Ingeteam、SHARC®を使用して送電網での風力タービン電力を制御
Ingeteam社 は、同社の新しいIngecon® CleanPowerシリーズを使用して、風が生み出すエネルギーのような厳しい自然を制御しています。Ingecon CleanPowerシリーズは、可変速度のタービンが送電網に送り出す電力の質を向上させます。Ingecon CleanPowerは新しい電気的なトポロジーですが、高調波歪みやフリッカ、リップルといった可変速度のタービンによく見られる問題に対処することにより、送電網に送られる電力を正確に制御します。すべての制御アルゴリズムを実行するのは、アナログ・デバイセズの32ビット、浮動小数点SHARC®プロセッサです。
Ingecon CleanPowerシステムの制御ユニットに用いられているDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)は、リアルタイムで制御アルゴリズムを実行しなければならず、そのためにDSPは一連の要求を満たす必要がありました。制御アルゴリズムは複雑であることから、浮動小数点プロセッサが絶対条件となりました。100μ秒以下で実行する必要があるリアルタイムの動作には、速度がもっとも重要だったのです。
もう一つの欠かせない点は、内部プロセッサのメモリが十分あることでした。これにはいくつか理由があります。制御ユニットは、処理を遅らす待ち状態を避ける必要があります。そのうえ、内部メモリは外付けデバイスの数を減らし、ボード設計におけるEMI問題を最小化します。SHARCプロセッサは内部メモリをデータ・メモリとプログラム・メモリに柔軟に分割できるので、ハードウェアを交換しなくてもアプリケーションを将来の必要性に合わせて適合させることができます。
スペインのザムディオにあるIngeteamのシニア・エンジニアは次のように述べています。「Ingeteamは在来型エネルギーと再生可能エネルギーの両サプライヤと仕事をした経験があり、そのおかげでアプリケーションの必要条件を深く理解できるようになりました。それに、我々はSHARCをこれまでの製品で10年ほど使用していたので、SHARCの浮動小数点の性能がこの新しい制御ユニットの要求にぴったりだということがわかっていました」
Ingeteamは、Ingecon CleanPowerシリーズの制御ユニットにSHARCを実装するだけでなく、次世代制御ユニットのIngedrive® converterラインにもそれを実装しています。これは産業、海洋、インフラストラクチャなどで使用するための中出力から高出力の幅広いAC/DCコンバータです。
詳しくは、Ingecon CleanPower のウェブサイトをご覧ください。
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