FAQ

ADF4150HV - FAQ

VCO出力のプルアップはなぜ必要?

Q:  ADF4360-8評価ボードの回路図で、PLLのVCO出力であるRF OUT A, RF OUT BがLでVDDにプルアップされています。 しかし、これでは出力がHigh(VDD)のままでクロックが正しく出力されないのではないでしょうか?ドライブできないのではないかと思います。

A:  LはDC的にはショートとみなすことが出来ますが、ADF4360が出力する高周波では、インピーダンスを持ちますので出力の動作に影響はありません。ADF4360-8の出力、RFoutA,RFoutBは差動出力となっておりますので、ADF4360-8の英語のデータシート21ページFig 24の回路の様に両出力共にLでプルアップする必要があります。 また使用しない出力はバランスを合せるために、使用する側の負荷と同じインピーダンスで終端処理を行う必要があります。

電源OFF時にチャージポンプ電圧がかかっても大丈夫でしょうか

Q:本体電源印可前にチャージポンプ電圧を印加することは、可能でしょうか。

A:ADF4150ADF4150HVの2種類がありますが、チャージポンプ電圧Vpの最大定格はそれぞれ異なります。ADF4150では次の通りです。
AVDD to GND1 −0.3 V to +3.9 V
AVDD to DVDD −0.3 V to +0.3 V
VP to AVDD −0.3 V to +5.8 V

これによれば仮に本体電源AVDD=DVDD=0Vの時、Vpは+5.8V以下なので、この電圧以下であれば破壊的ダメージを受けることはありません。mataADF4150HVにつきましては、最大定格は次の通りです。
AVDD to GND1 −0.3 V to +3.9 V
AVDD to DVDD −0.3 V to +0.3 V
VP to GND1 −0.3 V to +33 V
これによれば、仮にAVDD=DVDD=0Vの時、Vp電圧は+33V以下ということになります。

MUXOUTのN出力が正しく出てこない

Q:  ADFシリーズPLL ICの全てのレジスタの設定例があれば教えて下さい。 REFIN=10MHz/RFout=1GHz/Fpfd=10KHzという設定でやっているのですが、MUXOUTをモニターしてR分周出力は設定通りに出力されるのですが、N分周出力が想定した出力にならず困っています。

A:  回路条件等の詳細がわからないので確実なことはいえませんが、文面を見る限りPLL回路がロックしていないように見受けられます。ADFシリーズPLL ICにはADIsimPLLというプログラムが用意されております。このツールによりその動作の確認や、外部回路の最適化が可能です。ご使用の回路定数で正常に動作するのか、一度ご確認いただけないでしょうか。
このツールの使い方はADIsimPLLよりダウンロード可能です。