東京 (2010年09月30日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、ADIの第4世代デジタル出力付き高性能低消費電力ジャイロセンサーの最新製品、iMEMS®ジャイロセンサー「ADXRS453」を発表しました。この新製品は、過酷な条件下における角速度(回転)センシング向けに特別に設計されており、先進的な差動Quad-Sensor™(クワドセンサー)設計が特長で、強い衝撃や振動のある条件下でも、正確に動作します。ADXRS453は、市販品の中でも最も高い安定性と振動耐性を備えたMEMSジャイロセンサーで、リニア加速度感度はわずか0.01°/sec/g、振動感度はわずか0.0002°/sec/g2、ノイズレート密度仕様は+105℃において0.023°/s/√Hz、ヌル・オフセット安定性は16°/hr、消費電流は標準条件下でわずか6mAです。ADXRS453は、キャビティ・プラスチックSOIC-16およびSMT互換の縦型実装パッケージで供給され、電源電圧は3.3Vから5V、温度範囲は-40℃から125℃での動作が可能で、産業および防衛用アプリケーション向けに最適です。
ADXRS453 iMEMSジャイロセンサーの詳細について
ADXRS453は、±300°/secの角速度をセンシングすることができ、シリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)の通信インターフェースを備えており、32ビットのデータフレーム内に16ビットの角速度データと自己診断結果を格納して出力します。ADXRS453は動作中のバックグラウンドセルフテスト機能(コンティニュアスセルフテスト)を持ちます。センサー素子を含めた製品全体の故障診断は、高周波の静電気力をセンサー素子部に印加し、その結果発生した信号を解析することにより行われます。
アナログ・デバイセズ社 慣性MEMSセンサー・マーケティング&アプリケーション・マネージャ、ウェイン・メイヤー(Wayne Meyer)は次のように述べています。「他のMEMSジャイロセンサーは、いずれも高温や振動などの過酷な条件下では高い性能を発揮することはできません。温度と振動に対する高い安定性と最高+125℃までの動作温度範囲により、ADXRS453は、あらゆる種類の、要求の厳しいアプリケーション向けに、業界をリードする安定性と振動耐性を提供します」
主な特長とメリットについて
供給について
高性能のADXRS453は、本日からサンプル出荷を開始し、量産出荷は2010年12月の予定です。小型の16ピン・プラスチックSOICパッケージおよびSMT互換のセラミック縦型実装パッケージで提供され、1,000個受注時の単価は、48.24ドルです。
アナログ・デバイセズ社 防衛エレクトロニクス・マーケティング・マネージャ、ケリー・アトキンソン(Kelly Atkinson)は次のように述べています。「ADXRS453は、強い衝撃や振動によって惹き起こされるリニア加速の影響を排除する革新的なQuad-Sensor™設計を特長としています。衝撃や振動への耐性が低いジャイロセンサーでは測定誤差の原因となることがありますが、ADXRS453は、無人機(UAV)や地上/海上用車両のプラットフォームの安定化、および航空電子工学機器など極めて過酷な条件下においても、複雑なナビゲーションおよびGPS支援推測航法を実現することができます」
アナログ・デバイセズ社は、技術革新、業績、そして卓越した技術を企業文化の柱に、技術セクターにおいて長きにわたり、最高の成長を誇る企業のひとつとしての地位を確実にしてきました。データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術で高い評価を得ており、6 万社を超える顧客に製品を提供しています。アナログ・デバイセズ社は、米国マサチューセッツ州ノーウッドに本社を構え、設計/製造拠点を世界各国に展開しています。S&P 500インデックスの一社に挙げられています。http://www.analog.com/jp
※ iMEMSはアナログ・デバイセズ社の登録商標、Quad-Sensorは同社の商標です。
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