傾斜センサーに最適な3軸MEMS加速度センサー「ADXL350」を発表

  • オフセット温度特性の最小/最大値を規定
  • 使用温度範囲での最大傾斜誤差の予測と定量化が可能

2012年10月04日 - 東京
  • アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、本日、使用温度範囲にわたりオフセット温度特性の最小/最大値を規定したMEMS加速度センサー「ADXL350」を発表しました。3軸MEMS加速度センサーADXL350は、オフセット温度特性の最小/最大値(±3σ)が、X/Y軸で±0.31mg/°C、Z軸で±0.49mg/°Cを実現し、−40°Cから+85°Cの使用温度範囲にわたって、予測と定量化を可能とします。既存のMEMS加速度センサーでは、オフセット温度感度のティピカル値しか規定していないものが多く、傾斜センサーで求められるような正確な加速度測定のためには、オフセット温度特性のキャリブレーションを必要としました。ADXL350のオフセット温度特性の仕様は、広い温度範囲で温度変化のあるアプリケーションにおいても、信頼性の高い連続データ測定を実現します。さらに、ADXL350の特長である低ノイズ密度により、設計者はローノイズ・フロアのアプリケーションにおいても正確な測定ができるようになります。


    ADXL350は、13ビットで2mg/LSBという分解能を持ったオンボードA/D変換を提供するだけでなく、±1g/2g/4g/8gの測定レンジに設定できます。また、ADXL350の基板専有面積は3mm×4mm×1.2mmと小型で、16ピン・プラスチック・キャビディ・ラミネート・パッケージで提供されます。ADXL350は、温度変化のある環境下において高精度な傾斜/振動センシングを行う環境監視装置などの産業用機器、医療機器、また民生機器などに適しています。


    ADXL350 MEMSの特長:


    価格と供給について


    下記表中の価格は、米国での販売価格です。


    製品 供給 動作温度範囲 1,000個
    受注時の単価
    パッケージ
    ADXL350 出荷中 -40°C から +85°C 4.57ドル 3 mm x 4 mm x 1.2 mm
    16ピン・プラスチック・キャビティ・
    ラミネート・パッケージ

    【関連情報】


    • MEMS&センサー
      • X/Y軸上で±0.31mg/°C、Z軸上で±0.49 mg/°Cというオフセット温度特性の実現により、使用温度範囲にわたって、オフセット誤差、および傾斜センサーとしての誤差の予測と定量化が可能
      • 13ビットで2mg/LSBという分解能のオンチップA/Dコンバータが1.0°未満の傾きの変化を測定
      • ローパワー・モードでは、スレッショルド・センシングによるインテリジェント・モーション・ベースのパワーマネジメントと、超低消費電力でのアクティブ加速度測定が可能




  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp

  • Editor's Contact Information
Stay Informed