Linduino

Linduino はアナログ・デバイセズの Arduino 互換システムで、アナログ・デバイセズ製集積回路のファームウェア・ライブラリおよびサンプル・コードの開発と配布に使用します。

Linduino のコード

コードは他のマイクロコントローラ・プラットフォームに簡単に移植できるように設計されており、プロセッサ固有の機能をなるべく使用せずに C 言語を採用しています。コード・ライブラリは下のダウンロード・セクションからダウンロードし、お客様のプロジェクトにそのまま利用することができます。サポート製品のコード・セクションで個々のコード・スニペットを参照することもできます。Linduino One ボード(デモ回路 DC2026)によって、特定 IC 用の標準デモ・ボードでコードを直接テストすることができます。

Linduino One ボード

Linduino One ボードは Arduino Uno と互換で、Atmel ATMEGA328 プロセッサを使用しています。14 ピンの QuikEval コネクタによって、A/D コンバータ、D/A コンバータ、高電圧電力モニタ、温度測定デバイス、RF シンセサイザ、バッテリ・スタック・モニタなど、さまざまなアナログ・デバイセズ製品の 100 種類ほどのドーター・ボードに接続することができます。

LTM2884 USB アイソレータは、PC へのグラウンド接続を遮断して、制御用のコンピュータとは異なるグラウンド電位でプロジェクトを動作させることができます。

DC2026 Linduino One(Arduino 互換の絶縁型デモ・ボード)を購入する

セットアップ

Linduino のセットアップはとても簡単です。DC2026 デモ・マニュアルにセットアップ手順の詳細な説明があります。

デモ・マニュアルの手順をすべて実行するには、以下に示す 3 つのファイルが必要です。
1. 最新版 Linduino スケッチブック(Linduino sketchbook)。このファイルには Linduino のコード・ベース、デモ・ボード回路図、ボード・ファイルが含まれています。コードのみでよい場合は、このファイルだけで十分です。
2. QuikEval プログラム。Linduino ボードは、互換デモ・ボード用のすべての GUI を提供する QuikEval プログラムと通信できるファームウェアを搭載しています。Linduino One ボード用の正しい USB ドライバをインストールするためにも、QuikEval のインストールを推奨します。
3. Arduino IDE。Arduino 用の開発環境で、コードを変更したり、Linduino One にプログラムをロードしたりするために必要です。

その他のリソース

設計ファイル (回路図、ボード、ガーバー)
回路図 (PDF)
Notepad++ (推奨コード・エディタ)
Atmel Studio (Linduino ハードウェアと Atmel プロセッサによる高度な開発/デバッグ用)
Linduino 変更記録 (2017年10月24日最終更新)

パワー・システム・マネージメント

Linduino は、Atmel 社の Arduino Uno マイクロコントローラと、回路内ファームウェアを迅速に更新するブートローダで構成された開発プラットフォームです。ソフトウェアは、AVRGCC コンパイラをベースにしたシンプルなプログラミング環境です。プラットフォームは使いやすく、ハードウェアもソフトウェアもオープン・ソースであり、C言語でプログラムできることから広く使われています。I2C(Inter-Integrated Circuit)や SPI(Serial Peripheral Interface)などのデジタル・インターフェースを備えた集積回路用ライブラリのデモと配布に理想的です。Linduino PSM は PSM(パワー・システム・マネージメント)デバイス向けの製品で、PMBus ライブラリとスケッチをLinduinno ソフトウェアで配布します。PMBus ライブラリには以下が含まれており、信頼性の高い PMBus コードを簡単に作成できます。

  • I2C/SMBus/PMBus API
  • ブロックおよびグループ・プロトコル
  • L11/L16 – IEEE 浮動小数点変換
  • フォルト・ログのデコーディング
  • サンプル・コード

Linduino PSM は、PMBus の学習など、PSM デバイス用コードの記述を習得するためのメカニズムとなります。また、実装前に設計を実験して確認するための安全な環境も提供します。サンプル・ファームウェアをダウンロードしてコンパイルすることができるため、アナログ・デバイセズ製 PSM 部品をベースとする設計を迅速にスタートできます。

FAQ

Linduino とは?

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Linduino(DC2026)はアナログ・デバイセズの Arduino 互換システムで、アナログ・デバイセズ製集積回路のファームウェア・ライブラリおよびサンプル・コードの開発と配布に使用します。

LTSketchbook とは?

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Arduino を使って記述したプログラムをスケッチと呼びます。LTSketchbook は、Linduino を使ってアナログ・デバイセズの集積回路と通信するためのスケッチを集めたコード・ベースあるいはファームウェア・ストレージを指します。

LTSketchbook はどこで入手できますか?

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Linduino の使用方法

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DC2026B(Linduino)デモ・マニュアルには、Linduino を初めて使用する人のために詳しい解説が書かれています。

Arduino を使って QuikEval ソフトウェアを実行できますか?

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できません。Linduino は、Arduino Uno のようにセカンダリの ATMEL チップではなく FTDI チップを使用します。QuikEval ソフトウェアは、アナログ・デバイセズのコードを記述した FTDI チップが必要です。

LTSketchbook がすべてそろっているのに Arduino IDA が一部の機能を認識できないのはなぜですか?

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考えられる原因の 1 つは、Arduino IDE でスケッチブック位置の設定(Preferences for Sketchbook Location)を LTSketchbook にしていないせいです。また、Arduino 1.0.4 を使用しているか確認してください。

同じ Linduino を使って 2 枚の SPI ベース・デモ・ボードを制御する方法を教えてください

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どちらかのデモ・ボードのリボンケーブルにあるピン 14(GPIO ピン)をチップ・セレクトにしてください。ただし、このボードでそのピンを他の接続に使用していない場合に限ります。

DC590B とは?

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デモ回路 590B は、SPI および I2C インターフェースを持つ USB ベースのコントローラ・ボードです。QuikEval ソフトウェアは、DC590B に接続されているボードを自動的に検出します。Linduino には DC590 エミュレータ・コード(DC590B.ino)がプリロードされています。

Linduino を使って QuikEval と同様のテキスト・ベースのユーザー・インターフェースを使用する方法を教えてください

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DC590B.ino を含む Linduino をアップロードしてください。COM ポートから特定の文字を送ることにより、部品と通信できます。
例えば、
x = チップ・セレクトをローにプルダウン
S = 2 個の 16 進文字を使った 8 ビットの送信を通知(16 進文字は大文字でなければなりません)
80 = 上位バイト・データ送信の例

S = 2 個の 16 進文字を使った 8 ビットの送信を通知
00 = 下位バイト・データ送信の例
X = CS をハイにプルアップして、コードを DAC にロード

この文字列は CS をローにプルダウンして 0x8000 を DAC に送信し、さらに CS をハイにプルアップします。

Arduino を Linux にインストールする方法を教えてください

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以下のページで、Windows、Mac、Linux 用の初期バージョンの Aruduino を入手できます。
http://www.arduino.cc/en/Main/OldSoftwareReleases#previous

Windows 8 を使用していますが、Arduino ドライバをインストールできません

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Arduino ドライバを Windows 8 にインストールするには、ドライバ署名の強制機能(Driver Signature Enforcement)を無効にする必要があります。機能を無効にする方法は、こちらをご覧ください。

Linduino に DC590 エミュレータ・コードをアップロードしてあるのに、QuikEval を開くと「Bad Linduino Sketch」というエラー・メッセージが表示されるのはなぜですか?

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次のようなエラー・メッセージが表示されていると考えられます。



この場合に考えられる理由の 1 つは、DC590_emulator.ino コードをアップロードするときに Arduino IDE 上で正しいボードを選択しなかったせいです。Linduino を使用するには、「ツール」→「ボード」(Tools --> Board)から「Arduino Uno」を選択してからコードをアップロードする必要があります。