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業界初のJESD204Bシリアル・インターフェース付きオクタル超音波レシーバ「AD9671」を発表

・データI/O配線を削減し、超音波システム設計を簡素化
・5Gbpsデータ・コンバージョン・インターフェース付き
・カート型や携帯型超音波機器のより高いデータレートとチャンネル数をサポート

2012年10月09日 - 東京
  • アナログ・デバイセズ社は、本日、オンチップJESD204Bシリアル・インターフェースを特長とする、業界初のオクタル超音波レシーバ「AD9671」を発表しました。AD9671は、5GbpsのJESD204Bインターフェースを組み込んだことにより、他のデータ・インターフェース規格に比べて、超音波システムのI/O配線を80%も削減します。I/O配線の削減によって超音波機器のボード設計を簡素化し、小型で高性能な超音波システム 設計メーカーの要求に対応します。また、今まで以上に優れたデータレート、チャンネル数、解像度に対する業界の要求にも十分に対応できるようになります。


    AD9671は、8チャンネルのデータをRFからベースバンド周波数までコンディショニングを行い、システムFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)の処理負荷を、他のレシーバと比べて、50%以上低減します。AD9671は、LNA(ローノイズ・アンプ)、可変ゲインアンプ、アンチエイリアス・フィルタを集積し、業界最高のサンプル・レート(125MSPS)でかつ最高のSNR性能(75dB)の14ビットA/Dコンバータによって超音波画像の品質を改善します。新しいオクタル・レシーバは、アナログ・デバイセズの優れた超音波レシーバ製品の最新製品で、ミドルレンジからハイエンドの携帯型やカート型超音波システムに適しています。


    アナログ・デバイセズ社 ヘルスケア・セグメント担当ヴァイス・プレジデントのパット・オドハティ(Pat O’Doherty)は次のように述べています。「業界初のマルチギガビット・シリアルインターフェース付きオクタル超音波レシーバにより、超音波機器設計者はデータ・コンバータとFPGA間のI/O配線を削減できるようになります。また、JESD204Bシリアル・インターフェースを組み込んだことで、AD9671はPCB設計やデバッグを簡素化するだけでなく、メーカーが機器全体としての優れたシステム性能と設計コストとシステム・サイズの低減を実現します」


    デジタルI/Q復調付きオクタル超音波レシーバ AD9671について


    ADIが2012年7月24日(日本時間)に発表した、オクタル超音波レシーバ「AD9670」のように、AD9671はデジタルI/Q復調器、プログラマブル・オシレータ、および16タップFIR(有限インパルス応答)デシメーション・フィルタが、FPGAに対するデータ帯域幅要求を低減し、さらに多数のチャンネルを単一のCML(Current-mode logic)データレーンに結合します。AD9671は、13次までの高調波除去機能の付いたアナログI/Q復調器によるCW(連続波)ドップラー処理を提供します。これにより、設計者はフィルタ設計が容易になり、フィルタ部品やシステム・コストの低減や信号感度の改善ができるようになります。CWモード出力のダイナミック・レンジはチャンネル当たり160dBc/√Hzを超えます。


    AD9671オクタル超音波レシーバの主な特長:


    価格、供給、および関連製品について


    AD9250デュアルチャンネル14ビット250MSPS A/Dコンバータは、ベースバンド差動アナログ入力コンフィギュレーション向けの「AD8138」、「ADA4937」、「ADA4938-2」ドライバ、および低ジッタ・クロック・バッファ「ADCLK905」とクロック配分IC 「AD9516-3」などのADI製品と用いることで、より優れた動作性能を実現します。

    170MSPSのピン互換バージョン「AD9250-170」と11ビットで250MSPSのピン互換バージョン「AD6673」も提供しています。


    下記表中の価格は、米国での販売価格です。


    製品 サンプル供給 量産供給 1,000個受注時の単価 パッケージ
    AD9671 2012年10月 2012年12月 75.00ドル 144ボール10mm×10mm BGA

    ※調査会社データビーンズ社の市場調査報告「2012 Analog」で、アナログ・デバイセズ社は、世界のデータ・コンバータ市場でシェア48.5%とトップで、市場をリードしています。ADIの48.5%というシェアは、他の競合他社の合計よりも大きな市場シェアを誇ります。


    • 5GbpsシリアルJESD204B CMLインターフェース
    • プログラマブル・オシレータ付きデジタルI/Q復調器
    • FIRデシメーション・フィルタ
      • デシメーション・ファクタ当たり16タップ
      • 最大32デシメーション
    • 14ビット125MSPS A/Dコンバータ
      • SNR:75dB
    • 8チャンネルLNA、VGA、AAF、ADC
    • 低消費電力:
      • TGC(時間ゲイン補償)モード時:130mW/チャンネル@40MSPS
      • CWモード時:55mW/チャンネル
    • LNA入力換算ノイズ:0.78nV/√Hzティピカル@ 5MHz(ゲイン=21.3dB)
    • CWドップラー信号の高調波を13次まで除去



  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

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