ゼロドリフト高精度オペアンプ「ADA4522」を発表
基板設計を簡素化し、業界最高のノイズ性能を実現
2015年08月21日 - 東京アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、高い電圧に対応した高精度、ローノイズ・ゼロドリフト・オペアンプの新シリーズの最初の製品として、デュアル・チャンネルの高精度オペアンプ「ADA4522-2」を発表しました。本シリーズは、オンチップの電磁干渉(EMI)フィルタ機能と、外付けキャリブレーション回路の削減により、システムのノイズやコスト、基板面積の低減、そして開発時間の短縮を実現します。
ADA4522-2ゼロドリフト・オペアンプの主な特長:
- ローノイズ:5.8nV/√Hz @ 1kHz typ
- ローオフセット: 5μV max @ 25˚C
- ローオフセット電圧ドリフト:22nV/ºC max
- 広帯域幅:2.7MHz GPB
- 動作電源電圧範囲:4.5V~55 V
- 800kHzの高いチョッピング周波数がクローズド・ループ帯域幅を拡げ、フィルタ処理を容易に
- 単電源動作にも対応。グラウンドからの入力電圧範囲、およびレールtoレール出力
価格と供給について
下記表中の価格は、米国での販売価格です。
製品
サンプル出荷
量産出荷 1,000個受注時
の単価パッケージ ADA4522-2
出荷中
出荷中
1.46ドル
SOIC-8、MSOP-8
ADA4522-4
出荷中
9月
3.14ドル
TSSOP-14、SOIC-14
関連資料
Analog Dialogue 49-07 「高精度回路でも使いやすくなった新しいゼロドリフト・アンプ」
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