイズ密度を実現し、産業用状態監視製品に適しています。ADXL1001 (±100 g) と ADXL1002 (±50 g)の代表的なノイズ密度はそれぞれ30 μg/√Hz と 25 μg/√Hzです。 2つの加速度センサー・デバイスの感度は安定しており、再現性があり、10,000 gまでの外部ショックに耐えられます。
ADXL1001/ADXL1002 は完全な静電気セルフテスト(ST) やオーバーレンジ(OR)インジケータを備えており、組み込みアプリケーションに役立つ高度なシステム・レベルの機能を可能にします。ADXL1001/ADXL1002は、又低消費電力で3.3 V ~ 5.25 Vの単電源で動作するので、ワイヤレス・センシング製品の設計を可能にします。これらの製品は5 mm×5 mm× 1.80 mm、LFCSPパッケージを採用し、-40~+125°Cの温度範囲にわたって動作が規定されています。
アプリケーション
- 状態監視
- 予知保全
- 資産の健全性
- テストおよび計測機器
- HUMS(Health usage monitoring system)