環境的持続可能性

アナログ・デバイセズおよびその従業員は、従業員、お客様、公衆の環境および安全衛生を保護することを誓約しています。

従業員、お客様、公衆の安全衛生を確保すると共に環境を保護することは、「活力ある企業」としてアナログ・デバイセズが誓約する事項です。

アナログ・デバイセズは、自社が環境に及ぼす影響を最小限に抑えることを誓約としており、自社の環境パフォーマンス目標について5年間の計画対象期間を設定し、企業レベルでは1年ごとおよび四半期ごと、拠点レベルでは月ごとに目標を更新しています。これらの目標は誓約を通じて履行が義務付けられ、計画の進捗を維持する上で必要な場合、上級管理職がリソースを割り当てます。

マネージメント・システムおよび組織構成に関する誓約

アナログ・デバイセズの製造拠点は、ISO 14001:2015スタンダードおよびOHSAS 18001スタンダードの認証を受けています(現在はISO 45001への転換が進行中)。これらのスタンダードは、アナログ・デバイセズの環境マネージメント・システム(EMS)および労働安全衛生(OHS)を確実に運用して、内外のコンプライアンス上の義務を果たし、リスクを低減するための国際的に認知されたフレームワークです。

グローバル・オペレーションおよび技術担当バイス・プレジデント(SVP)の指揮下にあるEHSディレクタは、適用されるEHS法的要件へのコンプライアンスに携わっています。EHS担当の管理職は、アナログ・デバイセズの社内弁護士および社外弁護士、助言者、財務担当者と定期的に会合し、潜在的な環境リスク(気候変動に関連するものを含む)およびアナログ・デバイセズに波及し得る影響について協議しています。

環境目標

アナログ・デバイセズは、製造作業で利用する資源(エネルギー、水、資材)をモニタリングし、保全すること、また、放出および排出の量が抑制され、低減されるよう設計した手法で操業することにより、環境への影響を最小限に留めるべく努めています。

アナログ・デバイセズは、環境パフォーマンス目標について5年間の計画対象期間を設定し、企業レベルでは1年ごとおよび四半期ごと、拠点レベルでは月ごとの審査で目標を更新して、計画の進捗を維持しています。2006年に取り組みに着手して、温室効果ガスの排出量、水の使用量、廃棄物の量、消費電力を2010年までに10%削減するという目標を設定しました。その後、それらの指標を半減した5%削減を2015年までに達成するという目標を設定しました。2020年に向けて設定した目標は、2015年のベースライン比で、更に半減した2.5%削減を達成することです。


2020年の環境目標

アナログ・デバイセズの環境コンプライアンスと将来構想

アナログ・デバイセズは、製品および事業運営に関して、模範となる環境パフォーマンスの達成に尽力しています。この目標達成に向けて、各操業施設で規制対応の記録簿を維持管理しており、EHSコンプライアンスの状況をモニタリングおよび評価するためのプログラムを運用しています。当社の規制コンプライアンス・マネージメント・システムは内部監査および独立のサード・パーティによる外部監査を受け、当社の施設は政府機関による検査を受けており、諸規制の要件を確実に順守しています。従業員はEHSに関するトレーニングを受けると共に、各自の業務に付随し、EHSマネージメント・システムで正式に規定されている予防およびリスク管理の活動に参加しています。アナログ・デバイセズは、アナログ・デバイセズが自社に対して設定しているものと同一の環境コンプライアンス基準を、サプライヤが順守することを期待します。

環境保全

当社は、保護地区内の当社施設に適用される拠点固有の規制を含め、適用される法律および規制を順守します。米国マサチューセッツ州ウィルミントンの当社施設は、保護の対象である湿原の近隣に位置しており、当地の事業運営では、湿原に関連するすべての法律および規制を順守しています。

生物多様性の保全
フィリピンは、生態系、生物種、遺伝子資源の多様性が極めて高い国の1つとして知られています。その一方で、気候変動、環境悪化、汚染をはじめとする要因により、同国の生物多様性の現状は危機に瀕しています。同国は各種の制度を設けてこれらの課題に対処しており、フィリピン国内の当社施設では、独自の生物多様性保全プログラムを立ち上げて対策に尽力しています。アナログ・デバイセズ・フィリピンの目標は、14ヘクタールの構内で見られる動植物の多様性を保全および改善し、環境の管理に関して従業員を教育し、環境保護の取り組みを強化することです。同拠点の構想は、従業員が散策し、自然に感謝を捧げ、刺激を受けて、環境管理の意識を高めることができる緑豊かな構内となることです。

アナログ・デバイセズ・フィリピンが昨年6月に立ち上げた生物多様性保全プログラムでは、生物多様性とその保全の重要性について、意識を涵養することを目標としています。同プログラムの成果の詳細については、以下をご覧ください。

構内で22種の鳥類を発見

報告によれば、アナログ・デバイセズ・フィリピンの社屋1階ロビーの外側にいた従業員に、2羽のタカサゴモズが代わる代わる襲いかかるという事例がありました。この野鳥のつがいは、ロビー付近のヤシの木に営巣していたことが判明しています。この鳥が示した行動は、特に巣やヒナを守ろうとしている場合、珍しいものではありません。このため、鳥が恐れを感じることのないよう、営巣している木の周囲から人の気配を遠ざける措置を講じました。これは、野生動物に対する影響を最小限に抑えることを含め、当社が環境保護に尽力していることを示す実例の1つです。

この種の鳥は、構内を飛来していることを確認した22種の1つにすぎません。

>構内の100種を超える固有樹木

構内では、2kmにわたって80種の固有樹木が植樹されています。植樹された樹木には、フィリピン国内で絶滅危惧種とされているものもあります。そうした樹木の保全に貢献していることは、当社の誇りとなっています。現在、この拠点には100種を超える樹木が繁茂しています。

5400本の樹木を家庭で植樹

家庭植樹のプログラムが開始されたのは2012年にさかのぼります。目標は、従業員の自宅庭への植樹を奨励することでした。現在までに5400本を超える樹木が従業員に提供され、各自の家庭で養育が行われています。

生物多様性の保全に関して、当社は他に以下のプログラムを設けています。

100匹のウミガメを放流

アナログ・デバイセズ・フィリピンは、同国のカビテ州ナイク町役場と共同して、ウミガメ(パウィカン)の保護および保全に取り組みました。昨2018年の2月23日、ナイク町役場は、ラバック・ビーチで第7回ナイク・パウィカン・フェスティバルを開催しました。アナログ・デバイセズはボランティアとして参加し、同町役場と共に約100匹の子ウミガメを海に放流しました。

構内の外部に2086本を植樹

当社は、国内の緑化という政府目標を支援しています。植樹イベントでボランティアの要請があった場合、当社の従業員は積極的に手を挙げています。2010年以来、州内の様々な地区で当社ボランティアが通算2086本を植樹しています。