「ADF7023-J」を使用した920MHz帯、250mWの無線通信モジュールがARIB STD-T108の技術基準適合証明を初取得

・西日本エリアで初めて、“ARIB STD-T108”本格施行当日の7月25日に取得
・スマートメータ向けの無線インフラとしても期待される規格に適合

2012年08月03日 -Norwood, MA
  • アナログ・デバイセズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:馬渡 修)は、2012年7月25日に、協力会社の株式会社ワイヤレス・デザイン(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:山内 昭久)が、アナログ・デバイセズ社製のRFトランシーバICADF7023-J」およびRFドライバ・アンプADL5324」を組み込んだ無線通信モジュールを開発し、ARIB STD-T108規格への技術適合証明を取得したことを発表しました。ワイヤレス・デザインでは、同社の920MHz帯の短距離無線通信システムに使用可能なプラットフォームとしてADF7023-Jを採用しました。

    ARIB STD-T108は、日本の社団法人電波産業会(ARIB)によって制定された、低電力無線機器によるデータ伝送における標準規格です。今後スマートメータ向けの無線インフラとしても期待されています。ワイヤレス・デザインは、7月25日にARIB STD-T108が本格運用されるのにあわせ、開始当日に技術基準適合証明を取得しました。ARIB STD-T108では、第1編として250mW運用を規定しています。









    <ご参考>

    標準規格の概要及び改定の概要

    規格番号 ARIB STD-T108
    標準規格名 920MHz帯テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用無線設備
    策定年月日 2012年2月14日
    規格概要 本標準規格は、電波法施行規則第6条に規定される特定小電力無線局の用途等のうち、テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用であって、無線設備規則第49条の14第7号ならびに8号に規定された915.9MHz以上929.7MHz以下の周波数の電波を使用する無線設備に関するものに加えて、電波法施行規則第 13 条に規定される簡易無線局の用途等のうち、テレメータ用、テレコントロール用及びデータ伝送用であって、新たに無線設備規則第54 条第5 号に規定された920.5MHz 以上923.5MHz 以下の周波数の電波を使用する無線設備について規定するものである。
    ~以下、略~
    出典:(社)電波産業会

    技術基準適合証明について

    技術基準適合証明(ぎじゅつきじゅんてきごうしょうめい)とは、小規模な無線局に使用するための無線設備が電波法などの法令等によって定められている技術基準に適合していることの証明(電波法第38条の2、第38条の33)。
    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    技術基準適合証明証書

    RFトランシーバ「ADF7023-J」について

    ADF7023-J RFトランシーバは、ARIB STD-T108標準規格に適合し、920MHz帯に対応した低消費電力のLow IFトランシーバです。ADF7023-Jは、ADIが海外のISMバンド向けに2009年に発表した、市場で実績のあるRFトランシーバ「ADF7023」をベースにしています。主な特長として、強化されたベースバンド機能を内蔵し、送受信における消費電流が極めて低いことからバッテリの長寿命化を実現するとともに、2 FSK/GFSKで最高300kbpsという高いデータレートを提供します。さらに、動作電源範囲は2.2Vから3.6Vと広く、業界をリードするブロッキング性能と優れた受信感度を実現します。また、低位相雑音設計のADF7023-J RFトランシーバは20mW無線機にも十分に対応することが可能です。

    RFドライバ・アンプ「ADL5324」について

    ADL5324は、他のRFドライバ・アンプと比べ、優れた電力効率と温度許容度を提供し、無線およびRF通信機器設計求めるニーズに対応しています。動作温度範囲は-40℃から+105℃と非常に広いので、消費電力と熱量が高いパワー・アンプ(PA) の近くに配置できます。また、電源電圧は+3.3Vから+5.0Vで動作し、電源電圧の変化に合わせてバイアス電流を最適化する機能により、今まで以上に低消費電力で動作できるようになります。これにより、RF設計者はバイアス抵抗を用いることなく、ドライバの消費電力をシステムの性能ニーズに合わせて設定することが可能になります。

    全てのRFシグナル・チェーンをカバーするRF IC製品群

    ADIは設計スキル、システムに対する理解、そしてプロセス技術をユニークに組合せて活用することで、業界をリードする高性能のRF機能ブロックから、高集積の多機能シングルチップRFソリューションまで、すべてのRFシグナル・チェーンをカバーする広範なRF IC製品群を提供しています。これらの製品は、広範囲にわたる無償の設計ツール、評価ボード、およびその他の設計リソースによってサポートされており、RFシステムの開発を容易にします。

    ワイヤレス・デザイン社について

    ワイヤレス・デザイン社は大阪に拠点を置く、平成21年に設立された組込み用の小型・省電力RFモジュール、高周波パルス電源など、高周波技術を用いた製品設計を行う会社で、高周波回路設計、アンテナ設計、無線通信機器設計(主に組込用途)の受託開発から量産納入まで行っております。http://www.wireless-d.com/

  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

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