AD9868

ミックスド・シグナル・フロントエンド、ブロードバンド・モデム用
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製品概要

AD9868は、最大80MSPSのデータレートの受信 / 送信パス機能を必要とするトランシーバ・アプリケーション向けのミックスド・シグナル・フロントエンド(MxFE®)ICです。AD9865とピン互換の低価格バージョンであり、電流アンプ(IAMP)のIOUTP機能はありません。また、80~200MHzのPLL VCO動作範囲にも制限があります。

このデバイスは、半二重 / 全二重のアプリケーションに最適です。デジタル・インターフェースはきわめて柔軟性が高いため、半二重 / 全二重データ転送に対応したデジタル・バックエンドに簡単に接続できます。このため、ADCとDACを個々に利用するソリューションの代わりにAD9868を使用できます。節電モードでは、機能ブロックごとに消費電力を節約でき、半二重アプリケーションでは未使用のブロックをパワーダウンできます。シリアル・ポート・インターフェース(SPI)を備えているため、さまざまな機能ブロックをソフトウェア上でプログラムできます。内蔵のPLLクロック乗算器とシンセサイザが1個の水晶発振器もしくはクロック源から必要な内部クロックをすべて供給します。2個の外部クロックを使用することも可能です。 

送信(Tx)信号パスは、2×または4×のローパス・インターポレーション・フィルタ、10ビットTxDAC、ライン・ドライバで構成されています。送信パスの信号帯域幅は、80MSPSの入力データレートで34MHzと広くなっています。TxDACから得られる差動電流出力は、17dBm(ピーク値)の信号パワーを提供する低歪み電流アンプ(IAMP)や外付けの負荷に直接入力できます。Txパワーは、19.5dBの範囲(0.5dBステップ)でデジタルに制御できます。 

受信パスは、プログラマブル・アンプ(RxPGA)、チューナブル・ローパス・フィルタ(LPF)、10ビットADCで構成されています。低ノイズのRxPGAは、-12~+48dBのゲイン範囲をステップ幅1dBで設定できます。入力換算ノイズは、36dBを超えるゲイン設定で3nV/√Hz未満になります。受信パスLPFのカットオフ周波数は15~35MHzの範囲で設定できるほか、バイパスすることも可能です。10ビットADCには、最大80MSPSの優れた動的性能があります。RxPGAとADCはどちらも消費電力をスケーラブルに調整できるため、消費電力 / 性能の関係を最適化できます。

AD9868は、数多くのブロードバンド・モデムに対応する高集積ソリューションです。省スペースの16ピンLFCSPパッケージを採用し、商用温度範囲(-40~+85℃)で仕様が規定されています。

アプリケーション
  • ブロードバンド・ワイヤライン・ネットワーキング

製品ライフサイクル

checked 製造中

この製品ファミリーの1つ以上の型番が生産/供給中です。新規の設計に適していますが、より新しい代替製品を提供している場合があります。

設計リソース

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ADI has always placed the highest emphasis on delivering products that meet the maximum levels of quality and reliability. We achieve this by incorporating quality and reliability checks in every scope of product and process design, and in the manufacturing process as well.  "Zero defects" for shipped products is always our goal.

AD9868 Material Declaration
PCN-PDN Information Quality And Reliability Symbols and Footprints

ディスカッション

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