デジタル・ポテンショメータの用途と使い方
電圧/電流の調整や計測に使用する部品として、デジタル・ポテンショメータに注目が集まっています。プログラマブルであることに加え、精度や信頼性、柔軟性が高く、サイズは小さいといった具合に、機械式のポテンショメータにはない数多くの特徴を備えているからです。
本ウェブキャストでは、デジタル・ポテンショメータに関する基礎知識のほか、設計に組み込む際に注目すべき事柄や、最新製品の先進的な機能などについて詳細に解説します。
※日本語字幕
目次 |
タイムライン | |
1 |
デジタル・ポテンショメータの特徴 | 00:00 - 07:53 |
本ウェブキャストのテーマであるデジタル・ポテンショメータ(digiPOT)の基本について説明します。特に、旧来型の機械式ポテンショメータとの違いに注目し、digiPOTならではのメリットを明らかにします。 | ||
2 |
重要なパラメータ | 07:54 - 14:57 |
IC製品であるdigiPOTを使用するうえでは、機械式ポテンショメータを使う場合とは異なるパラメータに注目する必要があります。digiPOT製品のデータシートに記載されている各種のパラメータについて解説します。 | ||
3 |
アンプ回路での応用 |
14:58 - 23:38 |
オペアンプをベースとする回路にdigiPOTを組み込むことで実現できる代表的なアプリケーションを紹介します。それを通して、設計時にポイントとなるdigiPOTの機能や性能について詳細な説明を加えます。 | ||
4 |
先進的な機能 |
23:39 - 31:09 |
内蔵メモリーやマルチチャンネル対応など、IC製品であるdigiPOTならではの特徴を説明します。特に、アナログ・デバイセズの「DigiPOT+」に注目し、その先進的な機能によって得られるメリットを紹介します。 | ||
5 |
Q&A |
31:10 - 38:02 |
ここでは、本ウェブキャストの参加者からいただいた質問にお答えします。現実のアプリケーションにおいて注目すべきパラメータや、よりよい設計を行うためのコツ/注意点など、digiPOTを使いこなすための情報を提供します。 |
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David Rice / Joseph Creech
Application and Marketing Engineers
David Rice は、アナログ・デバイセズのリムリックでリニア/高精度テクノロジ・グループの digiPOT を担当しているアプリケーション・エンジニアです。2012 年にコーク工科大学でエンベデッド・システム・エンジニアリングの修士号を取得した後、アナログ・デバイセズに入社しました。
Joseph Creech は、2005 年にユニバーシティ・カレッジ・コークで学士号を取得し、2013 年にリムリック大学で経営学の修士号を取得しています。2005 年に入社して以来、さまざまな製品ライン、アプリケーション、および評価部門で勤務してきました。現在では、digiPOT ポートフォリオのマーケティング・エンジニアを務めています。