アナログ・デバイセズのKatsu Nakamura(中村勝史)がIEEEフェローに任命
~デジタル画像処理集積回路の開発リーダーの功績により、IEEE会員の最高位であるIEEEフェローに任命~
2019年01月23日 - 東京-
アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、アナログ・デバイセズの技術フェローであるKatsu Nakamura(中村勝史)博士が、デジタル画像処理集積回路の開発におけるリーダーとしての功績により、IEEEフェローに任命されたことを発表しました。IEEEフェローはIEEE会員の最高位で、技術者コミュニティでは権威が高く、栄誉ある称号であり、重要な職務実績とみなされています。1年あたりのフェロー任命数はIEEEのメンバー以上の資格をもつ会員数の0.1%以内と決められています。
Nakamura博士はアナログ・デバイセズで25年近くにわたりキャリアを積み重ねてきました。1994年に高速コンバータ事業部の上級設計技術者としてアナログ・デバイセズに入社し、組み込みアプリケーション用CMOSデータ・コンバータの初期の技術開発に携わりました。その後、デジタル画像処理技術の開発リーダーとして活躍し、2011年、コンスーマ・プロダクト・グループでプロダクトライン・ディレクターに就任。2018年より、医療およびコンスーマ・ビジネス・ユニットの技術戦略を主導しています。2005年には民生用画像処理市場におけるアナログ・デバイセズの技術的飛躍と売上の躍進への貢献が認められ、アナログ・デバイセズの技術フェローに任命されています。
Nakamura博士は1992年SRC Investor's Recognition Awardsの共同受賞者であり、20件以上の米国特許を取得し、現在出願中の特許が数件あります。また、2006年度EE Times ACE Innovator of the Year Awardの最終候補にも選出されています。カーネギー・メロン大学で電気工学専攻の工学士号、電気およびコンピュータ工学専攻の工学修士号および博士号を取得しています。
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世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術でアナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ analog.com/jp-
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