RF設計ツールの新バージョン「ADIsimRF Version 1.6」を発表
•様々な機能強化に加え、29の新しいRF製品とデータ・コンバータ製品を追加
•RFシステム開発の簡素化と設計期間を短縮
2012年02月16日 - 東京
アナログ・デバイセズ社は、本日、多くのお客様にご利用頂いているRF設計ツール「ADIsimRF™」の新バージョン「ADIsimRF Version 1.6」を発表しました。この最新バージョンは、他の設計ツールと同様、ADIのウェブサイトから無償提供されています。ADIsimRF設計ツールは、ADIのRFからデジタルまでの機能ブロックのすべての製品群に対応したソフトウェアで、設計者はADIのRFアンプからデータ・コンバータまでの全製品群から目的の製品を選んで、RFシグナル・チェーンをモデリングし、評価することができます。ADIsimRF Version 1.6では、機能強化に加え、29の新しいRF 製品とデータコンバータ製品を追加しました。ADIsimRF設計ツールは、カスケード(直列)接続でのゲイン、雑音指数、IP3、P1dBや全消費電力など、RFシグナル・チェーンにおける最も重要なパラメータを算出することができます。ADIsimRF設計ツールは、ADIのRF 製品とデータ・コンバータ製品のデータも多数組み込まれ、設計者はプルダウン・メニューでそれらを簡単に選択できます。また、部品の選択に役立つデバイス・テーブルも用意されています
ADIsimRF Version 1.6の主な特長
全てのRFシグナル・チェーンをカバーするRF IC製品群
ADIは設計スキル、システムに対する理解、そしてプロセス技術をユニークに組合せて活用することで、業界をリードする高性能のRF機能ブロックから、高集積の多機能シングルチップRFソリューションまで、すべてのRFシグナル・チェーンをカバーする最も広範なRF IC製品群を提供しています。これらの製品は、広範囲にわたる無償の設計ツール、評価ボード、およびその他の設計リソースによってサポートされており、RFシステムの開発を容易にします。
- ADIの最新RF 製品およびデータ・コンバータ製品をサポート
- 受信感度のようなシステム・レベルの計算や、dBm単位の出力ノイズフロア積分値の計算結果の表示、および復調器の最小S/N比(信号対雑音比)を設定できる機能を追加
- ネットブック(ミニノートPC)などの低分解能PCディスプレイをサポートするために1024×600画素のアスペクト比をサポート
- 欧州の数値フォーマットに対応したファイル保存および読出し機能
- アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
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