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PreSonus、SHARC®を活用してデジタル・オーディオ・ミキシングと
マルチチャンネル録音機能を融合

アナログ・デバイセズのSHARCプロセッサをベースに、プロフェッショナル向けのオーディオ性能、エフェクト処理、卓越したサウンド品質を実現

オーディオ録音&ミキシング装置はかつて業務用録音スタジオの専有物でしたが、現在は機能、使いやすさ、経済性(価格)の面で大きな進歩を続けており、このためにミュージシャンやオーディオエンジニアはホーム・スタジオからステージにいたるまで、ほぼどのようなセッティングでも自分たちの音楽を制作することができます。この傾向を一番よく理解しているのは、現在最も革新的なオーディオ・プロダクション機器メーカーのPreSonusです。PreSonusはデジタル・オーディオ・ミキサ&マルチチャンネル録音システム「StudioLive 16.4.2」 を最近発表しましたが、その小型で安価なシステムにはアナログ・デバイセズの32ビット浮動小数点SHARC プロセッサを採用し、ハイレベルのデジタル・エフェクト処理性能とサウンド品質を実現しています。

PreSonus_StudioLive_Graphic

卓越した性能 – ダイナミック・デジタル・オーディオ処理のキーポイント

StudioLiveは、業務用デジタル・ミキサーと完全なマルチチャンネル録音システムを融合して、ライブ演奏とスタジオの両方の領域で最高のものを求めるユーザーに現在入手できる最高のクリエイティブ環境を提供しています。このユニークな複合機能を実現するために、PreSonusは、集約的なミキシング、ダイナミック・エフェクト処理、およびイコライゼーション機能をサポートすると同時にリアルタイムの音楽処理/録音に必要な卓越した高性能を提供する処理プラットフォームを必要としました。StudioLive開発の初期段階では、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)をメインの処理エンジンとして採用することを検討していましたが、すぐにPreSonusの技術者はFPGA方法では許容範囲を超えるレイテンシが発生し、複雑なオーディオ・エフェクトの実装が難しくなると判断しました。PreSonus は浮動小数点SHARCアーキテクチャを採用したことで、優れた性能を実現できる高い計算能力、それにPreSonusオーディオ・アルゴリズムのプログラミングやカスタマイズの柔軟性を高める堅牢な命令セットを手にしました。同社はStudioLiveに競合製品のデジタル信号プロセッサを採用する案も検討しましたが、最終的には400MHz/2.4GLOPSという浮動小数点演算性能を高く評価してSHARCを選択しました。SHARCには、2MバイトのオンチップSRAM、6MバイトのオンチップRAM、それにSDRAM、SRAM、フラッシュおよびROMメモリに対応する32ビット外部メモリ・インターフェースが備わっており処理をサポートします。コアとメモリの非常に高い性能と際立ったI/Oスループット能力をバランスよく提供するSHARCは、StudioLiveの大規模な計算処理およびリアルタイム信号処理、歪みのない最適な音響性能を実現するためのヘッドルームなどの要求を満足することが出来ます。

PreSonusはStudioLiveシステムを製造するにあたり、ライブ演奏とスタジオ制作の両方に対応した独自の機能を持つデジタル・オーディオ・ミキサの設計を手がけました。新しいシステムは、低予算の顧客にとって魅力的な価格を達成するために部品(BOM)コストを節約するだけではなく、携帯性を考慮して製品の小型化を実現する必要がありました。もちろん、性能、機能、そして最も大切な音質面での妥協は一切ありませんでした。ADIのSHARC 21369 プロセッサを採用することで、PreSonusはStudioLiveシステムに優れたコストパフォーマンスと高度な機能を盛り込むことに成功し、同社エンジニアの予想を越える音質を実現しました。

SHARCの採用によって、PreSonusはStudioLiveに比べて最大で20倍のコスト高となるシステムを上回る高レベルのサウンド品質を達成できました。

プロフェッショナル向けオーディオ・アプリケーション
ミュージシャンやオーディオエンジニアにとってStudioLiveの直感的な制御や使い勝手の良さは大いに役立っていますが、それと同様に、PreSonusの技術者にとってSHARCのエレガントで強力なプロセッサ・アーキテクチャも非常に役立っています。PreSonus はこのアーキテクチャによって開発工程を効率化し、同社の積極果敢な設計目標を達成することができたのです。ADSP-21369 SHARC プロセッサは、デジタルS/PDIFトランスミッタ/レシーバ、8チャンネルの非同期サンプルレート・コンバータ、8個の高速シリアル・ポート、4個の高精度クロック発生器、複数のシリアル・インターフェースなど、さまざまなオンボードのオーディオ専用/汎用ペリフェラルを備えているため、StudioLiveのハードウェア設計を簡素化し、BOMコストを最低限に抑えることができました。

自社製品に対して独自の機能をかなり自由にプログラミングしたいオーディオ技術開発者にとって、SHARCは理想的なプラットフォームです。たとえば、PreSonusはSHARCのDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)を使い、きわめて低いレイテンシのライブ・オーディオ・ストリームをミックス、処理する、タスク・スケジューリング・カーネルを開発しました。このカーネルは資源やメモリの動的割当て管理に有用であり、また8フレーム・サンプル・サイクルでオーバヘッドを最低限に抑え、要求の厳しいライブ・オーディオ・アプリケーションに対応した高精度のオーディオ処理と音質を実現します。

高い処理能力と業務用として通用するサウンド品質
「世界で最もパワフルでフレキシブルな16チャンネル・デジタル・ミキサ」といった広宣文句にも見られるように、StudioLiveには優れた機能があります。16チャンネル高ヘッドルームXMAXマイクロフォン・プリアンプ、内蔵式の32×18 FireWire録音再生エンジン、4バンドEQ、コンプレッサ、リミッタ、ゲートなどを搭載した多機能チャンネル、DSPエフェクト、AUXバス6系統、サブグループ×4、拡張LEDメータ、さらにミキサ設定の保存、呼出しやチャンネルストリップの保存/呼出し/コピー/ペースト、トークバック機能などを備えており、音楽の演奏と制作に新たな可能性を切り開きます。

SHARCの採用によって、PreSonusはStudioLiveに比べて最大で20倍のコスト高となるシステムをも上回る高レベルのサウンド品質を達成し、ルーム・アコースティック・シミュレーション、リバーブ、ディレイ、タイムベース・エフェクトなど、カスタマイズ可能なデジタル・オーディオ・エフェクトを簡単に追加できる柔軟なシステムを提供することができます。StudioLiveは、28個のコンプレッサ、28個のリミッタ、28個のハイパスフィルタ、2個のマスタ・ステレオ・リミッタなど、ライブ・サウンドの制作に必要なものはすべて搭載しています。このため、ミュージシャンやオーディオエンジニアは外部のエフェクト処理モジュールにかかる費用を節約できます。もちろん、ライブの際の機器の搬入、搬出時間を短縮できるのはいうまでもありません。

複雑さを最小限に抑え、創造性を最大限に発揮
StudioLiveの開発には、デバッガ、C/C++コンパイラ、アセンブラ、リンカ、シミュレータを備えたADIのVisualDSP++®ソフトウェア開発統合環境が役に立ちました。VisualDSP++はソフトウェア/ハードウェア・ツールのCROSSCOREファミリー製品で、EZ-KIT Lite評価用キットも備えています。これらはすべて、製品開発プロセスの効率化や市場化までの期間の短縮に役立ちます。

PreSonusのStudioLiveは専用のデジタル信号処理を採用した同社初の製品であり、その有益性については疑う余地がありません。ADIのSHARCプロセッサは非常に優れた浮動小数点演算性能、オンボード・オーディオ・ペリフェラルの強力な機能性、卓越した使い勝手の良さを低価格で実現するため、PreSonusの技術者は現在市販されている製品の中で最も多様性に富んだ機能豊富なデジタル・オーディオ・ミキサを設計することができました。

その他の事例については採用事例のサイトをご覧ください。

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