回路設計 / 計算ツール
アナログ・デバイセズの設計ツールは、ウェブ上で、またはダウンロードして使用します。いずれも無償です。
- テスト時間を短縮して迅速に最終製品を完成させます
- エンジニアリング上の課題を解決して計算を簡素化します
- 業界最先端の製品を使用してベスト・デザインを実現できます
- 結果とソリューションに自信が持てます
SPICE
アンプ & リニア デザインツール
ADI DiffAmpCalc™ を使えば、これまで何時間もかかかっていた差動アンプの設計時間を数分に短縮します。 このツールは、ダウンロードすることですぐ使用することができ、インタラクティブなユーザーインタフェースで簡単に使用できます。
ADIsimPEはSIMetrix/SIMPLIS にアナログ・デバイセズのライブラリ等を追加した、パーソナル版回路シミュレータです。SIMetrixモードは、一般的なSPICE回路シミュレーションや、線形回路に適しています。SIMPLIS(SIMulation Piecewise-Linear System)モードは、標準的なSPICEに対して大幅に向上した堅牢性、速度、精度でスイッチング回路動作のシミュレーションを実行します。特にスイッチング電源やPLL、A/DコンバータやD/Aコンバータなどのアプリケーションに適しています。
アナログ・フィルタ・ウィザードを使えば、ローパス、ハイパス、バンドパスなどのオペアンプの設計が数分で出来ます。設計のプロセスにおいて、実際の回路の動作に理想的な仕様、フィルタ設計の特性を観察することができます。
このツールを使用すれば、フィルタ・アプリケーションのニーズに応じて順を追ってオペアンプを選択し、設計することができます。プロセスが終了すると、部品表やSPICEネットリスト作成されます。
フォトダイオード・ウィザードを用いて、アプリケーションに最適なアンプを選択して設計することができます。ウィザードを使用するには、設計の仕様(電源電圧、フォトダイオード特性、帯域幅、必要な精度など)を入力します。さらに使用するアンプを選択すると、回路図、誤差バジェット、ノイズ解析、部品表(BOM)、SPICEネットリストなど、全ソリューションを確認することができます。
計装アンプのデータシートには、通常、出力スイングと入力同相電圧のグラフ(1つまたは複数のバリエーション)が記載されています。これは一般にダイヤモンド・プロットと呼ばれ、内部および外部のヘッドルームの限界を示す総合的なグラフです。ダイヤモンド・プロットは、回路に関する基本情報が十分にあれば、さまざまな電源電圧、ゲイン、基準ピン電圧でダイヤモンド・プロットを調整することができます。
クロック & タイミング ツール
TimerBlox®製品は、電圧制御発振(VCO)、低周波数クロック発生、パルス幅変調(PWM)、ワンショット・パルス発生、信号遅延という、5つの基本的な動作を行うために設計された、シンプルで小型かつ高精度のタイミング・デバイス・ファミリです。
設計プロセスを加速し簡素化するため、Excelベースの選択および合成ツールであるTimerBloxデザイナーを使用することにより、ご使用のアプリケーションに最も適したTimerBlox製品を選択、設定することができます。
ADIsimCLKはアナログ・デバイセズの超低ジッタのクロック分配器とクロック生成用製品向けに開発された設計ツールです。ADIsimCLKを使用すれば、ワイヤレス・インフラストラクチャ、計測器、ネットワーキング、ブロードバンド、ATE(自動試験装置)あるいはクロック性能が予測可能であることが求められるあらゆる分野のアプリケーションで、設計を迅速に開発、評価、最適化できます。
データコンバータ ツール
VisualAnalog™は、高速ADCの選択や評価を行う設計者向けに、強力なシミュレーション/データ解析ツール・セットとユーザ・フレンドリなグラフィカル・インターフェースを組み合わせたソフトウェア・パッケージです。設計者は入力信号とデータ解析をカスタマイズできます。
Virtual Evalは、ADC、DAC、およびその応用製品評価を支援するウェブベースの設計ツールです。アナログ・デバイセズのサーバ上にあるモデルを使用して、重要な部品の性能特性をわずか数秒でシミュレートします。使用時は、入力トーンや外部ジッタなどの動作条件のほか、ゲインやデジタル・ダウンコンバージョンといったデバイス機能を設定してください。ノイズ、歪み、分解能、FFT、タイミング図、周波数応答プロット、その他さまざまな性能特性を確認することができます。
高精度ADCドライバ・ツールは、高精度ADCとドライバを組み合わせた場合の性能をシミュレートするためのウェブ・アプリケーションです。ドライバの選択、キックバックのセトリング、歪みに関して生じる可能性のある問題が提示され、設計上のトレードオフを素早く評価できます。シミュレーションと計算には、システム・ノイズ、歪み、ADC入力のセトリングが含まれます。
パワーマネージメント ツール
RF / シンセサイザ ツール
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。ステージは最大で20まで変化させることができます。ステージは、簡単にインストール、削除、一時的なミュートが可能です。