アナログ・デバイセズのシグナル・コンディショニングICは、より環境にやさしく、さらに安全で、コスト効果の高い車をめざすアウディをサポートしています。
強力なパートナーシップ
アウディのロゴ、4つの輪の内側にアナログ・デバイセズがいます。アウディが次世代自動車のプラットフォームの開発に着手するとき、アナログ・デバイセズのシグナル・プロセッシング・ソリューションがその取り組みを支えます。アナログ・デバイセズは、「革新をめざすたゆまぬ姿勢」が評価され、アウディの「先進半導体プログラム」(PSCP:Progressive Semiconductor Program)に参加することになりました。将来のアウディ車の機能性と信頼性を高めるためにアウディと密接に連携して取り組むエレクトロニクス部品メーカーの選り抜きのチームの一員になります。
アナログ・デバイセズのヨーロッパOEM部門業務開発マネージャRolf Reitenbachは、次のように述べています。「アウディのPSCPの厳選された数少ない戦略的パートナーとして選ばれたことはたいへん名誉なことです。自動車市場において、アナログ・デバイセズが革新的なICサプライヤのリーダーとして高く評価されていることがこれを見てもわかります」
幅広いアプリケーション
アナログ・デバイセズとアウディのパートナーシップは、自動車業界において、高度な車載エレクトロニクスに使われる半導体への需要が高まっていることを表しています。この両社の連携により、グローバルな法規制に準拠した、さらに環境にやさしく安全性の高い車をより効果的に開発することが可能になります。具体的には、アナログ・デバイセズの技術が、パワートレイン、安全、インフォテイメントのシステムにおけるデジタル化とシグナル・プロセッシングを介し、センシングからシグナル・コンディショニングまで最適なシステム分割を可能にします。
ロールオーバーおよびスタビリティ・コントロール、エアバッグと衝突検出、レーダーおよびビジョン・ドライバー・アシスタンス、ハイブリッド車と電気自動車の電力管理、12Vバッテリーの管理、燃料噴射、トランスミッション・コントロール、ヘッドユニット、オーディオ、その他の新たなアプリケーションを含め、アナログ・デバイセズの特定用途用ICは、ほとんどの革新的システムですでに利用されています。
また、アナログ・デバイセズのBlackfinとSHARC自動車用アンプ製品は一般的なさまざまな周辺機器を統合し、これらのプロセッサをカスタマイズ可能な自動車アプリケーション用の先進的プラットフォームとします。
明るい未来
アナログ・デバイセズは、市場に最もアピールする車を作るための先駆的技術をアウディに提供します。アウディの電気/エレクトロニクス部門チーフ・エグゼキュティブ・エンジニアのRicky Hudiは、次のように述べています。「先進半導体プログラム(PSCP)の長期的戦略パートナーとしてアナログ・デバイセズが選ばれたのは、明らかにアナログ・デバイセズの高性能シグナル・プロセッシング分野における知識とポートフォリオ、その創造的なエネルギー、新しい機能と革新をめざすたゆまぬ姿勢のおかげでしょう。私たちが一緒に力を合わせれば、目的に適合した革新的でコスト効果の高いソリューションを顧客に提供することによって新境地を切り開くことができるでしょう」