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通信、医用、およびレーダ・アプリケーション向けに高速差動アンプ「ADA4927」を発表

  • 高性能、低ノイズ、および低消費電力の業界最高レベルの性能を実現
  • DCから100MHzを超える広範囲の入力帯域幅において性能を保持
  • ADA4927

    東京 (2008年10月01日) - アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、低消費電力が求められる通信や計測システムで高ゲインA/Dコンバータ(ADC)の駆動を行うシステム設計者向けに、高性能、低ノイズ、および低消費電力の業界最高の組み合せを可能にする高速差動アンプ「ADA4927」を発表しました。ADA4927差動アンプは、消費電流が同クラスの他のデバイスに比べて半分未満という性能を誇ります。さらにG=10(ゲイン=10)において、競合のADCに比べ6dB以上良好な80dBを超えるSFDR(スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ)を実現します。そのような高ゲインの場合、他のADCドライバは、70MHzを超える周波数においては急速な劣化が生じますが、ADA4927は、電流フィードバック・アーキテクチャによって、DCから100MHzを超える広範囲の入力帯域幅で性能を保持できます。

    ADA4927は、シングルエンド入力-差動出力と差動入力-差動出力のどちらの構成でも使用可能となっており、ADIの2チャンネル16ビットADC「AD9460」「AD9461」、そして低消費電力14ビットADC「AD9246」をはじめとする高性能14ビットや16ビット・コンバータを駆動するように最適化されています。ADA4927は、周波数100MHzまでの低IF(中間周波数)とベースバンド信号処理を使用し、14ビットや16ビットの精度が要求されるワイヤレス通信アプリケーション、医用機器やミリタリー用電子機器に最適です。2チャンネル・バージョンのADA4927-2は、I/Q復調方式に用いられるデュアルADCを駆動するのに適しており、100MHzで–80 dBという低いクロストークとゲインおよび位相のマッチングを実現します。

    ADA4927は、コモン・モード・フィードバック・ループを内蔵しているので、ユーザは、出力コモン・モード・レベルを個別に調節し、ADCの入力コモン・モード電圧にマッチングさせることができます。さらに、卓越した出力バランスと偶数次高調波の抑制を実現します。

    ADA4927は、ADI独自のシリコン・ゲルマニウム(SiGe)CBプロセスを用いて製造されており、低歪みと2.3nV/√Hzの入力電圧ノイズ、さらに、1.4GHz(G=+2)の–3dB帯域幅、および5000V/µSというスルーレートを実現できます。ADA4927は、3.3Vおよび5V動作ともに動作温度範囲−40℃から+105℃の仕様となっており、消費電力は3.3V単一電源の時に120mW未満です。

    供給と価格について
    ADA4927-1とADA4927-2は現在量産出荷中です。ADA4927-1はPbフリーの3mm×3mm 16ピンLFCSP(リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ)で供給し、2チャンネルのADA4297-2は、4mm×4mm 24ピンLFCSPで供給しています。ADA4927-1の単価は1,000個受注時で3.79ドル、ADA4927-2の単価は1,000個受注時で5.69ドルです(いずれも米国における参考価格)。詳細は、ウェブサイトhttp://www.analog.com/jp/ADA4927をご覧下さい。
    ADCドライバに関する詳細については、www.analog.com/jp/adcdriversをご覧下さい。

    アナログ・デバイセズについて

    アナログ・デバイセズ(ADI)は、技術革新、高性能、そして卓越した技術力を企業文化として継承し、半導体市場において長期にわたり高い成長を示してきました。ADIは、データ・コンバージョンとシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として業界で高い評価を得ており、あらゆる種類の電子機器分野を取り扱う世界各国60,000社以上の顧客に製品を提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年以上の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、全世界で約8,900人の従業員を擁します。製造工場は、マサチューセッツ、カリフォルニア、ノース・カロライナ、アイルランド、フィリピンにあります。アナログ・デバイセズはニューヨーク証券取引所に上場しており(ティッカ-:ADI)、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。http://www.analog.com/jp