ZOLLメディカル・コーポレーション社の手のひらサイズCPR装置が、アナログ・デバイセズのiMEMs®モーション・センサー技術を活用して、突然の心停止者の救助を支援

PocketCPR®は、第一対応者にリアルタイムに指示を与え、音声と視覚によるフィードバックを返します。

統計データからは次のような事実が浮かび上がります。私たちが突然の心停止に見舞われた場合、高水準のCPR(心肺蘇生術)が施されない限り数分間しか生存することができません。また、アメリカ心臓協会によれば、突然の心停止者のうち95パーセント以上が病院に着く前に死亡するとのことです。

手のひらサイズCPR装置 Silo

ZOLLメディカル・コーポレーションは、高水準のCPR心臓マッサージを施す救助者を支援するため、PocketCPR装置を開発しました。PocketCPR装置は、アナログ・デバイセズのiMEMs(統合化マイクロ電気機械システム)を使用しており、心停止に見舞われた人に手で心配蘇生術を施す救助者のために、ステップごとのガイダンスと動作に固有なフィードバックをリアルタイムに行います。

命を救うための処置は数分
突然で予想外の心臓機能の停止は、救助者による応急手当が早急に必要な緊急事態です。アメリカ心臓協会のガイドラインによれば、CPRは突然の心停止から4分~6分以内で正しく実行される必要があります。また、有効なCPRを施さないまま1分が経過するごとに死亡率が10パーセントずつ増加します。このような緊急事態であるということに加え、第一対応者は訓練を受けていない家族やその場に居合わせた人が多いというのが実情です。突然の心停止に伴う最大の課題の1つは、その場に居合わせた人が緊急事態にCPRを行う訓練経験がなく、やる気もなく、自信もないことだといってもよいでしょう。

PocketCPRは、反応を確認したり援助を求めたりなど、突然の心停止に必要とされる重要な救出手順を開始するために音声と視覚による指示を救助者に与え、さらに心臓マッサージの強さと間隔をリアルタイムにフィードバックします。すべての手順は、アメリカ心臓協会の推奨ガイドラインに従っています。

iMEMs慣性センサーにより、CPRの心臓マッサージのリアルタイム・モニターを実現
アナログ・デバイセズのADXL322 ±2g iMEMs加速度計を使用することによって、ZOLLメディカルは、心臓マッサージ動作の正確な検出とモーション・モニタリングを行い、リアルタイムCPRモニタリング装置を提供することが可能になりました。アメリカ心臓協会および国際蘇生連絡協議会(ILCOR)のガイドラインが推奨する、わずか1.5~2インチ(3.8~5.1cm)の深さの心臓マッサージを可能とするために、ADXL322 iMEMs加速度計は、CPRの間に個々の心臓マッサージの深さをリアルタイムで高精度に測定し、さらに救助者が毎分100回の推奨心拍数を維持できるようメトロノーム音を刻みます。ADXL322加速度計のモーション感度によって、胸部にさまざまな動きを与えることとなる、救助者の施す圧力の微妙な変化を正確に測定することができます。心臓マッサージが不十分で効果的な血流が得られない場合、血液が身体全体にわたって効果的に流れ続けるよう、PocketCPRは耳で聞こえかつ目で見えるように、「より強く」とCPR施術者に促します。1.5インチ以上の動きで圧力が正しく生成されると、装置は音声で「適切なマッサージです」と伝え、目で見える合図として対応するLEDが点灯します。「適切なマッサージ」が施されている場合は4つのLEDが点灯し、医学的に推奨される1.5インチ未満の変位である場合は1つのLEDが点灯し、視覚的に表示されます。PocketCPRの音声と視覚を用いた補助機能の強化によって、救助者はこの厳しい難局に必要とされる対応力と自信が得られます。

コンパクトで低電力の装置設計
単一のモノリシックICに緊密に集積された、ADXL322は信号コンディショニング付きの電圧出力を備えた完全2軸の加速度計です。分解能が2mg(60Hz)で、小型で薄型(4mm×4mm×1.45mm LFCSP)の加速度計は、エネルギー効率に優れたハンドヘルド形状で高分解能を必要とする、重要なポイント・オブ・ケアの医用装置用に最適化されています。PocketCPR装置の場合、ADXL322は、各マッサージの間に極めて重要なセンサー機能を実行し、胸壁運動の深さや速度を計測します。PocketCPR装置が12時間も電池で動作するのは、ADXL322加速度計が340µA(Vs=2.4V)という低消費電力であることによるものです。汎用のADXL322加速度計は、動的加速(振動)および静的加速(重力)の両方を測定するように設計され、広範囲のアプリケーション用に最適化されています。

ADXL322によって、加速度計の機能は、あらゆるアプリケーションの深さと幅を増大し続けています。その小さな占有面積、低消費電力、高分解能によって、ADXL322は多数のポータブル・デバイスにおいて、高性能でフル機能の設計を促進しています。多軸デバイスでの感度、低消費電力、小型化を改善し続けることで、アナログ・デバイセズのiMEMs慣性センサーは、システム設計者がデータ入力、メニューと表示の制御、パワーマネージメント、状況認識、ナビゲーションなど、新機能を備えた次世代設計を実現するのに役立ちます。

PocketCPRは、実際の突然の心臓トラブル時に救助者を確実に支援できるように設計されており、またCPRトレーナを支援するトレーニング・ツールとしても使用され、教室で実際に訓練することが可能です。ZOLLメイディカルは、アナログ・デバイセズのiMEMs技術を最新の設計に組み込むことによって、CPR施術者が訓練されていてもいなくても、人命を救う必要があるときには直ちにガイダンスと自信を得られるようにしています。

iMEMsは、アナログ・デバイセズの登録商標です。
PocketCPRは、ZOLLメディカル・コーポレーションの登録商標です。

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