AD1859

18ビットD/Aコンバータ、ステレオ、単電源、集積化シグマ・デルタ
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Replacement Parts

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製品概要

AD1859は、16 / 18ビットの全機能内蔵型シングルチップ・ステレオ・デジタル・オーディオ再生サブシステムです。可変レート・デジタル・インターポレーション・フィルタ、ディザ機能付きの革新的なマルチビット・シグマ・デルタ(SD)変調器、耐ジッタD/Aコンバータ(DAC)、スイッチド・キャパシタ・フィルタおよび連続時間アナログ・フィルタ、アナログ出力駆動回路で構成されています。また、SPI互換のシリアル・コントロール・ポート経由で設定できるステレオ・アッテネータとミュート機能もあります。

AD1859の特に優れた特長は、非同期マスター・クロック能力にあります。これまでのSDオーディオDACでは、目的のサンプル・レートの256倍または384倍の高周波マスター・クロックが必要でした。この高周波同期クロックの生成と管理は、ボード・レベルの設計者にとってかなり負担になります。また、従来のシングル・ビットSD DACのアナログ性能は、サンプル・クロックとマスター・クロックのスペクトル純度に依存しています。AD1859にはデジタル位相ロック・ループ(PLL)があり、これによってマスター・クロックを非同期にしたり、サンプル・クロック(L/Rクロック)のジッタを強力に除去することもできます。デジタルPLLによって、デバイスに単一周波数(たとえば27MHz)のクロックを使用しながら、サンプル周波数(L/Rクロックで決定)はさまざまな値にすることができます。デジタルPLLは、約100msで新しいサンプル・レートにロックします。サンプル周波数の上下15Hzのジッタ成分が6dB/octで除去されますが、これは従来のオーディオDACでは得られなかったレベルです。

AD1859は、直線的な位相応答性によりサンプリング・レートの連続的な調整が可能で、オプションとして外部アナログ・ディエンファシス処理も提供します。クロック回路に発振器が内蔵されているため、ユーザが用意するのは外付けの水晶発振器だけです。必要に応じて外部のクロック源で発振器をオーバードライブすることもできます。

AD1859にはシンプルでありながら、きわめて柔軟なシリアル・データ入力ポートがあり、さまざまなA/Dコンバータ(ADC)、DSPチップ、AES / EBUレシーバ、サンプル・レート・コンバータと外付け回路なしで接続できます。シリアル・データ入力ポートは左詰め、I2S、右詰め、DSPシリアル・ポート互換モードの設定が可能で、入力信号はMSBファースト、2の補数フォーマットの16 / 18ビット・シリアル・オーディオ・データになります。パワーダウン・モードを使用すれば、非アクティブ時の消費電力を最小限に抑えることができます。AD1859は+5V単電源で動作します。0.6µM CMOSダブル・ポリシリコン / ダブル・メタル・プロセスを使って製造したワンチップ・モノリシックICで、28ピンSOICおよびSSOPパッケージがあり、-40~+105℃の拡張工業用温度範囲で使用できます。