プレス・リリース

慣性計測ユニットADIS16470のROS対応ドライバを公開

~ロボット、ドローン、無人搬送車等へのIMU搭載時の評価がさらに容易に~

2018年09月09日 - 東京
  • アナログ・デバイセズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:馬渡 修、以下アナログ・デバイセズ)は、高性能慣性計測ユニット(IMU)「ADIS16470」のROS(Robot Operating System)対応ドライバを公開しました。コミュニケーションロボット、工場やオフィスで活躍するロボット、ドローン、無人搬送車(AGV)などのアルゴリズムやシステム開発に拡大を見せる「ROS」に注目し、一般社団法人 東京オープンソースロボティクス協会(TORK)に依頼、IMU製品のROS対応ドライバの開発を行いました(http://opensource-robotics.tokyo.jp/?p=3109)。開発したソフトウェアはGithubで公開中です。本ドライバによりIMU搭載時の評価が容易になり、高度なロボットシステム開発の時間短縮を促します。

    TORK代表理事の但馬 竜介氏は次のように述べています。「高い精度と優れた安定性を備えたアナログ・デバイセズのIMUがROSを用いることで、誰でも手軽に利用できるようになりました。ROSの豊富なパッケージは、センサーの姿勢推定や可視化をサポートしており、自律走行やドローンのような高度なロボットシステムを短期間で作り上げることができます。オープンソースソフトウェアですので、誰でも自由に利用でき、ソフトウェアを改変することも可能です。ぜひこの性能と手軽さを多くの方に体験していただきたいと思います」

    なお、本ドライバをデモと共に、9月14日(金)に東京で開催されるROSCon JP 2018(http://roscon.jp/)に出展します。アナログ・デバイセズはROSCon.JP2018のゴールドスポンサーです。

    アナログ・デバイセズの慣性計測ユニット(IMU)は、高精度のジャイロセンサー、加速度センサー、磁気センサー、圧力センサーを複数軸で組み合わせたものが基本になっています。IMU製品は、工場で出荷時にオフセットやドリフトの校正が行われるので、開発や実装の時間とリスクを低減できます。IMU製品は、その使いやすさ、ノイズ特性や耐衝撃性能により、過酷な環境における自律走行ロボット分野などで高く評価されています。

    アナログ・デバイセズのIMU搭載事例としては、千葉工業大学林原靖男教授のロボット設計・制御研究室が制作し、「つくばチャレンジ2017」で2kmの自律走行コースを完走したロボット「ORNE」があります。林原靖男教授は次のように述べています。「アナログ・デバイセズのIMUは、ジャイロセンサーからの誤差(安定性)が競合品に比べ非常に小さく、安定した角速度を入手できます。加えて、出力を補正する機能がIMU自体に内蔵されているため、値を安心して利用可能で、ソフトウェア開発の負担も大きく低減できました」
    今年11月に開催される「つくばチャレンジ2018」で走行する新しいロボットにも弊社IMUが搭載される予定です。


    一般社団法人 東京オープンソースロボティクス協会について
    一般社団法人東京オープンソースロボティクス協会は、オープンソースソフトウェアに基づくロボティクス領域の形成と発展をサポートする組織です。ロボット分野におけるオープンソースの活用に関わる諸問題の解決の支援と、ユーザコミュニティ、アカデミア、インダストリーの関係強化を通じて、新しいロボット社会の創造を目指します。
    https://opensource-robotics.tokyo.jp/

    千葉工業大学 林原靖男教授について
    筑波大学第3学群卒業、同大学院にて博士号取得。桐蔭横浜大学にて助手、専任講師、准教授を経て、2006年度より千葉工業大学未来ロボティクス学科准教授を経て現職。著書に『超入門!付属ARMマイコンで始めるロボット製作』(CQ出版)など多数。
    http://www.hayashibara.net/

     

     

  • アナログ・デバイセズについて
  • アナログ・デバイセズは1965年の創業以来、高性能アナログで世界をリードし、さまざまな技術的課題を解決してきました。
    世界にインパクトを与えるイノベーションを実現するために、私たちは最先端のセンシング、計測、パワーマネジメント、通信、信号処理技術でアナログとデジタルとの懸け橋となり、世界の動きをありのままに描き出します。
    想像を超える可能性を―アナログ・デバイセズ analog.com/jp

  • 本リリース中に記載されている全ての登録商標や商標は、それぞれの所有者に属します。
Stay Informed