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高効率Nチャンネル・スイッチング・サージ・ストッパー「LTC7862」を発表

~150Vの過渡電圧からシステムを保護~

2018年07月26日 - 東京
  • LTC7862_300x300

    アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、高可用性システム向けの過電圧/過電流保護機能を備えた高効率スイッチング・サージ・ストッパー「LTC7862」を発表しました。LTC7862はNチャンネル・パワーMOSFET段を駆動し、通常動作時には最小限の損失で入力電圧を出力に電力伝送します。入力に過電圧状態が発生した場合、LTC7862は高効率DC/DCレギュレータとしてスイッチング動作を開始し、出力電圧と電流を制限することによって電源の供給を受けている下流の重要な部品を保護します。


    LTC7862の特長


    • VOUTクランプが高電圧入力サージを防止
    • 通常動作時の100%デューティ・サイクルのパススルー・モード
    • 過電圧または過電流トランジェント発生時、障害発生時や起動時にDC/DCレギュレータとして動作
    • 高効率スイッチングにより長時間のサージ保護を実現
    • 広い入力電圧範囲:4V~140V(絶対最大定格150V)
    • 調整可能な出力電圧クランプ:最大60V
    • 調整可能な出力過電流保護
    • RSENSEまたはインダクタDCRによる電流検出
    • パワー・インダクタにより通常動作モードで入力EMIを軽減
    • 調整可能なソフトスタートにより突入電流を制限可能
    • MIL-STD-1275およびISO 7637に準拠

    LTC7862は、広く使用されているLTC4363などのリニア・サージ・ストッパーを基盤として、高効率のスイッチング保護機能によって出力電流機能を拡張し、トランジェントおよび障害発生時の電力損失を軽減します。長い誘導電力バス内で負荷電流が急激に変動した場合、サージ電圧が発生します。車載用アプリケーションでは、オルタネータのインダクタに蓄積された電力によってロード・ダンプ時のサージ電圧が大きくなるため、この状況は更に悪化します。サージ・ストッパーの電力処理能力は、保護回路内の電力損失によって制限されます。この能力はリニア・サージ・ストッパーではパスMOSFETのサイズによって決まり、スイッチング・サージ・ストッパーでは変換効率によって決まります。スイッチング・サージ・ストッパーは電力損失が小さいので、リニア・サージ・ストッパーよりも大きな出力電流で長時間の入力電圧サージに耐えて動作することができます。


    LTC7862の動作入力電圧範囲は4V~140V(絶対最大定格150V)です。外付けフォルト・タイマー・コンデンサにより過電圧モードでの動作制限時間を設定することができ、電力損失が最高レベルに達した時でもスイッチング・サージ・ストッパーは安全なピーク動作温度以下に保たれます。このフォルト・タイマーにより、過電圧トランジェント状態や障害状態ではなく、通常動作モードに合わせて最適な部品を選択できるので、システム・コストの削減とサイズの縮小が可能となります。


    MIL-STD-1275規格対応アプリケーションでは、LTC7862は(最高100Vのバス電圧が最長500ms持続する)28V車両用電力バスで動作するデバイスを保護できます。またLTC7862は、工業用機器、航空電子機器、ISO 7637に準拠する自動車用電源にも最適です。


    LTC7862は20ピン4mm × 5mm QFNおよびTSSOPパッケージで供給されます。3つの温度グレードがあり、拡張温度グレードと工業用グレードの動作温度範囲は-40℃~+125℃、高温車載グレードは–40℃~+150℃です。


    価格と提供時期 下記表中の価格は米国での価格です。
    製品 量産出荷 1,000個
    受注時の単価
    パッケージ
    LTC7862 出荷中 3.40ドル~ 20ピン4mm × 5mm QFNおよびTSSOP
  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズは1965年の創業以来、高性能アナログで世界をリードし、さまざまな技術的課題を解決してきました。
    世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術でアナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
    想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ analog.com/jp

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