FAQ

ADM2687E - FAQ

iCoupler 技術にはどのような利点がありますか?

iCoupler 技術の主な利点は5つあります。

統合化の利点は、同一パッケージ内にiCouplerチャンネルと他の半導体機能を結合したり、複数のiCouplerチャンネルを容易に結合できるため、フォトカプラ実装よりもサイズを小型化し、コストを削減することができます。性能面では、タイミング精度、過渡耐性、データレートがフォトカプラ部品よりも優れています。消費電力については、1/10~1/50小さくなり、関連する放熱量も減少します。

使いやすさの面では、フォトカプラ技術に伴う問題点の多くが解消すること、そしてこれまでにない特長によって新規設計にiCouplerアイソレータを利用できることがあげられます。フォトカプラの問題点としては、変動の大きい電流転送率特性、LEDの損耗現象、それに起因する設計上の制約、LEDを点灯させるために入力を大電流で駆動する必要がある(大部分のフォトカプラの場合)ことなどがありますが、iCouplerにはこのような問題がありません。iCouplerには、その他にも使いやすい特長があります。低い電源電圧で使用できること、入力信号の電圧と異なる電圧の出力信号に変換できること、電圧ベースのデジタル・インターフェースを使用していること、広い温度範囲にわたって使用できることなどです。

最後に、フォトカプラに伴うLEDが必要なくなることで信頼性も向上します。標準CMOSプロセス技術だけを使用するため、iCouplerデバイスは他の標準CMOS製品と同じ寿命特性を実現します。

iCoupler製品にはどのような種類がありますか?

iCoupler製品には様々なチャンネル構成や性能レベルがあります。

製品には、シングル・チャンネルデュアル・チャンネル、トリプル・チャンネル、クワッド・チャンネルの2.5KVRMSおよび5.0KVRMSのアイソレータがあり、それぞれに複数の性能/価格オプションがあります。更に、次のような機能を備えた製品もあります。

iCoupler製品群の最新のセレクション・テーブルとその他の情報については、iCouplerのウェブサイト(www.analog.com/iCoupler)をご覧ください。

目的のアプリケーションに最適なのはどのiCoupler製品でしょうか?

アプリケーションごとに固有の性質があるため、ご使用になる製品はお客様ご自身で選択されるのがベストです。www.analog.com/iCouplerにあるセレクション・テーブルは、最適なiCoupler製品を選ぶ際の指針となるものです。ご不明な点は、アナログ・デバイセズの販売代理店にお問い合わせください。

iCoupler製品は鉛フリーですか?

iCoupler製品はすべて鉛フリーです。

新しいiCoupler製品の情報はどのようにして入手できますか?

新製品の最新情報については、アナログ・デバイセズのウェブサイトwww.analog.com/icouplerをご覧ください。最寄りのアナログ・デバイセズの営業担当者にお問い合わせいただくこともできます。季刊のニュースレター「Analog Devices' Digital Isolation Update」もご利用になれます。このニュースレターには、新製品のご案内の他、iCoupler技術に関するお知らせ、アプリケーションのヒント、技術情報などが掲載されています。「Analog Devices' Digital Isolation Update」の購読方法については、www.analog.com/Subscriptionsをご覧ください。

終端抵抗の値

Q:   RS485(RS422)の終端抵抗は、いくらぐらいにするべきでしょうか?

A:   RS485などの通信線に挿入する終端抵抗は、その伝送線路の特性インピーダンスに合わせる必要があります。特性インピーダンスは線路の設計や形状により決まります。通信などで使われる同軸線は50Ωや75Ωがよく使われ、ツイストペア線では、100Ωぐらいから数100Ωとメーカーや材質によって異なります。(信号伝送速度も材質や構成により異なります)マイクロストリップラインであれば、線幅の設計や基板材質、その厚さなどにより異なります。使われる伝送線にあわせて終端抵抗を選んでください。詳しくは、AN-960: RS-485 / RS-422回路の実装ガイド をご参照ください。