アナログ・デバイセズ、CC-Link協会の幹事会メンバー参画を表明

CC-Link IE TSNの普及を通じてスマート工場の構築を加速

2020年11月24日 -東京
  • アナログ・デバイセズ(Analog Devices Inc.、本社:米国マサチューセッツ州ノーウッド、NASDAQ:ADI)は、産業用オープンネットワークCC-Linkファミリー1の普及活動を展開するCC-Link協会(本部:名古屋市、以下CLPA)の幹事会メンバーに参画し、協力関係を強化することで合意したと発表しました。アナログ・デバイセズはCLPAの運営に積極的に参加することで、CC-Linkファミリーの普及が特に進んでいるアジア地域を中心に、グローバル規模での事業拡大を目指します。また同社は、製造業の核となる地アジアに留まらず世界での更なる拡販を目的に、CC-Link IE TSNを中心としたプロモーション活動に積極的に参画していきます。


    ■アナログ・デバイセズの参画背景

    アナログ・デバイセズは、アナログ集積回路(IC)、ミックスド・シグナルIC、デジタル・シグナル・プロセッシング(DSP)IC及び高効率・高集積電源ソリューションICの設計、製造、販売を行っている世界トップの企業です。近年はFA業界でのEthernet普及を背景に、産業用イーサネット向けのマルチプロトコルスイッチICを市場展開し、FA業界においてグローバルにその存在感を増しております。そのアナログ・デバイセズは将来的に「CC-Link IE TSN」対応産業用イーサネット向けマルチプロトコルスイッチICの開発を進めていきます。

    一方CLPAは、世界に先駆けて産業用オープンネットワークにTSN (Time-Sensitive Networking)技術2を採用した「CC-Link IE TSN」をリリースしました。ICベンダとして世界的に名高く、TSN技術を牽引するアナログ・デバイセズがCLPA幹事会社として加わることにより、さらなるCC-Link IE TSNの普及加速が期待できます。また、同社の産業用イーサネット向けマルチプロトコルスイッチICがCC-Link IE TSNに対応することで、機器ベンダでの開発ツールの選択肢が増え、各機器の開発工数の削減を図ることができます。これにより、グローバルでの対応機器ベンダ拡大の加速も見込んでいます。CLPAは今後ますます、幅広いパートナーとともにCC-Link IE TSNの普及を推進していきます。


    ■CC-Link協会(CLPA)について

    CC-Link協会(CLPA)は、CC-Linkファミリーの普及活動を展開するオープンネットワーク推進団体で、今年設立20周年を迎えました。2000年の団体発足とともに、三菱電機など業界各社がまとめた日本発のオープンフィールドネットワーク「CC-Link」の仕様を公開。2007年には、業界初の1Gbps Ethernetをベースとした産業用オープンネットワークである「CC-Link IE」を発表。次いで2018年には、従来のCC-Link IEの性能・機能を大幅に向上し、TSN技術を採用した「CC-Link IE TSN」を発表しました。主な活動としては、CC-Linkファミリーの技術仕様策定やコンフォーマンステストの実施、CC-Linkファミリーを活用した機器や装置の開発サポート、ユーザーの機器選定支援、CC-Linkファミリー普及のためのグローバル規模での各種広報活動などがあります。会員数134社で発足したCLPAは毎年拡大を続け、2020年10月末時点では3800社強(うち海外企業約80%)が会員として加盟しております。


    ■CLPAの幹事会について

    CLPAの幹事会は、CLPAの活動にまつわるさまざまな意思決定を先導的な立場で行う中核組織です。CC-Link IE TSNのグローバルレベルでの普及を目指し、運営組織もグローバル化が進んでいます。アナログ・デバイセズの参画により、CLPA幹事会社は以下の計10社となります。
    CLPA幹事会社(五十音順)
    IDEC株式会社、Analog Devices Inc.、Cognex Corporation、Cisco Systems, Inc.、シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社、3M Company、日本電気株式会社、Balluff GmbH、三菱電機株式会社、Molex Inc.

    1 CC-Link、CC-Link IE、CC-Link IE TSNなど、CLPAが推進する各種プロトコルの総称
    2 標準Ethernet規格を拡張し時分割でリアルタイム性を実現

  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズは1965年の創業以来、高性能アナログで世界をリードし、さまざまな技術的課題を解決してきました。
    世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術でアナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
    想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ analog.com/jp

  • ■CC-Link IE TSNについて

    CC-Link IE TSNは、従来のCC-Link IEに対する市場からの要望に応え、Industry 4.0に代表される「IoTを活用したスマート工場の構築」を加速するべく誕生しました。FA (生産現場) とITの融合を実現すると共に、効率的なプロトコルにより従来のCC-Link IEの性能・機能をさらに強化しました。また、開発手法の多様化により様々な機器におけるCC-Link IE TSN対応が容易となります。仕様公開から2年となる2020年11月現在、すでに100機種を超えるパートナー対応製品の開発および販売が進んでいます。
    https://www.cc-link.org/
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