製品概要

機能と利点

  • Audio、CDC/ACM、HID、MSC、PHDC そしてベンダーの各デバイス・クラスに対応します。
  • CrossCore Embedded Studio向けのuC/USB Deviceスタックにはリアルタイム・オペレーティング・システム(RTOS)が必要です。
  • CrossCore Embedded Studioからシームレスに使うことができます。
  • CrossCore Embedded Studioユーザ・インターフェース・ウィンドウからのUSBスタックとデバイス・クラス設定に対応します。
  • Full SpeedとHigh SpeedのUSB接続に対応します。
  • バルク、制御、割込みの各転送タイプに対応します。
  • USB標準リクエストに応答できます。
  • 必要な機能だけを搭載してコード・サイズを調整できます。
  • USB 1.1とUSB 2.0に対応します。
  • すぐに利用できるサンプル(クラスごとに1つ)を提供します。
  • CrossCore Embedded Studio向けのµC/OS-III™とともに、スレッドベースのUSBソリューションを提供します。

製品概要

CrossCore Embedded Studio向けのµC/USB Device™ Stackは、アナログ・デバイセズとMicriµm社との協業によって生まれた、組込みアプリケーション向けの使いやすいUSBスタック製品です。µC/USB Device™ Stackは、アナログ・デバイセズのADSP-BF60xプロセッサ・ファミリーなど、USBデバイス・コントローラを搭載したプロセッサ向けに設計されています。このスタックを使用するには、CrossCore Embedded Studio向けのµC/USB Device Coreのほか、下記の1つまたは複数のデバイス・クラスが必要です。

µC/USB Device Stackはハードウェア抽象化レイヤであり、アナログ・デバイセズのプロセッサ・ファミリーが対応する任意のUSBデバイス・コントローラと簡単に連携できるように変更されています。一般的なデバイス・クラス(マス・ストレージ、CDC、HID、PHDC)向けのドライバも提供します。ベンダー固有のクラス・ドライバを開発するためのフレームワークも提供しています。 µC/USB Device Stackは、モジュール式のアーキテクチャを採用しており、アプリケーションとハードウェアの間に3つのソフトウェア・レイヤがあります。

  • Classレイヤは、1つまたは複数のクラス・ドライバを使用してホストに機能を提供します。各クラス・ドライバはクラス固有のリクエストに応答し、機能の制御と情報の送受信のためのAPIを提供します。
  • Device Coreレイヤは、パケットの送受信を制御し、enumeration(ホストがUSB機器情報を学習するプロセス)時に標準的なホスト・リクエストに応答します。
  • Device Controllerレイヤは、デバイス・コントローラに接続して割込みの処理、デバイス・コアへのバス・イベントの通知、パケットの送受信を行います。

クラス・サポート
複数の汎用デバイス・クラス向けに製品が提供されます:Mass Storage(MSC)、 Communications Device(CDC)、Human Input Device(HID)、Personal Healthcare Device(PHDC)。さらに開発中のベンダー固有USBデバイス向けのベンダー固有クラスも用意しています。

クラス製品は:

CrossCore® Embedded Studio向けのµC/USB Device Class™ Class Audio - オーディオ・クラスは、ホストPCへ、またはホストPCからオーディオをストリーミングすることを可能にします。また、スピーカーやヘッドセット、マイクなどのオーディオ・デバイスへのサポートを提供いたします。

CrossCore Embedded Studio向けのµC/USB Device Class CDC-ACM - 通信デバイス・クラス(CDC)には、複数の通信モデルが含まれています。アブストラクト・コントロール・モデル(ACM)はUSBデバイスをシリアル通信デバイスに変換し、ターゲットがホストによってシリアル・インターフェース(USB2COM、仮想COMポート)として認識されます。代表的なアプリケーションは、モデム、電話システム、ファックスなどです。

CrossCore Embedded Studio向けのµC/USB Device Class HID- ヒューマン・インターフェース・デバイス(HID)クラスは、任意のユーザ入力デバイスを実装できます。ベンダー固有の通信プロトコルを使用して、特別なホスト・ドライバなしにホストとの通信にも使用できます。代表的なアプリケーションは、マウス、キーボード、ゲーム・パッドなどです。

CrossCore Embedded Studio向けのµC/USB Device Class MSC - マス・ストレージ・クラス(MSC)は、組込みターゲット・デバイスをUSB大容量記憶装置として使用できるようにします。代表的なアプリケーションは、USBメモリ・スティック、デジタル・カメラ、MP3プレーヤ、DVDプレーヤなどです。

CrossCore Embedded Studio向けのµC/USB Device Class PHDC- パーソナル・ヘルスケア・デバイス・クラス(PHDC)は、組込みターゲットをパーソナル・ヘルスケア機器用にセットアップし、ベンダー定義またはIEEE-11073ベースのプロトコルを使用できるようにします。代表的なアプリケーションは、血糖測定器、血圧計、体重計などです。

CrossCore Embedded Studio向けのµC/USB Device Class Vendor - ベンダー・クラスは、バルク転送や割込み転送を利用する独自のベンダー固有クラスの開発(アプリケーション・レベル)を可能にします。これには、専用のホスト・ドライバが必要になるでしょう。たとえば、Microsoft Windowsなどはこの種のデバイスにネイティブ対応していません。

オーダー情報
製品番号: AD-UCUSBD-SPRD

ダウンロードおよび関連ソフトウェア

Product Downloads

設計ツール

SHARC プロセッサ ソフトウェア&ツール

SHARC プロセッサ ソフトウェア&ツールの一覧を掲載しております。

Middleware

Micriµm µC/OS-II

The Micriµm µC/OS-II® Real-Time Kernel for CrossCore Embedded Studio (CCES) provides a user-friendly programming environment for µC/OS-III applications running on Blackfin and SHARC processors.

Micriµm µC/OS-III

The Micriµm µC/OS-III® Real-Time Kernel for CrossCore Embedded Studio (CCES) provides a user-friendly programming environment for µC/OS-III applications running on Blackfin and SHARC processors.

MICRΜIM-ΜC-FS

CROSSCORE® EMBEDDED STUDIO向けのµC/FS File System

Lightweight TCP/IP (lwIP) Stack

The Lightweight TCP/IP (lwIP) Stack for CrossCore Embedded Studio is and implementation of this widely accepted TCP/IP stack for embedded platforms supporting most of the networking protocols in the TCP/IP suite.

Micrium µC/USB Host

µC/USB Host Stack for CrossCore Embedded Studio (CCES) is the result of a partnership between Analog Devices and Micriµm to provide a user-friendly programming environment for embedded applications requiring USB Host functionality.

ライセンス

MicriumベースCrossCoreソフトウェア・ライセンス・オプション


単一製品ライセンス
単一製品ライセンスでは、特定の顧客が指定された1つの最終製品にこのソフトウェアを組み込むことを許諾します。各最終製品は、その1つの特定の最終製品の製品寿命にわたり、ユニット数無制限で製造できます。最終製品とは、ライセンシーがこのソフトウェアを使って製造する製品のことを指します。各最終製品は、1個のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラまたはDSPを搭載しているものと想定されています。


製品ライン・ライセンス(製品ファミリ・ライセンス)
製品ライン・ライセンス(別名、製品ファミリ・ライセンス)では、各「単一製品」が1つの類似機能を持つ限り、無制限の数の様々な「単一製品」にこのソフトウェアを組み込むことができます。例えば、市販のすべての洗濯機は1つの製品ファミリに属していると考えられ、市販の「乾燥機」は、別の製品ファミリに属していると考えられます。製品ファミリ内にある最終製品であれば、その製品ファミリに属する最終製品の製品寿命にわたり、個数無制限で製造できます。


CPUタイプ・ライセンス(プラットフォーム・ライセンス)
CPUタイプ・ライセンスでは、単一で特定のプロセッサ・タイプを使った任意の数量の様々な最終製品に、このソフトウェアを組み込むことができます。ライセンス所持者は、これらの様々な最終製品のそれぞれについて、アナログデバイセズ(あるいはその関連会社)からライセンスが提供された特定のプロセッサ・タイプを使った最終製品の製品寿命にわたり、ユニット数無制限で製造できます。プロセッサ・タイプは、同じファミリに属するものと定義します。例えば、Blackfin® (例: Blackfin® ADSP-BFxxx)などです。


サイト・ライセンス
サイト・ライセンスでは、最終製品が単一の物理的サイトで設計されたものである限り、どのようなCPUを使用するどのような最終製品にもこのソフトウェアを組み込むことができます。サイトは、製品を開発しているライセンシーの施設と定義され、1つ以上の最終製品を製造している半径2マイル以内に位置する複数の建物で構成されている場合もあります。


すべてのMicriµmベースCrossCore Embedded Studioアドイン・ライセンスに共通の事項:

  • ライセンスは、ロイヤリティなしで提供されます。
  • ライセンスは、顧客最終製品の製品寿命にわたって継続します。
  • 各ライセンスには1年間のメンテナンスが含まれています。メンテナンスの期間は、その製品が初めてライセンスされた時点から開始します。
  • 次年度以降のメンテナンスはオプションですが、アップグレード、改良、不具合修正などが引き続き提供されるため、強く推奨します。
  • MicriµmベースCrossCoreソフトウェア・ライセンスの追加オプションの価格については、アナログ・デバイセズにお問い合わせください。
  • µC/USB Device Stackの詳細一覧については、このドキュメントを参照してください。

 

メンテナンスのポリシー: CrossCore Embedded Studioのライセンスには、アップデート、アップグレードおよび製品寿命に関する1年間のサポートが含まれています。オプションの年間メンテナンスでは、そのメンテナンス期間中にリリースされるアップデートおよびアップグレードが提供されます。メンテナンス期間の終了後にリリースされるアップデートは、メンテナンスが更新されるまで実行されません。メンテナンスが更新されると、すぐに、それまでのアップデートすべてを適用できるようになります。年間メンテナンスの価格は、各ライセンス・オプションの簿価の20%です。詳細については、アナログ・デバイセズにお問い合わせください。

 

評価バージョンのリマインダ: お客様によるCrossCore Embedded Studio用uCOS-IIIまたはuCOS-II Real-Time Kernelの評価が完了し、これを市販品に使用することを決定した場合、アナログ・デバイセズからフル・ライセンスを購入し、当社のライセンス条項およびライセンス契約に従う必要があることをリマインダとして通知します。

 

大学へのライセンス提供のポリシー: 正式認可を受けた大学のソフトウェア開発者は、そのソフトウェアを教育目的または平和的研究に限定して利用する限り、ライセンスなしでCCES用µC/OS-III Real-Time Kernelを使用できます。

システム条件

  • Windows 7 Professional/Enterprise/Ultimate(32および64ビット)。
  • Windows 8.1 Pro/Enterprise (32および64ビット)
  • Windows 10 Pro/Enterprise (32および64ビット)
  • 最小2 GHzのシングル・コア・プロセッサ。3.3 GHz以上のデュアル・コアを推奨します。
  • 最小1 GBのメモリ(RAM)。4 GB以上を推奨します。
  • 最小2 GBのハードディスク(HDD)空き領域が必要です。
  • USBポート1つ。

資料

ソフトウェア・マニュアル (2)

PDF
1.09 M
CrossCore® Software Licensing Guide (Rev. 1.9)

The Software Licensing Guide describes the licensing mechanism used by CrossCore Embedded Studio. It explains the different kinds of license and the conditions and implications of license expiry. It describes how to activate and validate licenses, and how to administer a corporate domain license.

関連するハードウェア (3)

EZ-Kits