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SHARCプロセッサを、富士通テンがカーオーディオ・システム向け「音響空間コントロール技術」に採用

最高のリスニング体験を実現する音響イコライゼーションや不要反射音の除去などの高度なオーディオ機能の提供が可能に

東京 (2009年01月15日) -

アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、カーエレクトロニクス・メーカーの富士通テン株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:勝丸 桂二郎、以下、富士通テン)が、車内における優れたリスニング環境を実現するため、同社の最新の高性能パワー・アンプに、ADIの高性能SHARC®プロセッサを採用したことを発表します。富士通テンが「音響空間コントロール技術」と呼ぶこの技術は、ラウドスピーカーから車のボディーに伝わる振動を大幅に抑制し、窓ガラスや、インストルメントパネルからの不要な音の反射を除去し、キャビンの天井やシートによって吸収された残響音を補償します。また、車載用ラウドスピーカーやその配置による制約を補償することにより、音響の空間品質を高め、広い室内で聴いているような開放的なサウンド体験を提供します。

富士通テンは、高い性能と精度を特長とするADIの浮動小数点DSPプロセッサ「SHARC ADSP-21364」を2個採用したこのシステムを、多大な研究と工学技術を駆使して開発しました。その結果、音響空間コントロール技術による優れた機能が実現し、ユーザは車内において高品質な音響体験を楽しめるようになります。

アナログ・デバイセズ社 汎用DSP担当ヴァイス・プレジデント、ジェリー・マクガイヤ(Jerry McGuire)は、次のように述べています。「当社のSHARCプロセッサ・ファミリーは、高品質オーディオ処理の “標準”ともいえる製品です。業界の革新的企業として知られる富士通テンの製品に当社のテクノロジーが採用され、同社製品における最新技術の向上に協力できたことを嬉しく思っています」

また、富士通テンのCI本部音響事業部音響開発部部長、加藤茂樹氏は次のように述べています。「当社の音響空間コントロール技術は、自動車の室内という厳しい環境の中で高品質な音響を実現するために、高精度な信号処理技術を必要としています。当社のエンジニアは皆、SHARCプロセッサ・ファミリーを高く評価しており、その性能と機能は当社のアプリケーションに最適です」

多彩なアプリケーションを実現するSHARCプロセッサ
アナログ・デバイセズの浮動小数点DSP であるSHARCプロセッサ・ファミリーは、その高い性能、大容量のオンチップ・メモリ、そしてI/Oスループットにより、産業、科学、医療、オーディオなどの幅広いアプリケーションに適しています。SHARCは、プロ向けの録音スタジオやコンサート・ホール、ホーム・シアターなどのデジタル・ホーム・システム、車載用システムなど、高品質なオーディオ機器に最適な信号処理プラットフォームとして、オーディオ業界で高い評価を受けています。

アナログ・デバイセズについて

アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ-:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。http://www.analog.com/jp

SHARCは、アナログ・デバイセズ社の登録商標です。ここに挙げたその他の商標は、それぞれの所有者の財産です。