製品概要

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デモ回路3083A-Aは、デジタル・パワー・システム・マネージメント機能を備えた、入出力電圧範囲の広い、高効率、高出力密度、高電流のPolyPhase®シングル出力DC/DC降圧μModule®レギュレータであるLTM4681を使用しています。DC3082A-Aは、2つのLTM4681を使用して8相シングル出力として構成されています。工場出荷時のデフォルトの入力電圧は12V(代表値)で、出力電圧は、250A(代表値)または推奨の400LFM強制空冷がある場合はピーク電流250Aで1Vです。デモ・ボードの出力電圧は0.6V~1Vの範囲で調整できます。出力電圧を1Vより大きい値にプログラミングするには、LTM4681のデータシートに記載されている熱ディレーティング曲線に基づいて出力電流のディレーティングが必要です。ヒート・シンクまたは適切な電子冷却システムを強制空冷と併用することで、出力がオンで最大出力電流の負荷がある場合の出力電力を更に最適化することもできます。工場出荷時のデフォルトのスイッチング周波数は、350kHz(代表値)に事前設定されています。DC3082A-Aには、PMBusインターフェースとデジタル・パワー・システム・マネージメント機能が搭載されています。オンボードの12ピン・コネクタを使用してドングルDC1613Aをデモ・ボードに接続できるため、LTpowerPlay®ソフトウェア開発ツールを使用してデバイスとの通信とプログラミングを簡単に実行できます。LTpowerPlayソフトウェアとI2C/PMBus/SMBusドングルDC1613Aにより、入出力電圧、入出力電流、スイッチング周波数、内部ICダイの温度、電力段コンポーネントの温度、フォールト・ログなどの遠隔測定値をリアルタイムに監視できます。プログラマブルなパラメータには、デバイス・アドレス、出力電圧、コントロール・ループ補償、スイッチング周波数、位相インターリーブ、動作モード(DCMまたはCCM)、デジタル・ソフト・スタート、シーケンシングおよび時間ベースのシャットダウン、入出力過電圧、出力過電流、ICダイと電源コンポーネントの過熱に対するフォールト検知応答などがあります。

LTM4681では、熱強化型低プロファイル330ピン(15mm × 22mm × 8.17mm)BGAパッケージが採用されています。DC3082A-Aを使用する前またはハードウェアを変更する前に、LTM4681のデータシートとデモ・マニュアルを読むことを推奨します。

LTpowerPlayソフトウェアは、こちらからダウンロードできます。

LTpowerPlayで使用するUSB-PMBusコントローラ・ドングルDC1613Aは、こちらで入手できます。

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