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アナログ・デバイセズ・ソリューション・ブリテン 2010年 No.5 |
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RF IC
高ダイナミック・レンジと低ノイズ条件のRF設計に対応する高直線性ミキサー
高い直線性と低ノイズを必要とするミキサー・アプリケーションを設計することは、つねに大変な作業でした。既存のミキサー・ソリューションではバランやアンプなどの外付け部品が必要になることが多く、設計が複雑になります。アナログ・デバイセズが最近発表した集積パッシブ・ミキサー(ADL5353とADL5354)は、設計の複雑さを軽減し、かつクラス最高の性能を実現したことで、アナログ・デバイセズのミキサー製品が対応する周波数範囲を拡張します。
ADL5353とADL5354は、2300 ~2900MHzのRF入力周波数用に設計された狭帯域ミキサーです。シングル・チャンネルのADL5353とデュアル・チャンネルのADL5354は、RFバラン、デュアルLO周波数アプリケーション向けのLOスイッチ、LOドライバ、集積IF アンプなどを搭載し、その集積度は最高レベルです。チップ上にバランを搭載することでRF 信号のシングルエンド駆動入力が可能になり、集積化されたIF アンプがゲインを提供し外付け部品は不要となります。ADL5353とADL5354は、ともに最高クラスの入力IP3とノイズ指数性能により、優れたスプリアス・フリー・ダイナミック・レンジを実現します。さらにいずれも、ブロッカ信号存在下で優れたノイズ指数を提供します。ブロッカ信号存在下での高いスプリアス・フリー・ダイナミック・レンジと低いノイズ指数により、大きな干渉信号が存在する環境でレシーバが動作するアプリケーションにおいてもミキサーを使用できます。
シングル・チャンネルとデュアル・チャンネルのパッシブ・ミキサーは、3.3 ~ 5Vの電源電圧範囲で動作し、高度なSiGeバイポーラ・プロセスで製造されており、1500VのHBM ESD 保護を提供します。これにより、損傷を受けやすいGaAsミキサーに比べて取扱いが容易になります。
シングル・チャンネルのパッシブ・ミキサー、IFアンプ搭載
| 製品番号 |
RF周波数 (MHz) |
LO周波数 (MHz) |
変換ゲイン (dB) |
入力IP3 (dBm) |
ノイズ指数 (dB) |
P1dB (dBm) |
| ADL5353 |
2300~2900 |
2330~3350 |
8.5 |
25 |
9.9 |
10.6 |
| ADL5355 |
1200~2500 |
1230~2470 |
8.4 |
27 |
9.2 |
10 |
| ADL5357 |
500~1700 |
730~1670 |
8.6 |
26.6 |
9.1 |
10.2 |
シングル・チャンネルのパッシブ・ミキサー
| 製品番号 |
RF周波数 (MHz) |
LO周波数 (MHz) |
変換ゲイン (dB) |
入力IP3 (dBm) |
ノイズ指数 (dB) |
P1dB (dBm) |
| ADL5365 |
1200~2500 |
1300~2300 |
–7.3 |
36 |
7.3 |
25 |
| ADL5367 |
500~1700 |
700~1700 |
–7.3 |
34 |
7.3 |
25 |
デュアル・チャンネルのパッシブ・ミキサー、IFアンプ搭載
| 製品番号 |
RF周波数 (MHz) |
LO周波数 (MHz) |
変換ゲイン (dB) |
入力IP3 (dBm) |
ノイズ指数 (dB) |
P1dB (dBm) |
| ADL5354 |
2300~2900 |
1850~2870 |
8.5 |
25 |
9.9 |
10.6 |
| ADL5356 |
1200~2500 |
1230~2470 |
8.2 |
31 |
9.9 |
11 |
| ADL5358 |
500~1700 |
730~1670 |
8.3 |
25.2 |
9.9 |
10.6 |
評価用ボードを利用して、デバイスの設定とテストを行うことができます。
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