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EVAL-ADBMS1818 Demo Manual12/23/2020WIKI
製品概要
機能と利点
- 最大18個の直列バッテリ・セルを測定
- 3mVの最大合計測定誤差
- 高電圧システム用のスタック可能なアーキテクチャ
- 内蔵isoSPI™インターフェース
- 1Mbの分離シリアル通信
- 単一のツイスト・ペアを使用(最大100メートル)
- 低いEMI感度およびEMI放射
- 双方向により破損ワイヤを保護
- 290µsでシステム内のすべてのセルを測定
- 電圧と電流の同期測定
- プログラマブル3次ノイズ・フィルタ付き16ビット、デルタ・シグマADC
- プログラマブルなパルス幅変調による最大200mA(最大値)のパッシブ・セル・バランシング
- 9個の汎用デジタルI/Oまたはアナログ入力
- 温度やその他のセンサー入力
- I2CまたはSPIマスターとして設定可能
- 6µAのスリープ・モード電源電流
- 64ピンeLQFPパッケージ
製品概要
ADBMS1818は、合計測定誤差3mV未満で最大18個の直列接続したバッテリ・セルを測定できるマルチセル・バッテリ・スタック・モニタです。ADBMS1818のセル測定範囲は0V~5Vで、ほとんどのバッテリ化学構造に適しています。18個すべてのセルを290μsで測定することができ、高いノイズ低減効果のためにデータ・アクイジション・レートを下げることもできます。
複数のADBMS1818デバイスを直列接続すれば、長い高電圧バッテリ・ストリングのセルを同時に監視することも可能です。各ADBMS1818は、RF耐性のある高速長距離通信用のisoSPIインターフェースを備えています。複数のデバイスを接続するには、デイジーチェーン構成ですべてのデバイスを1つのホスト・プロセッサに接続します。このデイジーチェーンは双方向に動作することができ、通信パスで故障が発生した場合でも通信の完全性を確保します。
ADBMS1818はバッテリ・スタックまたは個別の電源から直接給電できます。ADBMS1818には、各セルにパッシブ・バランシングが備わっており、各セルに対して個々のPWMデューティ・サイクル制御が行われます。その他の機能として、オンボード5Vレギュレータ、9個の汎用I/Oライン、消費電流が6μAに低減するスリープ・モードがあります。
アプリケーション
- バックアップ・バッテリ装置
- グリッド蓄電システム
- 高出力携帯機器
はじめに
必要な装置
- USBポートを備えたPC
- DC2026 Linduinoボード
- PCとLinduinoを接続するためのUSBケーブル
- Linduinoに接続するための14線SPIデモ・ボード・リボン・ケーブル(オプション)
- DC2972BをisoSPI BMSデモに接続するためのisoSPIツイストペア・パッチ・コード2本
- 1つまたは2つのisoSPIチャンネルを制御するソフトウェア(通常はisoSPI BMS製品をデモすることを想定)
ハードウェア構成
- リボン・ケーブルを使用するか(図1を参照)、シールド・コネクタを使用して直接(図2を参照)、DC2972BをDC2026 Linduinoに接続します。
- isoSPIケーブルを1本または両方使用して、BMSデモ・ユニットをDC2972Bに接続します。注:シングル・ポートisoSPIシステムと共に使用する場合は、MAIN isoSPI接続のみを使用してください。
- USBケーブルを使用してLinduinoをPCに接続します。
- BMSデモ・ユニットに関係する評価用ソフトウェアを起動します。
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