業界最高レベルの低ジッタを実現するRFクロックIC「AD9525」を発表
・高速のデータ・コンバージョンや最適なSNR(S/N比)性能を必要とする通信や計装機器向け
・競合クロック製品のおよそ3倍高速※1の最高3.6GHz出力周波数までサポート
2012年10月31日 - 東京
アナログ・デバイセズ社は、本日、高速のデータ・コンバージョンや最適なSNR(S/N比)性能を必要とする通信や計装機器向けに、業界で最も低いジッタのRFクロックIC「AD9525」を発表しました。AD9525は、出力周波数245.76MHzにおいて、外付けVCO(電圧制御発振器)から生じるジッタを含め、83fs(1kHzから100MHzオフセット範囲)の絶対ブロードバンドRMS(二乗平均)ジッタを実現します。また、この新しいRFクロックICは、競合クロック製品のおよそ3倍高速※1の最高3.6GHz出力周波数までサポートします。高速と低ジッタの組み合わせは、計装機器や防衛用電子機器のような、GSPS(ギガサンプル/秒:毎秒10億サンプル)領域でのデータ・コンバージョン動作のために非常にクリーンなクロック生成を必要とするアプリケーションにとって特に重要です。
※1:当社調べAD9525 RFクロックICの主な特長:
価格と供給について
下記表中の価格は、米国での販売価格です。製品 供給 動作温度範囲 1,000個受注時の単価 パッケージ AD9525 出荷中 –40°C~ +85°C 8.33ドル 48ピンLFCSP - RMSジッタ:
- 83fs @245.76MHz(1kHzから100MHz)
- 46fs @245.76MHz(12kHzから20MHz)
- 最高出力周波数:3.6GHz
- 出力to出力スキュー:25ps
- 出力数:LVPECLが8本とLVPECL SYNCが1本
- 電源電圧:3.3V
- RMSジッタ:
- アナログ・デバイセズについて
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp