ヘッド・ユニットおよびクラスタ
性能を向上させ、さまざまな機能をヘッド・ユニットに組み込むには、イノベーションの短期実現と高い品質基準が必要です。アナログ・デバイセズには、このイノベーションを実現する豊富な製品群があります。これにはたとえば、コスト効率に優れたソリューションから最高性能のオーディオ DSP までさまざまな製品を用意しているオーディオ・プロセッサや、カメラ、民生品、ディスプレイの接続性の問題を解決する幅広い種類のビデオ製品などがあります。
おすすめ製品
AD2426W

A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)には、ノード間が最大15mの長距離マルチチャンネルI2S/TDMリンクが装備されています。双方向同期パルス・コード変調(PCM)データ(デジタル・オーディオなど)、クロック、同期信号を1本のワイヤ・ペアに埋め込みます。A2Bでは、直接ポイントtoポイント接続がサポートされ、様々な場所にある複数のデイジーチェーン・ノードが、時分割マルチプレクサ(TDM)チャンネル・コンテンツを提供したり、利用したりできます。
A2Bは、単一マスタ、複数スレーブのシステムであり、ホスト・コントローラにあるトランシーバーがマスタになります。マスタは、すべてのスレーブ・ノードのクロック、同期、フレーミングを生成します。マスタA2Bトランシーバーは、設定とリードバックのために制御ポート(I2C)経由でプログラマブルです。この制御ポートの延長部分がA2Bデータ・ストリームに埋め込まれており、スレーブ・トランシーバー上のレジスタおよびステータス情報への直接アクセスが可能になります。また、I2CおよびI2C間の遠距離通信も可能になります。
トランシーバーは、マルチチャンネルI2S/TDMインターフェースを通じて、汎用デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロフォン、A/Dコンバータ(ADC)、D/Aコンバータ(DAC)、コーデックに直接接続できません。最大4個のパルス密度変調(PDM)デジタル・マイクロフォンに直接接続するためのPDMインターフェースも用意されています。
最後の点として、トランシーバーではA2Bバス給電機能もサポートされています。この機能では、マスタ・ノードが、通信リンクに使用されるのと同じデイジーチェーン・ツイスト・ペア・ワイヤ・ケーブルを介して電圧と電流をスレーブ・ノードに供給します。
機能 | AD2420/ AD2420W |
AD2426/ AD2426W |
AD2427/ AD2427W |
AD2428/ AD2428W |
AD2429/ AD2429W |
マスタに適合 | いいえ | いいえ | いいえ | はい | はい |
検出可能なスレーブ数1 | N/A | N/A | N/A | 最大10 | 最大2 |
機能TRXブロック | Aのみ | Aのみ | A + B | A + B | Bのみ |
I2S/TDMのサポート | いいえ | いいえ | いいえ | はい | はい |
PDMマイクロフォン入力 | マイク2個2 | マイク4個 | マイク4個 | マイク4個 | マイク4個 |
最大ノード間ケーブル長 | 5m | 15m | 15m | 15m | 5m |
1 N/Aは適用なしを意味します。
2 PDMマイクロフォンはDRX0/IO5ピンに接続する必要があります。
アプリケーション
- オーディオ通信リンク
- マイクロフォン・アレイ
- ビームフォーミング
- ハンズフリーおよび車載通信
- アクティブ/ロード・ノイズ・キャンセレーション
- オーディオ/テレビ会議システム
Applications
A2B オーディオ・バス
AD2427W

A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)には、ノード間が最大15mの長距離マルチチャンネルI2S/TDMリンクが装備されています。双方向同期パルス・コード変調(PCM)データ(デジタル・オーディオなど)、クロック、同期信号を1本のワイヤ・ペアに埋め込みます。A2Bでは、直接ポイントtoポイント接続がサポートされ、様々な場所にある複数のデイジーチェーン・ノードが、時分割マルチプレクサ・チャンネル・コンテンツを提供したり、利用したりできます。
A2Bは、単一マスタ、複数スレーブのシステムであり、ホスト・コントローラにあるトランシーバーがマスタになります。マスタ・トランシーバーは、すべてのスレーブ・ノードのクロック、同期、フレーミングを生成し、設定とリードバックのために制御バス(I2C)経由でプログラマブルです。この制御バスの延長部分がA2Bデータ・ストリームに埋め込まれており、スレーブ・トランシーバー上のレジスタおよびステータス情報への直接アクセスが可能になります。また、I2CおよびI2C間の遠距離通信も可能になります。
トランシーバーは、マルチチャンネルI2S/TDMインターフェースを通じて、汎用デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロフォン、A/Dコンバータ(ADC)、D/Aコンバータ(DAC)、コーデックに直接接続できません。最大4個のPDMデジタル・マイクロフォンに直接接続するためのPDMインターフェースも用意されています。
最後の点として、トランシーバーではA2Bバス給電機能もサポートされています。この機能では、マスタ・ノードが、通信リンクに使用されるのと同じデイジーチェーン・ツイスト・ペア・ワイヤ・ケーブルを介して電圧と電流をスレーブ・ノードに供給するため、バス給電スレーブ・ノードに電源が必要なくなります。
機能 | AD2420(W) | AD2426(W) | AD2427(W) | AD2428(W) | AD2429(W) |
マスタ/スレーブ機能 | スレーブ | スレーブ | スレーブ | 両方 | マスタ |
機能TRXブロック | Aのみ | Aのみ | A + B | A + B | Bのみ |
I2S/TDMのサポート | いいえ | いいえ | いいえ | はい | はい |
PDMマイクロフォン入力 | マイク2個 | マイク4個 | マイク4個 | マイク4個 | マイク4個 |
サポートされるスレーブ数 | N/A | N/A | N/A | 最大10 | 最大2 |
最大ノード間ケーブル長 | 5m | 15m | 15m | 15m | 5m |
Applications
A2B オーディオ・バス
AD2428W

A2B®(オートモーティブ・オーディオ・バス)には、ノード間が最大15mの長距離マルチチャンネルI2S/TDMリンクが装備されています。双方向同期パルス・コード変調(PCM)データ(デジタル・オーディオなど)、クロック、同期信号を1本のワイヤ・ペアに埋め込みます。A2Bでは、直接ポイントtoポイント接続がサポートされ、様々な場所にある複数のデイジーチェーン・ノードが、時分割マルチプレクサ(TDM)チャンネル・コンテンツを提供したり、利用したりできます。
A2Bは、単一マスタ、複数スレーブのシステムであり、ホスト・コントローラにあるトランシーバーがマスタになります。マスタは、すべてのスレーブ・ノードのクロック、同期、フレーミングを生成します。マスタA2Bトランシーバーは、設定とリードバックのために制御ポート(I2C)経由でプログラマブルです。この制御ポートの延長部分がA2Bデータ・ストリームに埋め込まれており、スレーブ・トランシーバー上のレジスタおよびステータス情報への直接アクセスが可能になります。また、I2CおよびI2C間の遠距離通信も可能になります。
トランシーバーは、マルチチャンネルI2S/TDMインターフェースを通じて、汎用デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、マイクロフォン、A/Dコンバータ(ADC)、D/Aコンバータ(DAC)、コーデックに直接接続できません。最大4個のパルス密度変調(PDM)デジタル・マイクロフォンに直接接続するためのPDMインターフェースも用意されています。
最後の点として、トランシーバーではA2Bバス給電機能もサポートされています。この機能では、マスタ・ノードが、通信リンクに使用されるのと同じデイジーチェーン・ツイスト・ペア・ワイヤ・ケーブルを介して電圧と電流をスレーブ・ノードに供給します。
機能 | AD2420/ AD2420W |
AD2426/ AD2426W |
AD2427/ AD2427W |
AD2428/ AD2428W |
AD2429/ AD2429W |
マスタに適合 | いいえ | いいえ | いいえ | はい | はい |
検出可能なスレーブ数1 | N/A | N/A | N/A | 最大10 | 最大2 |
機能TRXブロック | Aのみ | Aのみ | A + B | A + B | Bのみ |
I2S/TDMのサポート | いいえ | いいえ | いいえ | はい | はい |
PDMマイクロフォン入力 | マイク2個2 | マイク4個 | マイク4個 | マイク4個 | マイク4個 |
最大ノード間ケーブル長 | 5m | 15m | 15m | 15m | 5m |
1 N/Aは適用なしを意味します。
2 PDMマイクロフォンはDRX0/IO5ピンに接続する必要があります。
アプリケーション
- オーディオ通信リンク
- マイクロフォン・アレイ
- ビームフォーミング
- ハンズフリーおよび車載通信
- アクティブ/ロード・ノイズ・キャンセレーション
- オーディオ/テレビ会議システム
Applications
A2B オーディオ・バス
ADAU1462

ADAU1462/ADAU1466 は、従来の SigmaDSP® デバイスのデジタル信号処理能力をはるかに上回る、車載向けに品質評価済みのオーディオ・プロセッサです。ピンとレジスタについて相互互換で、ADAU1450/ADAU1451/ADAU1452 SigmaDSP プロセッサとも互換性があります。再構成されたハードウェア・アーキテクチャは、効率的なオーディオ処理をするように最適化されています。オーディオ処理アルゴリズムは、ストリーム処理(サンプルごと)、マルチレート処理、およびブロック処理パラダイムのシームレスな組み合わせをサポートします。SigmaStudio™ グラフィカル・プログラミング・ツールによって、直感的で、インタラクティブで、効果的な信号処理フローを作成できます。強化されたデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)コア・アーキテクチャでは、前世代の SigmaDSP で要したよりもはるかに少ない命令で、いくつかのタイプのオーディオ処理アルゴリズムを実行できるため、コード効率が大幅に向上します。
1.2 V、32 ビット DSP コアは最大 294.912 MHz の周波数で動作し、標準サンプル・レート 48 kHz でサンプルあたり最大 6144 の SIMD 命令を実行できます。複数のフラクショナル・インテジャー出力を備えた柔軟なフェーズロック・ループ(PLL)など、パワフルなクロック・ジェネレータ・ハードウェアにより、業界標準のオーディオ・サンプル・レートをすべてサポートします。広い範囲の非標準レートにより、同時に最大 15 のサンプル・レートを生成できます。これらのクロック・ジェネレータとオンボード非同期サンプル・レート・コンバータ(ASRC)、および柔軟なハードウェア・オーディオ・ルーティング・マトリックスにより、ADAU1462/ADAU1466 は複雑なマルチレート・オーディオ・システムの設計を大幅に簡素化する理想的なオーディオ・ハブです。
ADAU1462/ADAU1466 は、多種の A/D コンバータ(ADC)、D/A コンバータ(DAC)、デジタル・オーディオ・デバイス、アンプ、柔軟に設定可能なシリアル・ポートを備えた制御回路、I2C、シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)、Sony/Philips Digital Interconnect Format(S/PDIF)インターフェース、および多目的入出力(I/O)ピンとインターフェースします。
専用デシメーション・フィルタは、最大 4 個の MEMS マイクロフォンのパルス・コード変調(PDM)出力をデコードできます。
独立したスレーブおよびマスター I2C/SPI 制御ポートにより、ADAU1462/ADAU1466 をマイクロコントローラなどの外部マスター・デバイスからプログラムして制御したり、スレーブ・ペリフェラルを ADAU1462/ADAU1466 から直接プログラムして制御することができます。セルフブート機能とマスター制御ポートによって、複雑なスタンドアロン・システムを実現できます。
電力効率のよい DSP コアは、高い計算負荷で実行でき、標準的な条件ではわずか数百ミリワット(mW)しか消費しません。このように消費電力が比較的少なくフットプリントが小さいので、ADAU1462/ADAU1466 は同じ処理負荷でも消費電力が多くなる大きな汎用 DSP の代替製品として理想的です。
アプリケーション
- 車載向けオーディオ処理
- ヘッド・ユニット
- 分布型アンプ
- リア・シート・エンターテイメント・システム
- トランク・アンプ
- 民生向けおよびプロ向けオーディオ処理
Applications
ADSP-21573

ADSP-SC57x/2157x プロセッサは、SHARC® ファミリ製品の1つです。ADSP-SC57x プロセッサは、SHARC+®デュアル・コアとARM® Cortex®-A5 コアを基本にしています。ADSP-SC57x/2157x プロセッサは、アナログ・デバイセズのスーパー・ハーバード・アーキテクチャを特徴とするデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)で、単一命令、複数データ(SIMD)採用のSHARCファミリの1つです。
これらの32ビット/40ビット/64ビット浮動小数点プロセッサは高精度オーディオ/浮動小数点のアプリケーションに最適化されており、大容量オンチップ・スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、入力/出力(I/O)のボトルネックを解消する複数の内部バス、革新的なデジタル・オーディオ・インターフェース(DAI)を備えております。SHARC+コアに対しキャッシュ機能が強化され、分岐予測が新しく追加されていますが、従来のSHARC製品と命令セットの互換性は保たれています。
この ARM Cortex- A5 と SHARCプロセッサは、業界をリードする一連のシステム・ペリフェラルとメモリを統合しているので、 縮小命令セット・コンピュータ(RISC)に似たプログラマブル性、マルチメディアのサポート、最先端の信号処理を1つのパッケージに収納される事が要求されるアプリケーションのプラットフォームとして最適の選択となっています。これらのアプリケーションは高い浮動小数点性能が要求される車載、業務用オーディオ、産業用のアプリケーションを含む幅広い範囲のマーケットに及びます。
Applications
ADV7282A

ADV7282A は ADV7282 と同じピン配置を採用し、ソフトウェアの互換性もあります。ADV7282A のモバイル・インダストリ・プロセッサ・インターフェース(MIPI®)モデルである ADV7282A-M は、ADV7282-M と同じピン配置を採用し、ソフトウェアの互換性もあります。
ADV7282A と ADV7282A-M は、特に記載のない限り、特長、機能、仕様ともに共通です。
ADV7282A はワンチップのマルチフォーマット対応、多機能ビデオ・デコーダです。標準アナログ・ベースバンド・ビデオ信号を自動的に検出し、YCrCb 4:2:2 のコンポーネント・ビデオ・データ・ストリームに変換します。
ADV7282A のアナログ入力は入力マルチプレクサ(ADV7282A: 4 チャンネル、ADV7282A-M: 6 チャンネル)と 10 ビットの A/D コンバータ(ADC)1 個を備え、差動/シングルエンド・コンバータを内蔵しているため、外部アンプ回路なしで差動、疑似差動、シングルエンドの CVBS の直接接続に対応します。
ADV7282A の標準定義プロセッサ(SDP)はコンポジット、S ビデオ(Y/C)、コンポーネント形式の PAL/NTSC/SECAM 標準を自動的に検出します。アナログ・ビデオは 4:2:2 コンポーネント・ビデオ・データ・ストリームに変換され、ADV7282A では 8 ビット ITU-R BT.656 規格互換インターフェース経由、ADV7282A-M では MIPI CSI-2 Tx(以降「MIPI Tx」)インターフェース経由で出力されます。ADV7282A はインターレース/プログレッシブ(I2P)変換用のデインターレーサも内蔵しています。
ADV7282A は、バッテリ短絡(STB)診断検出入力と汎用出力を備えています。
ADV7282A は RoHS 準拠の省スペース LFCSP 表面実装パッケージで提供されます。ADV7282A の温度範囲は −40°C ~ +105°C で、車載アプリケーションに最適です。
ADV7282A の構成は、評価用ボードのスクリプト・ファイルに指定の I2C 書込みに従う必要があります。
アプリケーション
- 高度な運転者支援システム
- 車載用インフォテインメント
- ビデオ・セキュリティ向け DVR
- メディア・プレーヤ
Applications
ADV7481

MHL 2.1対応のレシーバADV7481は最大ピクセル・クロック周波数75MHzをサポートしているので、24ビット・モードで最大表示分解能720p / 1080i(60Hz)が可能です。ADV7481はリンク層、トランスレーション層、CBUS電気的ディスカバリ、表示データ・チャンネル(DDC)の命令を処理するリンク・コントロール・バス(CBUS)を備えています。システム・プロセッサによるMHLサイドバンド・チャンネル(MSC)の命令の実行は I2Cバス、あるいは専用のシリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)バスによって処理できます。CBUSに関連したイベントが起こったことを表示するために専用の割り込みピン(INTRQ3)が用意されています。
ADV7481はMHLソースに5V電圧バス(VBUS)信号を供給する電圧レギュレータの出力をダイナミックにイネーブ又はディスエーブルするイネーブル・ピン(VBUS_EN)を備えています。
HDMI対応レシーバADV7481は最大クロック周波数162MHzをサポートするので、最大1080pのHDTVフォーマット、最大UXGA(1600×1200@60Hz)の表示分解能が可能です。このデバイスはcapability discovery and control(CDC)機能をサポートするconsumer electronics control(CEC)コントローラを集積しています。HDMI入力ポートには専用の5V検出機能とHot Plug™アサート・ピンがあります。
HDMI / MHLレシーバは長いケーブルでも確実なインターフェース動作を保証する適応型Transition Minimized Differential Signaling(TMDS)イコライザーを内蔵しています。
HDMIとMHL両方の電気信号はADV7481の1つのレシーバ・ポートで受信することができます。HDMIとMHLとの自動検出はCD_SENSEピンを通してケーブル・インピーダンスの検出をすることにより実現されます。
ADV7481はHDMI / MHLレシーバからのビデオ信号を処理するコンポーネント・プロセッサ(CP)を1個内蔵しています。このデバイスは、HS / VS / DEタイミングのフリーラン、タイミング調整コントロールとともに、コントラスト調整、輝度調整、飽和度調整のような機能を提供します。
ADV7481のアナログ・フロントエンド(AFE)は1つの高速、10ビットA/Dコンバータ(ADC)で構成されていますが、アナログ・ビデオ信号はこのA/Dコンバータによってデジタル化された後SDPに供給されます。
8チャンネルのアナログ・ビデオ入力はシングル・エンド、擬似差動、完全差動のコンポジット・ビデオ信号とともにSビデオ信号、YPbPrビデオ信号も受信可能で、広範囲の民生用、車載用ビデオ信号をサポートします。
差動入力ビデオ信号のShort to battery(STB)イベントを検出できます。STB保護は入力ビデオ信号をACカップリングする事によって行われます。ADV7481は外付け抵抗分圧器との組み合わせにより、4Vのコモン・モード範囲が得られるので、ビデオ線に現れる大信号コモン・モード・トランジェントを取り除くことができます。
自動ゲイン制御(AGC)とクランプ再生回路により、ADV7481のアナログ・ビデオ入力ピンにおける入力ビデオ信号は最大1.0V p-pまで可能です。あるいは、AGCとクランプ再生回路はマニュアル設定するためにバイパスすることができます。
ADV7481のSDPは、コンポジット・フォーマット、Sビデオ・フォーマット、コンポーネント・フォーマットのさまざまなアナログ・ベースバンド・ビデオ信号をデコーディングすることができます。SDPは世界中のNTSC、 PAL、SECAM規格をサポートします。
ADV7481は8ビットデジタル入力 / 出力ポートを備えており、8ビットインターリブ4:2:2のSDRモードとDDRモードの両方とも720p / 1080iの入力 / 出力ビデオ分解能までサポートします。
アプリケーション
- 携帯機器
- 車載情報娯楽(ヘッドユニットとリアシートの娯楽システム)
- HDMIリピータとビデオスイッチ
Applications
ADV7613

ADV7613は高品質、低消費電力、シングル入力のHDMI to LVDSディスプレイ・ブリッジです。この製品には最大1080p(60 Hz)をサポートするHDMI対応レシーバが組み込まれています。
HDMIポートには専用の5V検出機能とHot Plug™アサート・ピンがあります。HDMIレシーバは長いケーブルでも確実なインターフェース動作を保証する統合イコライザも内蔵しています。
ADV7613にはHDMIストリームから抽出したオーディオ・データ用にオーディオ出力ポートがあります。HDMIオーディオ・フォーマットはダイレクト・ストリーム・デジタル®(DSD)とHBRを介したスーパーオーディオCD(SACD)を含みます。HDMIレシーバは、オーディオ出力での可聴な外来ノイズを防止する高度なミュート制御を備えています。
ADV7613はHDMIレシーバからのビデオ信号を処理するコンポーネント・プロセッサ(CP)を1個内蔵しています。このデバイスは、コントラスト調整、輝度調整、飽和度調整、STDI検出ブロック、フリーラン、同期アライメント制御のような機能を提供します。
LVDSエンコーダはデータを6ビット又は8ビットのDC不平衡型OpenLDIマッピング又は8ビットVESAマッピングにまとめることができます。ADV7613は入力で受信した最大分解能1080p(60 Hz)まで24ビットOpenLDIデータをデュアル・チャンネルLVDSトランスミッタ経由で出力できます。シングルLVDS出力ポートが対応する最大出力クロックは92 MHzです。ADV7613には車載用グレードと民生用グレードがあります。動作温度範囲は-40℃ ~+8℃です。
最新のCMOS製造プロセスで製造されており、ADV7613はRoHS準拠の9 mm × 9 mm、100ボールCSP_BGAパッケージを採用しております。
アプリケーション
- プロジェクタ
- 車載用情報娯楽ヘッドユニット
- 車載用情報娯楽表示器
- デジタル標識
Applications
LT3922-1

LT3922-1 は、モノリシックの同期整流式昇圧 DC/DC コンバータで、固定周波数のピーク電流制御を使用して 1 列の LED に対して PWM 調光を実行します。LED電流は、CTRL ピンに入力するアナログ電圧またはパルスのデューティ・サイクルによって設定します。LT3922-1 は、外付けの検出抵抗を介して広範囲の出力電圧にわたって ±2 % の電流レギュレーションを維持します。
スイッチング周波数は、RT ピンに抵抗を外付けする SYNC/SPRD ピンに外部クロックを入力することにより、200 kHz ~ 2 MHz の範囲でプログラム可能です。オプションのスペクトラム拡散周波数変調をイネーブルにすると、周波数が 100 % ~ 125 % の範囲で変化して EMI が減少します。また、LT3922-1 は、PWM 調光用の外付けハイサイド PMOS のドライバと、PWM 調光のアナログ制御用内部 PWM 信号発生器も内蔵しています。外部信号が使用できる場合、LT3922-1 は 100Hz PWM パルスで 25,000:1 PWM 調光を実行できます。
その他の機能としては、CTRL ピンおよび PWM ピンと組み合わせて使用する高精度の外部リファレンス電圧、LED 電流モニタ、高精度の EN/UVLO ピン閾値、開回路および短絡の負荷状態の検出に対応したオープンドレインのフォルト通知、およびサーマル・シャットダウンがあります。
アプリケーション
- 自動車用および産業用の照明機器
- 機械視覚
シグナル・チェーン
(3)
シグナル・チェーン

Reference Designs
CN0382

図1に示す回路は工業用の絶縁型スマート・フィールド計測器で、温度センサー(Pt100、Pt1000、熱電対)やブリッジ圧力センサーなど、さまざまなタイプのアナログ・センサーに接続できます。この計測器は、4 mA ~ 20 mAのアナログ出力とHART®(Highway Addressable Remote Transducer )インターフェースを介して通信を行います。HARTは、ピークtoピーク1 mAの周波数シフトキー(FSK)信号を、標準的な4 mA ~ 20 mAのアナログ電流信号上で変調する双方向デジタル通信です。HARTインターフェースを使用すれば、温度や圧力制御などのアプリケーションに必要なリモート・キャリブレーション、フォルト調査、プロセス変数送信といった機能を実現することができます。/p>
この回路は、超低消費電力の高精度24ビットΣ-Δ A/Dコンバータ(ADC)AD7124-4を使用しています。このADCには、温度および圧力システムに必要なすべての機能が含まれています。この回路には、AD5421(16ビット4 mA ~ 20 mAループ給電D/Aコンバータ(DAC))、AD5700(業界最小の消費電力とフットプリントを誇るHART対応ICモデム)、ADuM1441(超低消費電力のシリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)アイソレータ)、ADG5433(CMOSスイッチ)、およびADP162(絶縁電源回路の低消費電力3.3 Vレギュレータ)も含まれています。

対象となる製品
AD7124-4
A/Dコンバータ、24ビット、4チャンネル、低ノイズ、低電力、Σ-Δ型、PGA / リファレンス内蔵
AD5421
D/Aコンバータ、16ビット、シリアル入力、4mA~20mA出力、ループ給電
AD5700
低消費電力HARTモデム
ADUM1441
デジタル・アイソレータ、クワッド、マイクロパワー、デフォルト出力レベル:ハイ(チャンネル取り扱い可能信号方向:3/1)
ADP162
リニア・レギュレータ、CMOS、150mA 超低静止時電流
ADG5433
アナログ・スイッチ、トリプル/クワッドSPDT、高電圧、耐ラッチアップ機能付き
Applications
CN0328

図1に示す回路は、AD5755-1(ダイナミック電力制御機能を備えた4チャンネルの電圧および電流出力DAC)とHARTモデム AD5700-1 を組み合わせて、完全絶縁型の多重化HART®1アナログ出力ソリューションを提供します。電力は、ボードに実装されたトランス絶縁型電源回路(出力が±13Vと+5.2Vで、負荷電流に依存)または端子ブロックに接続された外部電源から供給することができます。この回路は、ユニポーラまたはバイポーラの電圧出力とともに、4mA~20mAの複数のHART互換電流出力を必要とする、プラグラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)と分散制御システム(DCS)モジュールでの使用に適しています。過酷な工業環境に置かれるアプリケーションにとって重要な外部トランジェント保護回路も搭載しています。
AD5755-1 DACはソフトウェアにより設定可能なので、必要な出力範囲とダイナミック電力制御に使用するDC/DCコンバータの設定値を容易にプログラムできます。このデバイスはスルーレート・コントロール・レジスタを含む内部コントロール・レジスタの全てにアクセスが可能です。このことはHART通信を使用するアプリケーションにとって重要です。
AD5700-1は、消費電力とフットプリントが業界最小のHART準拠ICモデムです。このデバイスは、HART周波数シフト・キーイング(FSK)半二重モデムとして動作し、必要とされる信号検出、変調、復調、信号生成の機能全てを搭載しています。0.5%の高精度発振器を内蔵しているため、ボード面積の条件が緩和され、コストが低減されます。AD5700-1は標準的なUARTインターフェースを採用しています。
デジタル・アイソレーションは、アナログ・デバイセズのiCoupler®技術を用いた4チャンネルと2チャンネルのデジタル・アイソレータ・デバイスADuM3481とADuM3210を使用して行います。iCoupler技術を使用することにより、光アイソレータを用いたソリューションで通常必要となる外付け部品を追加する必要性が減少します。絶縁バリアをまたいで電力を転送するのに外付けトランスが使用されています。
ADG759は多重化機能を備えることで、4つのアナログ出力チャンネル間のHART通信を可能にします。ADG759は、2ビットのバイナリ・アドレス・ラインA0とA1の設定に従い、4本の差動入力を切り替えて1本の共通差動出力に出力します。。デバイスがディスエーブルされると、全てのチャンネルはスイッチ・オフされます。マルチプレクサを柔軟にバイパスするバイパス・リンクが組み込まれています。
1 HARTはHART通信協会の登録商標です。


(簡略回路図:全接続の一部およびデカップリングは省略されています)
対象となる製品
AD5755-1
D/Aコンバータ、16ビット、4-20mA&電圧出力、クワッド・チャンネル、シリアル入力、ダイナミック・パワー制御、HART信号の接続機能
AD5700-1
高精度発振器内蔵の低消費電力HARTモデム
ADCMP356
コンパレータ&0.6V電圧リファレンス、プッシュ/プルのアクティブ・ハイ出力付き、4ピンSC70パッケージ
ADG759
CMOS、低電圧、3Ω、4チャンネル・マルチプレクサ
ADP1621
ステップアップDC/DCコントローラ、固定周波数、電流モード
ADR02
超コンパクト高精度5.0V電圧リファレンス
Applications
CN0314

図 1に示す回路は業界をリードするマイクロパワー計装アンプを使用した4 mA to 20 mAループ駆動トランスミッタです。無調整合計誤差は1%以下です。この回路は差動入力電圧を電流出力に変換するトランスミッタ(図 1)として、あるいは4 mA to 20 mA 電流入力を電圧出力に変換するレシーバ(図 5)としてスイッチ1個で設定する事ができます。

回路設計は高精度、低ノイズ、低消費電力のプロセス・コントロール・アプリケーションに最適化されています。回路のトランスミッタとしての入力範囲は0 V ~ 5V 又は0 V ~ 10 Vです。回路のレシーバとしての出力範囲は2.5 V 又は5 Vリファレンスを使うADCと互換性のある0.2 V ~ 2.3 V 又は0.2 V ~ 4.8 Vです。トランスミッタとしての電源電圧の範囲は12 V ~ 36 Vで、レシーバとしては7 V ~ 36 Vです。
回路構成は設定可能なので、1つのハードウェア設計を同時にトランスミッタとレシーバそれぞれのバックアップとし使用でき、在庫要求を最小限に抑える事ができます。
対象となる製品
Applications
CN0302

図1に示すPLL回路は13GHzのフラクショナルNシンセサイザ、広帯域アクティブ・ループ・フィルタ、およびVCOを使用し、200MHzの周波数ジャンプに対して、5µs未満で5°以内に位相を安定化します。
この性能は帯域幅が2.4MHzのアクティブ・ループ・フィルタを使って実現します。この広帯域ループ・フィルタを実現できるのは、ADF4159の位相周波数検出器(PFD)の最大周波数が110MHzであり、オペアンプ AD8065のゲイン帯域幅積が145MHzと大きいからです。
アクティブ・フィルタに使用するオペアンプAD8065は24V電源電圧で動作することができるので、チューニング電圧が0V~18Vの大部分の広帯域VCOを制御することができます。

(簡略回路図:全接続の一部およびデカップリングは省略されています)
Applications
CN0295

図1に示す回路はフレキシブルな電流トランスミッタで、圧力センサーの差動電圧出力を4mA~20mAの電流出力に変換します。
この回路はブリッジをベースにした多様な電圧駆動または電流駆動の圧力センサー向けに最適化されており、使われているアクティブ素子はわずか5個です。この回路の未調整での総合誤差は1%未満です。部品とセンサー・ドライバの設定に応じて、7 V~36 Vの電源電圧を使用できます。
回路の入力はESDと電源レールを超える電圧に対して保護されており、工業用アプリケーションに最適です。

対象となる製品
Applications
CN0289

図1に示す回路は堅牢で柔軟性のあるループ駆動電流トランスミッタで、圧力センサーの差動電圧出力を4 mA~20 mAの電流出力に変換します。
ブリッジをベースにした多種の電圧または電流駆動の圧力センサー向けに設計が最適化されており、わずか4個のアクティブ・デバイスを使用し、全未調整誤差は1%未満です。12 V~36 Vの範囲のループ電源電圧を使用できます。
回路の入力はESDおよび電源レールを超える電圧に対して保護されており、工業用アプリケーションに最適です。

対象となる製品
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CN0287

図1に示す回路は、性能、入力柔軟性、堅牢性、およびコストに対して最適化された完全絶縁型の4チャンネル温度計測回路です。この回路は、冷接点補償機能を備えた全てのタイプの熱電対と2線、3線、または4線接続構成に対する抵抗が最大4kΩのあらゆるタイプのRTD(抵抗温度検出器)をサポートします。
RTD励起電流は最適なノイズ性能と直線性性能を得るように設定可能です。
RTD計測では0.1℃の標準精度を実現し、K型熱電対計測では、冷接点補償にADT7310 16ビット・デジタル温度センサーを使用することにより0.05℃の標準精度を実現します。この回路は、高精度と低ノイズを実現するために、PGAを内蔵したAD7193 4チャンネル24ビット・シグマデルタADCを使用しています。
入力のトランジェントおよび過電圧の保護は、低リークの過渡電圧サプレッサ(TVS)とショットキー・ダイオードによって行われます。SPI互換のデジタル入力および出力は絶縁されており(2500V rms)、回路は完全絶縁型電源で動作します。

対象となる製品
AD8603
オペアンプ、高精度、マイクロパワー、ローノイズ、入出力レールtoレール
ADUM5401
デジタル・アイソレータ、クワッドチャンネル、2.5kV、DC/DCコンバータ内蔵(チャンネル信号方向:3/1)
ADT7310
デジタル温度センサー、±0.5℃精度、16ビット、SPI
AD7193
A/Dコンバータ、24ビット、4チャンネル、4.8kHz、超低ノイズ、PGA内蔵、ΣΔ型
ADR3440
電圧リファレンス、高精度、マイクロパワー
ADUM1280
デジタル・アイソレータ、デュアル・チャンネル(取り扱い可能信号方向:2/0)、デフォルト出力レベル:ハイ、3KVrms
ADG738
アナログ・マトリクス・スイッチ、3線シリアル制御、低電圧、CMOS
AD5201
デジタル・ポテンショメータ、33ポジション
ADG702
SPSTスイッチ、CMOS、低電圧、2Ω
Applications
CN0282

図1に示す回路は、HDMI/DVIからVGAへの変換(HDMI2VGA)の完全なソリューションで、アナログ・オーディオ出力を備えています。これには、165 MHzまでのビデオ・ストリームを受け取ることができるローパワーのADV7611高精細度マルチメディア・インターフェース(HDMI)レシーバが使われています。
この回路はUSBケーブルから給電され、最高1600 × 1200/60Hzの分解能で動作します。
この回路はEDID(拡張表示識別データ)情報を使って、HDMI/digital visual interface (DVI)ソースからのビデオ・ストリームが、HDMIソース、コンバータ、およびビデオ・グラフィックス・アダプタ(VGA)ディスプレイがサポートしている、最高の分解能になるように保証します。

HDMIレシーバは、輝度やコントラストなどのビデオの調整に使うこともでき、オーディオ・コーデックはオーディオ出力の音量設定に使うことができます。
この回路には多くの利点があります。高度に集積化されたビデオ・レシーバにより、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ)を追加する必要なくビデオの調整が可能です。シンプルなI2C書き込みで輝度やコントラストの調整、オーディオ音量の変更が可能です。内蔵EDIDメモリは部品数と必要な実装面積を減らします。降圧スイッチング・レギュレータにより、USBポートから回路に給電することができます。業界標準のチップ間接続を使って、レシーバ、コーデック、およびビデオD/Aコンバータ(DAC)を相互に直接接続することができます。回路は2層プリント回路基板(PCB)に実装され、UXGAの分解能(1600 × 1200/60Hz)まで動作します。
対象となる製品
Applications
CN0281

これは、高精度の熱電対温度モニタリング・アプリケーションにおいて高精度アナログ・マイクロコントローラADuC7060/ADuC7061を使用した回路です。
ADuC7060/ADuC7061は、ARM7コア、32kBフラッシュ、4kB SRAM、さまざまなデジタル・ペリフェラル(UART、タイマー、シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)、I2Cインターフェースなど)に加えて、デュアル24ビット・シグマ・デルタ(Σ-Δ)A/Dコンバータ(ADC)、デュアル・プログラマブル電流源、14ビットD/Aコンバータ(DAC)、1.2V内部リファレンスを内蔵しています。
この回路では、熱電対と100Ωの白金測温抵抗体(RTD)をADuC7060/ADuC7061に接続します。このRTDは冷接点補償に使用します。予備のオプションとして、デジタル温度センサーADT7311を使ってRTDの代わりに冷接点温度を測定することもできます。
ソース・コードでは、4HzのADCサンプリング・レートを選択しました。ADCの入力プログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)のゲインを32に設定すると、ADuC7060/ADuC7061のノイズ・フリー・コード分解能は18ビットを上回ります。

(簡略回路図:全接続の一部は省略されています。)
対象となる製品
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CN0264

The circuit in Figure 1 shows a digital-to-analog video converter paired with a low cost, low power, fully integrated reconstruction video filter with output short-to-battery (STB) protection, ideal for CVBS video transmission in harsh infotainment environments such as automotive applications. Although many video encoders (video DACs), such as the ADV7391, can drive a video load directly, it is often beneficial to use a video driver at the output of a video encoder for power savings, filtering, line driving, and overvoltage circuit protection. The main purpose of a video driver, typically configured as an active filter (also known as a reconstruction filter), is twofold: it blocks the higher frequency components (above the Nyquist frequency) that were introduced into the video signal as part of the sampling process, and it provides gain to drive the external 75 Ω cable to the video display.
Designers of infotainment and other video systems, such as rearview cameras and rear-seat entertainment systems, are likely to use this circuit to transmit video for the reasons previously stated. However, a third pressing design issue centers on the robustness. The ADA4432-1 and ADA4433-1 provide analog video designers with integrated ICs that offer crucial overvoltage protection, hardened ESD tolerance, along with excellent video specification, low power consumption, and wire diagnostic features.
The ADA4432-1 and ADA4433-1 are fully integrated, single-ended and differential video reconstruction filters, respectively. They combine overvoltage protection (STB protection) up to 18 V on the outputs, with low power consumption and a wire diagnostic capability. Wire diagnostics are provided by way of a logic output that is activated when a fault condition is present. The ADA4432-1 and ADA4433-1 feature a high-order filter with a −3 dB cutoff frequency of 10 MHz and 45 dB of rejection at 27 MHz.The combination of STB protection and robust ESD tolerance allows the ADA4432-1 and ADA4433-1 to provide superior protection in the hostile environments.
The ADV7391, and ADA4432-1 are fully automotive qualified, which makes both products ideal for infotainment and vision-based safety systems for automotive applications. The ADV7391, ADA4432-1, and the ADA4433-1 are available in a very small LFCSP package ideal for small footprint applications.

対象となる製品
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CN0235

Lithium ion (Li-Ion) battery stacks contain a large number of individual cells that must be monitored correctly in order to enhance the battery efficiency, prolong the battery life, and ensure safety. The 6-channel AD7280A devices in the circuit shown in Figure 1 act as the primary monitor providing accurate voltage measurement data to the System Demonstration Platform (SDP-B) evaluation board, and the 6-channel AD8280 devices act as the secondary monitor and protection system. Both devices can operate from a single wide supply range of 8 V to 30 V and operate over the industrial temperature range of −40°C to +105°C.
The AD7280A contains an internal ±3 ppm reference that allows a cell voltage measurement accuracy of ±1.6 mV. The ADC resolution is 12 bits and allows conversion of up to 48 cells within 7 μs.
The AD7280A has cell balancing interface outputs designed to control external FET transistors to allow discharging of individual cells and forcing all the cells in the stack to have identical voltages.
The AD8280 functions independently of the primary monitor and provides alarm functions indicating out of tolerance conditions. It contains its own reference and LDO, both of which are powered completely from the battery cell stack. The reference, in conjunction with external resistor dividers, is used to establish trip points for the over/undervoltages. Each cell channel contains programmable deglitching (D/G) circuitry to avoid alarming from transient input levels.
The AD7280A and AD8280, which reside on the high voltage side of the battery management system (BMS) have a daisychain interface, which allows up to eight AD7280A’s and eight AD8280’s to be stacked together and allows for 48 Li-Ion cell voltages to be monitored. Adjacent AD7280A's and AD8280’s in the stack can communicate directly, passing data up and down the stack without the need for isolation.
The master devices on the bottom of the stack use the SPI interface and GPIOs to communicate with the SDP-B evaluation board, and it is only at this point that high voltage galvanic isolation is required to protect the low voltage side of the SDP-B board. The ADuM1400, ADuM1401 digital isolator, and the ADuM5404 isolator with integrated dc-to-dc converter combine to provide the required eleven channels of isolation in a compact and cost effective solution. The ADuM5404 also provides isolated 5 V to the VDRIVE input of the lower AD7280A and the VDD2 supply voltage for the ADuM1400 and ADuM1401 isolators.

対象となる製品
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CN0234

図1に示した回路は電気化学センサーを使用した単電源、低消費電力バッテリ駆動、携帯用ガス検出器です。例としてAlphasense社の一酸化炭素センサーCO-AXを使用しました。
電気化学センサーは数多くの毒ガスの濃度を検出又は測定する計測器に対して多くの利点があります。ほとんどのセンサーはガスによって決まっており、百万個に1個(ppm)以下のガス濃度でも使用可能な分解能があります。それらはごくわずかな電流で動作するので携帯用バッテリ駆動計測器に最適です。
図1に示す回路で最大入力バイアス電流2 pA(室温)、消費電流がわずか10 μA/アンプのデュアル・マイクロパワー・アンプADA4505-2を使用します。さらに、高精度、低ノイズ、マイクロパワー・レファレンスのADR291 は消費電流がわずか12 μAで、2.5 Vコモンモード仮想グラウンド・リファレンス電圧を定めます。

高効率、降圧/昇圧レギュレータADP2503 は2本の単4電池による単電源動作が可能で、パワーセーブ・モード動作時の消費電力はわずか38 μAです。
図1に示す回路の全消費電力(ADCの AD7798 を除く)は通常状態(ガスが検出されない)で110 μA、最悪の状態(2000 ppmのCO検出時)では460 μAです。AD7798の消費電流は動作(G = 1、バッファ・モード)時には約180 μAで、パワーセーブ・モードではわずか1 μAです。
回路の消費電力は極めて低いので、電源は2本の単4電池で動作可能です。ADCとマイクロコントローラに接続した時、あるいはADC内蔵マイクロコントローラに接続した時、バッテリの寿命は6ケ月~1年になります。
対象となる製品
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CN0232

図 1に示す回路は、スプリアスを最小にするために、PLLシンセサイザをVCOから分離したものです。VCO内蔵シンセサイザ ADF4350と、別置のPLLシンセサイザICを使用します。
PLLとVCOが集積されたデバイスでは、デジタルPLL回路からVCOへのフィードスルーがあります。PLL回路がVCOに接近しすぎる事で、スプリアスレベルが高くなる恐れがあります。
図 1に示す回路は 、フラクショナルN型 PLLとVCOが集積されたADF4350を、PLLシンセサイザICADF4153 と共に使用したものです。ADF4350は137.5 MHz ~4400 MHzの周波数を発生させることができます。
外部PLLを使用する利点として、スプリアス性能が向上することに加え、周波数分解能を向上できることがあります。たとえばADF4153の代わりにPLLシンセサイザIC ADF4157を選べば、0.7 Hz程度もの微細なPLL周波数分解能を実現できる可能性があります。

Applications
CN0224

ADV7612はXpressview™を搭載したデュアル・ポートの225 MHz HDMI®レシーバで、両入力間の高速スイッチングが可能です。図1 に示す回路は、クワッド入力の高速スイッチングHDMI レシーバで、2 個のADV7612 を使用しています。
この回路は、225 MHz TMDS (1080p60、チャンネルあたり12ビット;148.5 MHz LLCピクセル・クロック)またはUXGA (1600 × 1200、チャンネルあたり10ビット; 162 MHz LLCピクセル・クロック)までの多重化された4つのHDMI入力を必要とするアプリケーションでのADV7612の拡張性を実現しています。回路はこのアプリケーションに対する費用対効果の高い解決策を提供し、−40°C~+85°Cの拡張工業用温度範囲で動作します。

Applications
テクノロジー
CN0217

AD5933と AD5934は内蔵プログラマブル周波数発生器と12 ビット、1 MSPS (AD5933) または 250 kSPS (AD5934) のA/Dコ ンバータ(ADC)を組み合わせた高精度インピーダンス・コンバ ータのシステム・ソリューションです。このプログラマブル な周波数発生器を使うと、既知の周波数で外部の複素インピ ーダンスを励起することができます。
図1 に示した回路を使うと低Ω レンジから数百kΩ までの正 確なインピーダンス測定値を得られ、AD5933/AD5934 全体の 精度を最適化します。

対象となる製品
Applications
CN0197

リチウムイオン(Li-Ion)バッテリ・スタックには多数の単一セルが含まれていますが、バッテリ効率を向上し、バッテリの寿命を延ばすためにはそれらの単一セルを正確にモニターしなければなりません。図1に示した回路の中の6チャンネルデバイス AD7280A は正確な測定データをバッテリ管理コントローラ(BMC)に提供する主要モニターとしの役割を果たします。
AD7280Aには内部±3 ppmリファレンスが内蔵されているので、±1.6 mVのセル電圧測定精度が得られます。ADCの分解能は12ビットで、48セルまでの変換を7μs以内で行う事ができます。
バッテリ管理システム (BMS)の高電圧側に接続されているAD7280Aはデイジーチェーン・インターフェースを備えているので、AD7280Aを8個まで直列接続して48個のLi-Ionセル電圧をモニターする事ができます。スタック(直列接続)の隣接したAD7280の間で直接通信が可能で、絶縁する事なしにデータをスタックの上下に送る事ができます。スタックの最低電位に接続されるAD7280Aマスター・デバイスは、BMCとの通信にSPIインターフェースを使用しますが、この部分だけにBMSの低電圧側を高電圧から保護するために磁気絶縁が要求されます。デジタル・アイソレータ ADuM1201 とDC/DCコンバータ内蔵のアイソレータ ADuM5401 の組み合わせにより、必要とされるコンパクトで、費用対効果の良い、6チャンネル・アイソレーションが実現します。

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